本の虫・活字の虫

首、肩が痛いのに、本をがしがしと読む。
ひたすら読み進む。

昨日、久しぶりに図書館に行ってきました。
図書館、大好き。
本を読んでいる人を見るのも好き。
同じ場所、空間にいるのにそれぞれの時間をすごしている。
各人の時間があり、思いがあり、世界ありで図書館ってちょっと不思議な空間かな。

あたしの町の図書館は利用者数が多い事で有名らしい。
休みの日に行くとすごくにぎわっている。
にぎわっているといっても図書館独特のざわざわとしつつも静かな時間が流れている。

昔、（といってもこの図書館が出来る前だけど）はもっともっと静かだった。
狭くて本が沢山あるところ特有の匂いがただよう空間でした。
それこそ山頭火の句のように「せき（咳）してもひとり（一人）」の空間が広がっていたのです。
本棚と本棚の間は人が一人、通れるぐらいの幅。
そして背の高い棚に整然と並んだ本たち。
その棚の間を陣どって脚立にすわる。
この脚立は高いところにある本をとるためのもの。
手を伸ばせばいろいろな本に手が届く。
誰も邪魔をしない静寂な時間。
決して綺麗で蔵書も沢山ある便利な図書館ではなかったけど、すごくあの雰囲気を懐かしく感じる事があります。今ではすごく便利で明るい光溢れる場所になっていますけどね・・

借りてきたものは
「司馬遼太郎の街道をゆく」のビデオ2本
英米文学の小説2冊
ファション雑誌 4冊
時代物の小説 １冊
料理のレシピ本・雑誌・エッセイ  各1冊
絵の描き方のハウツー本 1冊
こうやってみると雑多な感じがするけど図書館だからこそできる選択だな。

写真はmurder　pollenのスパイダーネックレスの住人です。

虫モチーフのアクセサリーも大好きっす。

剣より強いものは・・

始まりましたねトリノオリンピック。といっても興味があるわけでなくほとんど見ることはないんだろうな・・・

但し、開会式はその国のお国柄がでるので時間があれば見るようにしてます。
今回はファッションの国 イタリアということでちょっと興味あり。
イタリアの選手たちの入場時のコスチュームはアルマーニ氏のデザインだそうです。

イタリアンカラーを用いずメタリックの渋めの色をチョイスするあたりがアルマーニらしいとの見方もできるのでしょうか・・・
日本の選手たちのコスチュームもお金かけてるだろうからもっとどうにかならんのかね。
デザイナーは有名な人がしてるんでしょうがいかんともしがたいのが多いような気がします。
アテネオリンピックの時はたしか高田賢三氏だったような気が・・・
いかつい柔道選手が着ている大輪でカラフルな花柄は見ているほうがツライ。
ＫＥＮＺＯのコレクションとか見ているとステキだと思うものがあるのになんでこうなるんでしょう？？？？
デザイナーに問題があるのか、デザインを選考している人たちのセンスに問題があるのか・・
大御所より日本の若いセンスをとりいれていって欲しい・・
ｇｒｅｅｎなんてコンセプトがユニフォーム＆ワーク、ミリタリーだよ。
ｇｒｅｅｎの創るオリンピックユニフォーム・・かっこいいと思うんだけどね
スポーツがモード化しているこのご時世で逆行している日本のデザイン・・
是非、なんとか手をうってほしいと心から思います。
今年もあのデザインはお気に召さずでした。
花柄とへんてこ帽子よりはよかったけどさ・・

オリンピックはスポーツを通して平和でより良い世界をつくることに貢献することを目的として開催されているはず。
そのオリンピックが厳重な警備の下におかれ開催されているのも事実。
平和の祭典をつつがなく行うための厳重な警備・・
矛盾しているようなしていないような・・
オリンピック前に起こったデンマークの新聞社の預言者 ムハンマドに端を発する暴動・・
国連のアナン事務総長の言葉が印象的でした。
「言論の自由は何をしてもいいということでない・・しかし暴力を正当化する理由にもならない。」
デンマークの選手団・そしてアメリカの選手団の警備はもっとも厳重になっているそうです。
相手を尊重し敬うこころがけをもっていればこんな事にはならないのにね。
このスポーツの祭典が平和の祭典として有意義なものになってくれればと心から思う。

オリンピックのＴＶ中継の合間の朝日新聞のＣＭが印象的です。
朝日新聞も話題が多いけど、スポーツ報道にかかわらず、すべてにおいて真摯で誠実な報道をお願いしたいものです。
今回の暴動もきっかけは新聞からでした。
そういう意味でもペンは剣よりも強い！
与える影響の大きさを肝に銘じなくては・・

