(写真は、昨日年金振込金融機関から私宛に届けられた「振り込め詐欺注意」葉書。)
過去にだました男の数は両指があっても数え切れないが、今の今まで男にだまされる事など露知らずこの世を渡って来ているた原左都子だが…
(いえいえ、単なる冗談ですのでどなたもお気になさらないで下さいませませ。)
「アポ電」とやらで、自宅にいた高齢女性が強盗に遭い殺害される事件が発生した直後期から。
我が亭主が、「うちはマンション全館セキュリティシステムの入替えにより、個別住居玄関先にも防犯カメラを付けておいてよかった。」と言い始めた。
私が応えて「その考えは十分に甘い! 玄関ドア前に防犯カメラを付けたからと言って、訪問者を信じてしまったら誰しも玄関ドアを開けるよ。 要するに相手もそんな高齢者の“他人を信じる弱み”を狙っての殺害行動であるのは歴然だ。 貴方(亭主のこと)もだまされる部類だねえ~。」
それに私が更に付け加えて。
「ただ訪問にせよ電話にせよ、この私も見知らぬ相手から殊、娘の話題を持ち出されるときっと動揺するね。 それは十分に想像出来る。 私の一番の弱みは娘だねえ。 もしも電話や自宅訪問で“オタクの〇〇さん(娘の名)に関して何らかの不都合が生じたためにお金が必要だ、などと切り出されたものならば、一目散にカネを積みかねない危険性は確かに私にもある…」
亭主曰く、「結局、振り込め詐欺とは皆その論理に従ってだまされるんだよ。」
加えて亭主が言う。
「アポ電」にせよ、何某かの振り込め詐欺にせよ、資産がある高齢者の名簿が世に出回っているとメディアで見聞する。 要するに詐欺犯とは、それらの名簿を元にターゲットを絞り込んで犯罪に及んでいるようだ。 まあ、我が家には詐欺犯に狙われるような財産が無い故に安心だろう。」
私が応えて、「そうは言えないかもよ。 例えば年金振込金融機関の担当者が私利目的の“悪意”で高額預金者の名簿を横流ししても不思議じゃないよね。 そうは思いたくないけど、そんな名簿が世に出回っているとすれば、その名簿の出元の候補として金融機関が疑われても不思議では無かろうし。」
加えて私曰く、「例えば学校が毎年配布している“緊急電話連絡網”など、その“悪の温床”で、塾等の外部機関へ高額で販売されているんだよ。 我が家も娘が学生時代に大いにその犠牲になっているよ。」
亭主応えて、「それを言えば、大学を筆頭として学校の“卒業者名簿”“同窓会名簿”も世で高額で取引されているらしい」
私応えて、「その被害には既に十分に遭っているよ。 貴方が通った某私立大学・大学院名簿を通して、過去にどれ程自宅まで“寄付金を出せ!”等々の連絡被害に私が対応し撃退して来たことか! 私の場合は国公立出身だから、それ程の電話攻撃はさすが無かったけどね。」
私論に入ろう。
特に今時の高齢者とは、もしかしたら過去の栄光に基づくプライドにこだわりつつ現世を生き延びている輩が多い実態ではなかろうか?
