日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

崔智恩(チェ チウン)の空想食堂と白磁のこと

2013-01-21 | リブレリア
崔(チェ)さんが小さな本を出版された。

    

写真の添えられた文章は一文
多くは語るまい。



シウォナダ
静謐な味・大人の味・癒しの味を韓国語でこう称するのだという。
きっと和食ではきっと地味滋養という味なんだろう。
唐辛子、ニンニク、ショウガ刺激的なイメージが強い韓国の料理であるが
こんな一面に会えるとは。



Lee Gee jo の白磁が欲しい。
この白磁を見たくて崔智恩(チェ チウン)の空想食堂を取り寄せた。

  


静かな白磁のカタログ
青磁もいいけど今は白磁が気分。
ソニヤ パークが雑誌 BRUTUSでスタイリングしていた白磁
その時には器に対する一切のコメントがなく誰の作品かさっぱりわからなかったけど
昨年、ART&SCIENCEで Lee Gee jo(イ・キジョ)の展覧会をやっていて
この人の作品だと知った。
ついでに行き損ねた悲しさを味わう。
今年、展示会がないのならソウルに行っちゃうよ!とこっそり心の奥で呟いてみた。


白磁の器に盛られたシウォナダの料理。
白磁は日本の和食を盛るのにも丁度良い。
本とよぶには頼りない冊子の態。
それでもあたしの白磁の理想がつまった一冊。
そして日々の食卓はこういう癒しと丁寧さと愛情を盛り込みたい。
なかなか至難ではあるが・・・・。

  





コメント
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