まずは、それにより健康被害が出ていない事例に関するネット情報を、以下に引用しよう。
大阪大学医学部附属病院で『水道水』と『井戸水』の水道管が誤って配管されて、飲み水用の蛇口から簡易処理された井戸水が流れていたことが明らかになりました。
大阪大学によりますと、医学部附属病院の外来・中央診療棟の一部エリアで水道水と井戸水の水道管が入れ替わって配管されていたということで、簡易処理しかされていない井戸水が一般の人も利用する『手洗い場』やスタッフ用の『飲料水』として使われていたということです。
10月に業者の調査で発覚し、大学は飲料水としての使用を停止しましたが、病院が開院して以来28年間そのままになっていたということです。いまのところ健康被害は確認されていないとしています。
大阪大学によりますと、医学部附属病院の外来・中央診療棟の一部エリアで水道水と井戸水の水道管が入れ替わって配管されていたということで、簡易処理しかされていない井戸水が一般の人も利用する『手洗い場』やスタッフ用の『飲料水』として使われていたということです。
10月に業者の調査で発覚し、大学は飲料水としての使用を停止しましたが、病院が開院して以来28年間そのままになっていたということです。いまのところ健康被害は確認されていないとしています。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
一旦、原左都子の私見だが。
何と28年間もの長い期間に渡って、医療現場である大病院で井戸水を飲料水として使用していたことが放置されていたとは、実に驚きだ。
ただこの事例の場合は不幸中の幸いで、今のところは何らの健康被害が出ていないとのことだが。
念のために、更に過去に遡り被害状況を精査するべきだろう。
私が住んだ祖父母の家にも井戸があり、そこでスイカを冷やしたり、夏場は洗濯用に使用していた経験がある。
祖父母からは、飲料水としては絶対に使用するな!と固く指導されていたが。 もしかしたら健康被害は無くて、冷たくて美味しかったかもしれないなあ。😶
片や、こちらは健康被害が出ている事例だが、以下にネット情報を引用しよう。
異変が起きたのは、群馬大学付属病院に入院している赤ちゃんたち。19日の夕方、17人中10人に「顔が青白くなる症状」が出たといいます。
群馬大学付属病院の会見:「患者さんのうち10人にメトヘモグロビンという、酸素を運ぶのだが、組織に行って酸素を放しづらくなるという現象が起こる検査結果が出た」
病院側によれば、10人の酸素濃度は戻っているといいますが、気になるのは「原因」。10人にはある「共通点」があるといいます。
群馬大学付属病院の会見:「お子さんたちに共通するのは、病院の水で溶いたミルクを飲んでいる」
病院は19日夜、病院内の水を調査。すると、「硝酸態窒素」と「亜硝酸態窒素」という物質の数値が異常に高かったといいます。これは何を意味するのか。
環境省によれば、硝酸態窒素と亜硝酸態窒素は家畜の排せつ物や生活排水、肥料などから土壌に入ります。土壌に「保持」されにくく、地下水などに溶け込みます。
硝酸態窒素は人体への影響はありません。ただ、乳児の体内に入ると、「亜」硝酸態窒素となり、酸素を運ぶヘモグロビンを運ぶことができない「メト」ヘモグロビンに変化させます。
ここで腑に落ちない点が。硝酸性窒素などが溶け込むのは、先ほども言った通り「地下水」。病院で地下水って使うのでしょうか。
群馬大学付属病院の会見:「(Q.元々、市の水道を使っている?)いえ…井戸水」「(Q.市から供給されてるわけではなく?)井戸水をくみ上げて、浄水して、フィルターかけて出す装置が」
病院では、災害などにも対応できるよう井戸水を使っています。
毎月検査をしていて、先月は異常がなかったといいます。
水道もありますが、ごくわずかなため給水車などで急場をしのいでいます。
原因は調査中だといいます。
群馬大学付属病院の会見:「(Q.一般的な原因は?)肥料とか建築塗料とか、色んなことが言われているが、今の段階では分かりません。色んなものに入っているらしい」
(以上、群馬大学付属病院の井戸水被害の事例を引用したもの。)
再び私見だが。
大規模病院にて、水道水ではなく井戸水を使用するのは一般的なことなのだろうか?
私も国立大学医学部へ通った経験があり、付属病院実習も通過してきているが。
やはり、病院現場では井戸水を使用していたのであろうか??
いずれにせよ、私自身は特段の健康被害は受けていないが。
話が変わるが、そういえば我が実母が現在入居している高齢者自立支援施設は、郷里の規模の大きな私立病院付属施設なのだが。
実母曰く、水道代が“ただ”らしい。
それはもしかしたら、井戸水使用によるものなのだろうか??
理由は不明だが、施設入居者にただで提供できる水とは水道水ではあり得ないだろう。
もしもそうであっても実母の場合何らの健康被害が出ていない状態であり、今後もただの恩恵に依存すればよかろう。
とにもかくにも、群馬大学付属病院の事例に於いては。
早急に原因調査を実施し、赤ちゃんたちの健康を取り戻し守って欲しいものである。