もしかしたら
報道は
感情的で、
残酷で、
ときに無力だ。
そして
私たちは思いしらねければならない
ペンのチカラを！

 

物欲再燃！

ミシンが欲しいです。

今までは使いたいときに実家から拝借してました。
それでも事は足りるのですが・・・
しかしそのミシンには決定的なダメージがっ！

なんとスピード調整できず。
なんと常にＭＡＸのハイスピードで飛ばしてくれるのです。
かなりのスピード狂。
走り屋じゃないんだからそんなとばさんでも・・という感じなのです。

縫うの早いよ！
ミシンかけ始めたらあっという間に何かができあがる。
ちんたらしてるよりは間違いなくいいんだけどね。
直線縫いはかえって喜ばしいぐらい。
それにひきかえ曲線はやばいっす。へんな叫び声をあげながらミシンと向き合ってます。
思っている線どおりに縫えないんだもん。これストレス！！！

このあいだ帽子つくった時なんか上手く出来たとおもったら、サイズが小さくなってしまってクラウンがぴちぴちの水泳帽に優雅なブリムがついているという代物になってしまいました。
かぶらなければかなりの出来栄え。
これでは帽子型オブジェですよね～

曲線が多い帽子をつくるにはやはりミシン買うかな。

帽子をつくるのは意外とカンタン！
作りかたを覚えればいろんなことが出来そう。
テキストは帽子製作第一人者の石田暁夫さん娘である石田欧子さんの本。
平田さんと言えば皇室の方の帽子や「モンシャポー」というブランドでもおなじみの方です。
その人を父に持つ娘の石田欧子。
センス、技術とも間違えないような気がします。
なかなか本人から習うのは難しいけど本をテキストとしてつかえばお得感倍増です。
写真も綺麗だし、作り方も丁寧。
初心者でもいけそうかな。
う～ん創作意欲がでてきます。

ミシン欲しいよお！！！！！！

冬のクスリ

手が痛いのがなおらなくて体調もイマイチ（１）ならぬイマサン（３）。
なんだかなあ～

 日が伸びてきてだんだん暖かくなってくる予感。
このカンジが好きっす。寒い冬の終わりの予感・・はやくコートを着ないでお出かけしたいな。
そんなことを考えながらこの寒さを乗り切る。

 冬の楽しみといえば温いものをハフハフ食べる事。鍋が美味い。
この間、もつ鍋の蟻月に予約の電話を入れたら皆、考える事が同じらしく全く予約がとれません。
ホームページをみたらおとり寄せもできるようなので寒さがどっかに行く前に取り寄せてみよう。

憂鬱な日々を乗り越えるのはやはり美味しいものか？
寒い冬を楽しむのは美味い旬の味覚か？

と言う事で本日の晩御飯は「ほうとう」でした。
あつあつを味噌仕立てのもっちりのほうとう。
そして忘れてはいけないのは甘い南瓜。
ほっとするおうちのバンゴハン・・・

これが冬を乗り切るための冬のクスリなのでした。

 

レントゲン

手が痛いっす。
右の親指が痛くて病院に行ってきました。
病名はケルバン病つまり腱鞘炎。
たいした事ないんだけど病名がつくとなお痛みがますような気がします。うぅ・・

レントゲンをとったのですが判明した事は腱鞘炎はたいしたことがないという事。
そして頚椎に異常が発見！
肩こりひどいと思ったらこんなことになっておりました。
皆も体をいとうてくだされ！！！
と言う事で明日から病院通いの日々になります。めんどくさいなあ～

レントゲン写真っておもしろい。
自分の体の中もそして骨の形も見ることはなかなか出来ない。
自分の体なのにねぇ～
手の写真、ホントきれいでしたよ。
ホネホネ写真ですけどね。

Ｘ線写真も写真の仲間。
レントゲンをカメラにしてとった写真がこちら。

水墨画のような濃淡で美しいと思います。
ホネホネ写真もスケスケ写真も美しいアートになるんですね。
もっとご覧になりたい方かこちらから→Judith K McMillan

脳のトーレーニング

最近、人の名前がすぐでてこない。
まじヤバイ！！！
頭、使ってないんだな。

ＮＩＮＴＥＮＤＯ ＤＳが売れているらしい。
脳を鍛える大人のＤＳトレーニングが大当たり！
ゲームであそぶ習慣がなかった団塊の世代を取り込む事に成功したと言う事らしい。
かくいう実家のおっとうがはまっております。

なかなか面白い。
学生の頃と違って、頭を使ったり、体をうごかしたりというのは強制されないかわりに自主的にやらないとどんどんやらなくなってしまう。
頭脳や記憶力は使わないと、どんどん錆びていく。
錆びてからでは遅いので少しでも頭つかわなきゃ・・

