日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

あるべきままに

2011-06-19 | ギャラリー
梅雨の合間のこの時期にお花見に行く。


この時期は



やはり紫陽花。

雨の色の



ライラック。

色とりどりのアネモネも




そして忘れてはいけない花の女王様 バラ



ルドゥーテ「美花選」展@Bunkamura ザ・ミュージアム

花のラファエロ、バラの画家と称されるピエール=ジョセフ・ルドゥーテの版画を見に行く。

花のアロマが漂う会場で細密、緻密に描かれた花たち。
盛りを留めたその刹那は神々しくも優雅でたおやか。
ぎすぎすした日常とは別世界。

美しさとは「余裕」だね。
そして「余白」の美。
あるべき姿がこれほどまでに美しいのかと。


なんだか完璧すぎて疲れてしまったわ。
こんな「完璧」な花見はそうそうできないから。



帰りがけに面白いものを見つける。



分かるかね。

小さなガラスのピンブローチです。
3cmほどのガラスのフラワーベース。
虫食い、雑草、しおれかけ。
花は花でもそういうものを楽しむものよろしいのかと。

その昔フェリシモで同じようなガラスのピンブローチを買って大切に持っていた。
どこを探しても見当たらなくてちょっと気になっていたんだ。
首が長めの小さなビン。
やはりおなじように生花をいれてブローチにするの。

どうしても生花をアクセサリーにしたくって同じようなものを探す。
そして見つかったのがStefano Poletti(ステファノ・ ポレッティ)。
これはネックレス。
着けていく度に注目の的。

これはこれで良いのだがあたしが小さいころに持っていた雑貨みたいなやつも
なかなかいい仕事をしてくれていたんだが・・・・。


そして本日、出会ったのがこの小さなピンブローチという訳。
お値段 なんと315円。

一輪のタンポポでよし、葉っぱだけでもいい。
2個も3個も持っていても仕方がないけど、その安さゆえにもう一つ買ってくれば良かったかしら。



それ以上飾らず、あるがままの姿で時に抗わず。
花は花のままに。
美に飢えたあなたに。
美に疲れたしまったあなたにも。

~7月3日まで。
美輪明宏の「花言葉」からの美しいお言葉も堪能できます。









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