そうした場合、(振り込め詐欺でなくとも)出身大学・大学院等々より「寄付」を願い出られた場合、これぞ待ってました!とそれに反応するのやもしれない。
その種の安易な反応が、「振り込め詐欺」犯罪を煽り増殖させてしまっているのではなかろうかとの私見は乱暴過ぎるであろう。
ただ、特に十分な財産を持つ元気なお年寄り達には、考えて欲しい事がある。
実際問題、振り込め詐欺に引っかかる高齢者とは、確かに資産家(財産家)達の様子だ。
そう結論付けた場合、まさにビンボーな我が家など「振り込め詐欺」のターゲットとはなっていない事実に心より安堵させられる。
とにもかくにも、財産家(資産家)高齢者の皆様におかれましては、今後共に振り込め詐欺被害には十二分にご留意されますように。
過去にだました男の数は両指があっても数え切れないが、今の今まで男にだまされる事など露知らずこの世を渡って来ているた原左都子だが…
(いえいえ、単なる冗談ですのでどなたもお気になさらないで下さいませませ。)
「アポ電」とやらで、自宅にいた高齢女性が強盗に遭い殺害される事件が発生した直後期から。
我が亭主が、「うちはマンション全館セキュリティシステムの入替えにより、個別住居玄関先にも防犯カメラを付けておいてよかった。」と言い始めた。
私が応えて「その考えは十分に甘い! 玄関ドア前に防犯カメラを付けたからと言って、訪問者を信じてしまったら誰しも玄関ドアを開けるよ。 要するに相手もそんな高齢者の“他人を信じる弱み”を狙っての殺害行動であるのは歴然だ。 貴方(亭主のこと)もだまされる部類だねえ~。」
それに私が更に付け加えて。
「ただ訪問にせよ電話にせよ、この私も見知らぬ相手から殊、娘の話題を持ち出されるときっと動揺するね。 それは十分に想像出来る。 私の一番の弱みは娘だねえ。 もしも電話や自宅訪問で“オタクの〇〇さん(娘の名)に関して何らかの不都合が生じたためにお金が必要だ、などと切り出されたものならば、一目散にカネを積みかねない危険性は確かに私にもある…」
亭主曰く、「結局、振り込め詐欺とは皆その論理に従ってだまされるんだよ。」
加えて亭主が言う。
「アポ電」にせよ、何某かの振り込め詐欺にせよ、資産がある高齢者の名簿が世に出回っているとメディアで見聞する。 要するに詐欺犯とは、それらの名簿を元にターゲットを絞り込んで犯罪に及んでいるようだ。 まあ、我が家には詐欺犯に狙われるような財産が無い故に安心だろう。」
私が応えて、「そうは言えないかもよ。 例えば年金振込金融機関の担当者が私利目的の“悪意”で高額預金者の名簿を横流ししても不思議じゃないよね。 そうは思いたくないけど、そんな名簿が世に出回っているとすれば、その名簿の出元の候補として金融機関が疑われても不思議では無かろうし。」
加えて私曰く、「例えば学校が毎年配布している“緊急電話連絡網”など、その“悪の温床”で、塾等の外部機関へ高額で販売されているんだよ。 我が家も娘が学生時代に大いにその犠牲になっているよ。」
亭主応えて、「それを言えば、大学を筆頭として学校の“卒業者名簿”“同窓会名簿”も世で高額で取引されているらしい」
私応えて、「その被害には既に十分に遭っているよ。 貴方が通った某私立大学・大学院名簿を通して、過去にどれ程自宅まで“寄付金を出せ!”等々の連絡被害に私が対応し撃退して来たことか! 私の場合は国公立出身だから、それ程の電話攻撃はさすが無かったけどね。」
私論に入ろう。
特に今時の高齢者とは、もしかしたら過去の栄光に基づくプライドにこだわりつつ現世を生き延びている輩が多い実態ではなかろうか?
そうした場合、(振り込め詐欺でなくとも)出身大学・大学院等々より「寄付」を願い出られた場合、これぞ待ってました!とそれに反応するのやもしれない。
その種の安易な反応が、「振り込め詐欺」犯罪を煽り増殖させてしまっているのではなかろうかとの私見は乱暴過ぎるであろう。
ただ、特に十分な財産を持つ元気なお年寄り達には、考えて欲しい事がある。
実際問題、振り込め詐欺に引っかかる高齢者とは、確かに資産家(財産家)達の様子だ。
そう結論付けた場合、まさにビンボーな我が家など「振り込め詐欺」のターゲットとはなっていない事実に心より安堵させられる。
とにもかくにも、財産家(資産家)高齢者の皆様におかれましては、今後共に振り込め詐欺被害には十二分にご留意されますように。