日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

冷蔵庫の宝物

2011-04-13 | トラットリア
なんか良いニュースはないのかね
 
ニュースを見なくたって生活はできる
目の前にある状況をたんたん受け止めればいいのだからね
かといって見ないわけにもいかないか
気になることもいっぱいあるし。
 
如何せんネガティブな話題が多いから
つられてしまう自分の弱さ
ニュースに一喜一憂の日々です。
 
 
「茨城沖 コウナゴから再び基準を超えるヨウ素検出」
 
 
ああ、またネガティブニュース
 
 
茨城沖の小女子は本当においしくて
我が家の食卓にはかかせない食材なのだ。 
おふくろの味というわけではないが本当にウチの大切な味なんだ。
 
 
葱と小女子のかき揚げ
おろしうどん
チャーハン などなど。

かき揚げは葱が白葱ではなくて九条葱ならごちそうだし、
おろしうどんはたっぷりの大根おろしに小女子の塩気が絶妙で簡単で絶品。
この時期ならわさび菜とちりめんじゃこのように小女子をちらしてサラダにしても美味かもね
 
安くって美味しくって小女子ってすばらしい。
ひたちなかの魚市場に行くたびに必ず買ってくるのだ。
地味な素材ではありますがこれが欲しくてわざわざ足を伸ばして買いに行く。


マスにたっぷり山盛り
ついでにもう一声のオマケまでしてもらって 500円
これを小分けにして冷凍庫へ 
大事に大事に使ってなくなりそうになったら買出しドライブ。

 
 
 
それだけの価値がある食材です。
こういうニュースが報道されると流通がとまってしまうし
なにより漁がおこなわれなくなってしまうから食べられなくなっちゃう。
ついでに安いはずの雑魚が高級魚になってしまうだろうから
なお更、買えなくなってしまいます。
当分、あの美味しさを味わえないとおもうと残念でなりません
いやいや関係者の方が残念無念だろう。
 
 
今、冷凍庫の中の小女子はあたしにとって宝物。
キャビアが黒いダイアモンドなら
茨城産小女子は海のスモーキークォーツか。
 
今夜、あえて小女子を使って料理をします。
茨城産の小女子が出回ったらすぐに買いにいけるように
これも大切な復興支援。
 
兵庫県ではこの小女子を春告魚と呼ぶそうだ。
 
春を告げる魚
とてもいい呼び方。
茨城産 小女子が市場に出回って早く、関係者にもほっとできる春がくるといい。
コメント
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