日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

タベルことにまつわること

2014-03-23 | ギャラリー
食物を噛み、飲み込むこと
つまり、これを『食べる』という。

人間に必要な栄養素を摂取する行為
つまり、これを『食べる』という。


人間が生きていくために非常に重要でなくてはならない行動
つまり、これを『食べる』ということなんである。


その「タベル」ことにまつわるいろいろなことを古今東西、多角的なアプローチを
試みる企画。
つまり、これを『タベルことにまつわること展』という。

   



岡本かの子の本
土門拳の写真
加賀まりこのセミヌード写真
月岡芳年の浮世絵
紀文の広告ポスター
コカコーラのテレビCM
旧ロシアのプロパガンダポスター
アンディー・ウォーホルのキャンベルスープの並びには横尾忠則のコラージュ作品
にっこりほほ笑むのは女性たちは別冊主婦の友の表紙の上で


いったいどんな展示なのかさっぱりわからなくなる出品目録をみながら
あくまでは切り口はそう「タベル」ということ。
すげえ大胆で死滅した恐竜たちのようなレシピを再現したビデオをを堪能しながら
タベルという行為の奥深さを感じたのだった。
しかもこの料理たちの大胆な発想はまさしくアートというほかにない!


その模様はこちらから→レトロクッキング


  



堪能しようと、感心しようと、タベルことにまつわることと、銘うてど、
肝心な食欲は満たされるわけもなく・・・・川崎市民ミュージアムを後にした。

お腹がへっていて、春風といえど風吹きすさぶ中をいくこと
つまり、これを『寂しい』という。