だいぶ前になるけど、「人体の世界」というのを見に行きました。
何回かやってるらしいけど、あたしが行ったのは日本初公開、最初の最初のやつです。
骨格の標本のように臓器がそのままの形で樹脂加工されていたり、ＭＲＩのように人体を輪切りにした状態で見ることができたり・・
結構、衝撃的でした。
もちろん、人体を形作るものズバリが樹脂加工されてるんだから映像としても衝撃でした。
そして人体の精巧なつくりにも衝撃をうけました。
展示されているものと同じものが自分の体の中にもあるという事実にも改めて考えさせられました。
その時にあわせて展示されてたのが夏目漱石の脳。
すごい人だかりで見るのが大変でしたけどね。
人体の世界より人々の世界でしたけど・・・
ちなみに夏目漱石の脳は一般の成人男性の平均の重さより重いそうです。
そしてしわも多い。
わずか重みの違いが天才と凡人をわけるのか。
これぞ生態の不思議なんだね。

頭、鍛えなきゃ。
発想力のない偏屈おばばになった困るもんね。

 

本日も快晴（堂）！！！

今日はよいお天気となりました。
風は寒いけどね。

本日はぶらぶらしに出かけました。
最大の目的は快晴堂。

知ってる快晴堂？？？
知る人ぞ知るお店だそうです。
あたし最近知りました。
ネットで主に展開しているようです。
自分が行くお店でぽちぽち扱っているところがあって、気になって調べたらネット販売か特定のショップのみの取り扱いとの事。

と言うわけで家から一番近いお店にでかけました。
そこのお店は快晴堂のアイテムのほかにいくつかのブランドを扱っているようで、なかなかのヒットでございました。
こういう着ていてラクチン服は癖になるからヤバいね。
そればっかになりそう。
だけど、ラクチン服こそ気をつけて選ばないと野暮ったく見える。
細心の注意をはらって自分に似合うものとコーディネートしないとずるずるのダラダラで近所のスーパーにお買い物服になってしまう。
カジュアル服でこそその人のセンスが問われるというものまんざら嘘でないような気がします。
いつものスーツ姿がりりしいと思っていた会社のあの人も休日にあったら・・なんて話も聞きますからね。

ゆったりラクチンおうち服をおしゃれに着こなせたらあたしもおしゃれサンの仲間入りかな・・

快晴堂での戦利品は大判ガーゼハンカチです。
この模様みたことあるでしょ。
アルファロメオ・シトロエン・フィアット・・
なんと車のエンブレムですよぉ
昨日に引き続きになるけどプレゼントにもいいと思うんだけどね。
相方は大きすぎてがさばるからいらんと言う・・だろうな。ハンカチ持たないし・・

チョコっとね

伊勢丹からバレンタインに向けてでしょうか、メンズアイテムのダイレクトメールならぬダイレクトブックが届きました。

すごい雑誌のような高級感です。
伊勢丹のダイレクトメールって写真もきれいだし、内容もいいので楽しみに見ています。
但し、高価なものが多くて、あたしのような庶民にはなかなか手が出ないものが多し。

今回ご紹介のお品物は・・・
商品番号１番
チェサレ アットリーニのスーツ
イタリア製 高級スーツ  お値段なんと３４６５００円。

商品番号２番
ルイジ ボレッリのトランクス
奥様、トランクスつまりパンツですよ。パンツ！
たかがパンツ。されどパンツ。
細部までにおよぶこだわりと気遣い。お値段なんと１２６００円

商品番号３番
オーダーでおつくりする靴下。
ジョマリオ クラシコ
こちらはお求めやすいお値段となっております。
６３００円～。

はっきりいって買えません！
さらりと紹介してるけど高いっす。
こういうのをすっ買える方もいるんでしょうけど・・
男の人のものってこだわりがつよいぶんお値段も天井しらずだね。はぁ～
男性からみると女性のものもそうやって思うんだろうな。
ちなみにワコールの高級バージョン「ＷＡＣＯＡＬ ＤＩＡ」ではキャミソール６万円ですから・・

まあお金に余裕のある方はバレンタインもありますので是非、旦那様、彼氏にプレゼント贈ってください。
プレゼントはもちろんもらうのは嬉しい。
それだけではなく相手の事を考えながら用意するのも楽しいし、嬉しくなる。
喜んでくれるのを見られるのはもっと嬉しい。

バレンタインに何もないのはちょっと淋しい。かといって大仰にするのはイヤ！
チョコ売り場に行くのも嫌だね。
結構、天邪鬼なもんでみんなと同じようにやってるとなんか白けちゃうんだよね。
毎年、こっそりとチョコを買いに行ってます。
だけどいいなと思うものは売り切れてたりする。
仕方ないけど、チョコレート商戦に参戦するのもなぁ

