原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

休肝日の効用、私もずっと疑問視していた

2022年06月10日 | 
 長年に渡り飲兵衛人生を貫いている私だが、特段「アル中」と言う訳ではなく。

 例えば、「今日は飲んではいけない重用案件がある」と言うような場合、別に飲まずに済ませられる。
 (ただ高齢域に達している現在に至っては、そんな重要案件などありゃしないのだけどね。)😖 

 そんな私は表題に掲げた通り、ずっと以前より「休肝日」の効用に関して疑問視し続けていた。


 そうしたところ、今朝ネット上で私と同様の思考をされている医師先生が存在する事実を発見した。

 早速、以下に「休肝日に医学的な根拠なし。大酒、エナジードリンク割りに医師がNG。」と題する記述を要約引用しよう。

 巷に流布される「体にいいこと」を試しても、年齢とともに疲れはたまっていく一方だ。 サウナやマッサージ、ダイエットなど正しいと信じていた生活習慣や健康法が、実は効果ゼロなんてこともある。 6月7日発売の週刊SPA!では『さらば!疲れるカラダ』をテーマに、間違いだらけの生活習慣や健康法を総点検した。
 そのなかでももっとも衝撃的だったのが、「休肝日は無意味」ということだった。その理由とは?

 ◆疲労をまぎらわすため酒の飲みすぎは危険。休肝日も根拠なし

  日刊SPA! アルコール類にエナジードリンクを混ぜて飲むと酒に酔った感覚をカフェインが消し急性アルコール中毒の危険性

 週1~2日、酒を飲まない日を設け、残りの日は大酒を飲む。 それで肝臓の疲れをケアしているつもりの諸兄には耳が痛い話だが、岡田正彦医師によれば、「休肝日」は根拠ゼロの俗説だという。
 「休肝日は昔とある医師が発案した概念で、語呂の良さから、国内には広く伝わってしまいましたが、海外には存在しない考え方で、医学的なエビデンスもありません」

 休肝日は大酒を飲むための免罪符にはならないのだ。

 「1週間で750g(※ビール中瓶38本分)以上のアルコールを摂取する人はがんをはじめさまざまな疾患の発症リスクが上がる。 また、若い人の間で見かける、焼酎などをエナジードリンクで割る飲み方は危険なのでやめましょう」

 ◆“百薬の長”となる可能性も

 一方、飲む量をケアすれば、“百薬の長”となる可能性も。
 「アルコール摂取量と10年後の総死亡率を追跡調査したデータでは、まったく飲まない人より一日あたりワイン1杯分のアルコールを飲んでいる人の死亡率がもっとも低いという結果が出ています。 また、インシュリンが働きにくい体質の人がほどほどの酒を飲むと、糖尿病になりにくいという結果も得られました」

 抗酸化物質を含むワインは健康の友と言えるだろう。

 医学博士 岡田正彦氏
 新潟大学名誉教授。動脈硬化、予防内科学などの研究と診療に従事。

 (以上、今朝見たネット情報より引用したもの。)




 私事及び私見に入ろう。

 少し前の事だが、100歳を過ぎて未だ現役で活躍していらっしゃる方々を特集したテレビ番組を見た。
 その中のひとり、我が郷里に暮らす100歳のお婆ちゃんが取り上げられていたのだが、実際実にお元気で何らかの仕事をもっておられたと記憶しているが。 そのお婆ちゃんの日々欠かさない習慣が、晩酌にビールを必ず飲むことだと言う。 冷蔵庫の中にいつも沢山のビールを冷やしていて実際に飲んでいる姿も映し出されたが、とにかくそれを心の糧にして生きておられる様子だった。
 (参考だが、我が郷里とは昔から“酒豪”が多いことで全国的に名を馳せている地だ。 それが証拠に私が地元の大学医学部入学時には、医学部を上げて新入生歓迎会を大宴会場で盛大に開催してくれたものだ。 その恩恵が大きく、私はその後もずっと飲兵衛人生を歩んでいる。)😷 

 そのため、こういう事例とは飲兵衛の身にして実に今後の励みになる。
 いやもちろん、100歳のお婆ちゃんが飲まれているビールの量は程ほどなのだろうが。 
 それでも100歳にしてまだ酒を嗜める身でありたい私にして、大いに勇気づけられたものだ。


 話題を変えるが。

 いやまさに巷に流布されている「体にいいこと」として挙げられる生活習慣や健康法など、“信じるものは救われる”の世界であり。
 実質効果ゼロの事例どころか、弊害すらある危険性も疑われよう。


 ここはまあ各自が自身の体質等々をきちんと把握しつつ、長生きしようじゃありませんか。


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