今年、こそ手に入れたいのはＺＯＯＬＯＧＹのアニマルチョコレート。
あけたらカバの親子。なかなかいけてると思ってます。
しかもキャラものでなくてかなりリアルでそこもヨイ。値段もかわいいし・・
ネタとして会社の義理チョコットにもよいかしらん。
写真がないのがツライ。

次のネタはピエール エルメのキャンディ
しかもキャンディといってもエルメ氏本人の顔・顔・顔。
金太郎飴ならぬエルメ飴。
高級感がただよう金太郎飴。しかもややウケ！！
これもいつか写真をとろう。

こうやってみるとバレンタインのチョコレート選びも楽しいかな～。
あたしもチョコ三昧だ。
まずはチャーリーとチョコレート工場を見るぞ！！

それからそれからちょっと古いけどショコラも観よう。

 

発見！シャムロック！

あいも変わらずお疲れモードです。
なんか風邪引いたかな・・・
体調よくないし、テンションあがらず・・ぐすん
こんな天気だと気がめいるのも仕方なしかな？
というわけで本日、晩ゴハン作りは挫折となりました。

今日の晩ゴハンは近所のダイニングバーへ
クスリの代わりにＧＵＩＮＮＥＳＳをぐびりと飲む
風邪には効かないけど、テンション低いのには即効性あり。
しかも缶のギネスではないのよ。
樽生のギネスです。う～ん 最高っす。

ビールはあんまり好きではない。
だけどギネスは別。 全くの別！！！
１杯目からあればギネスを飲む。そして、いろいろ浮気をしてからまたゆっくりとギネスを飲む。
ギネスに始まり、ギネスに終わる・・・
ホントにこの味が好き。
焦げた醤油せんべいの味がするような気がするんだけど、まわりにそう言うと変な顔されちゃうんだけどね。
もし、万が一にもあなたがＧＵＩＮＮＥＳＳを飲んだことがないなら、それは人生の○○％を損してますよ。（ちょっとおおげさかな・・）
そのくらい好きっす。

自分の手元に届いたグラスの中の液体を見ているとゆっくりと泡が落ち着いてきて、
液体の色が刻々と変化する。
白濁をさせている泡がクリームのように上になって漆黒の色が顔を出す。
そこをすかさず、ぐびり！
あわてず、騒がず、かつ泡が消えていかないその間に・・時間と疲れを飲み込む。
これが至福というのだろう。

ギネスはあのギネスブックのギネス。
酒の肴になるようにつくられた道楽記録のカタログなのです。
ギネス？？飲んだことないし知らん。と言う人でもギネスブックを知らない人はいないはず。
意外と身近なものなのです。

缶はスーパーでもコンビにでも見かけるようになってきました。
もちろん外に食べに行ってもギネスを置いているお店が増えてきました。
だけど、お店で飲むやつも缶がほとんど・・
樽詰め＝生ギネスをおいているお店はまだまだ少ない。
缶ビールと生ビールの味が違うように、やっぱ違うんだよね。
特に泡のクリーミーさがね！！

生ギネスを置いている店でもシャムロックが現れる店はもっと少ない。
シャムロックとはクローバーの事。
クローバーはアイルランドのシンボル。
そのアイルランドのシンボルをギネスにのっけてサーブする。

あるＴＶの旅番組で芸能人がチャレンジしてました。（誰だったかは忘れた・・）
ギネスには手順どおりの注ぎ方があってそれをマスターすればどの店に行っても自分で注ぐことが出来るらしい。
あたしもその資格が欲しい！！
ギネスの本社工場（アイルランドだとさ）でとれる。
ゆっくりビールを注ぎ、きまった泡の分量でグラスにおさめる。
そしてその泡の上に一筆書きのシャムロック（クローバー）を書き添える。
泡の上に同じ泡でうっすら浮かび上がるアイルランドのシンボル。
ねっ！いいでしょ！
飲みたくなるよね。

クリーミーな泡だこそできる芸当です。
生ギネスのシャムロック。
これがあたしの四葉のクローバーかもしれないな。
見つけると幸せになれる・・
皆もみつけて幸せで至福の時間をお過ごしください！！！
ちなみに通な頼み方・・１ＰＩＮＴ（ワンパイント）とご注文。
１ＰＩＮＴ＝５６２ｍｌです。
あと合わせてＦＩＳＨ＆ＣＨＩＰＳ（魚のフライとフライドポテト、読んで字のごとくですが・・・）を頼めば気分はすでにアイルランドに旅立ちます。

ではごいっしょに、Ｃｈｅｅｒｓ！