(冒頭写真は、昨日国土交通省より我が家に届けられた「羽田空港のこれから」パンフレットを撮影したもの。)
これは、我が家のバルコニーより撮影したおそらく日航機。 御覧の通り、機体のロゴがはっきり見える程の低空飛行だ。
私は1年半程前の2020.04.04に、当該「羽田新ルート」に関するエッセイを公開している。
以下に再掲載させて頂こう。
羽田空港の新たな飛行ルート 都心上空を旅客機が初飛行
2020年4月3日 20時24分
羽田空港の国際線を増便するため、新たな飛行ルートの運用が始まり、3日午後3時すぎ、旅客機が初めて新宿や渋谷などの都心の上空を飛行した。
羽田空港では、都心上空を通過する新たな飛行ルートで国際線の発着枠をおよそ1.7倍拡大し、これによって1日当たり50便増えることになっている。
都心の上空を通過するのは、南風が吹いた時の午後3時から夜7時にかけてで、想定される高度は、新宿で900m以上、渋谷で750m以上、品川で450m以上などとなっている。
3日は、先月29日に運用が始まって以降、初めて南風の条件となり、午後3時すぎに旅客機が新宿や渋谷などの都心上空を飛行した。
その後、午後6時前まで旅客機が相次いで都心上空を通過し、国土交通省によると、3日の飛行でトラブルはなかったという。
新ルートをめぐっては、旅客機の騒音や機体からの部品落下などへの懸念から、反対する住民グループがルートの撤回を求めている。
新たに設けられたルートは主に2本あるが、都心上空を通過するルートは南風が吹いた時に到着機が使用する。 想定される旅客機の高度は、新宿がおよそ900メートル以上、渋谷がおよそ750メートル以上、品川がおよそ450メートル以上などとなっている。
運用時間帯は国際線の発着が集中する午後3時から午後7時までの間で、管制の切り替えなどを除くと、実質3時間程度になる。
騒音や落下物は 国土交通省にると、ことし2月までに行われた旅客機による飛行確認の騒音の測定では、いずれも最大で、新宿区で78デシベル、渋谷区で79デシベル、大井町駅周辺で81デシベルを計測した。 れは掃除機の音や、車が往来する幹線道路の脇、それに騒々しい街頭に相当するということで、国土交通省は「おおむね想定どおりだった」としたうえで、引き続き必要な対策を進めていくということです。
もう一つ気になるのが航空機からの落下物。
国土交通省によると、飛行後の点検で、航空機から部品が無くなっていることが確認されたケースは、平成30年度の1年間で合わせて489件に上る。
成田空港の周辺では落下したバネや機体からはがれた氷の塊などで、農業用ハウスや屋根瓦が壊れるなどの被害が平成30年度までの10年間で23件確認されている。
こうした状況をうけて、これまで外国の航空会社については落下物の報告義務はなかったが、3年前の11月から国際線が多く就航する羽田を含む7つの空港については、すべての航空機に対して部品の脱落を報告するよう求めた。
また、航空会社に対して落下物の防止対策を求めるとともに、国による機体の抜き打ち検査を強化するほか、違反がある場合には航空会社への処分を行うことにしている。
(以上、ネット情報より一部を引用したもの。)
私見だが。
まったくもって、「新型コロナウィルス肺炎感染」が特に東京等大都市部に於いて感染爆発寸前とも言えるこの時期に。
しかも、コロナウィルス騒動に世界中が震撼させられ、各国が国境を閉鎖し空路の減便も相次いでいる今。
何故敢えてこの時期に、航空機を大都市東京市街部上空を飛行させねばならないのか??
今回の「羽田低空新ルート」は、早い話が2020東京五輪時に航空便が大幅増便されるに際し、新たに設けられたルートだと見聞している。
その2020東京五輪は来年夏に延期となったではないか!!
にもかかわらず、何故それに合わせて「羽田低空新ルート」本格運用も1年延期措置がとれないのか?!?
落下物に関しても、実際自宅の上空を飛行される住民にとっては“空恐ろしい”ものがある。 上記情報を読めば、要するに現時点に於いて落下物対策は一切採られていないと解釈可能だ。
東京五輪が1年延期されたのを好機として、どうして政府はこの1年をその検証期間に当てず、今大都市上空に航空機を飛ばすのか!??
せめてここは是非とも政府には、“新型コロナウィルス感染爆発”を回避出来る見通しが立つまで。
航空便を東京上空を飛ばすよりも従来の海を飛ばす案に戻し、東京都民の命を守る事に専念してもらえないものだろうか… 😷 😟 😰
(以上、本エッセイ集2020.04バックナンバーを引用したもの。)
2021.04時点での我が家の実態を記そう。
この“羽田新ルート便”は、その後も絶え間なく我が家の上空を飛び続けている。
これが不可思議と当時から今に至って感じていたが。
その一つの理由が、本日接したネット情報より理解出来た。
ANAの経営努力により「顧客便」を「物品運搬便」として有効利用の下に現在も飛ばし続けているとの報道だ。
それらの“実質貨物便”も、要するに我が家上空を平常通りに運航しているとの事であろう。
我が家など、新宿超高層ビル群より直線距離でせいぜい4,5㎞であるが故に。
品川や川崎市に比すと、おそらく「羽田新ルート便」による騒音被害の程は大したことが無い(と政府は判断しているのであろう。)
その立場にしても、この羽田便を大都市上空を飛ばして平然としている政府政権の“常識”の程を問いたくもなる!
ここはどうか、冒頭ネット情報に書かれている通り。
政府国交省は騒音軽減に向けた有識者会議を立ち上げ、都心上空を飛ぶ距離の短縮などが技術面で可能か否か。
早急に議論を進めるべきだ!
以下に再掲載させて頂こう。
羽田空港の新たな飛行ルート 都心上空を旅客機が初飛行
2020年4月3日 20時24分
羽田空港の国際線を増便するため、新たな飛行ルートの運用が始まり、3日午後3時すぎ、旅客機が初めて新宿や渋谷などの都心の上空を飛行した。
羽田空港では、都心上空を通過する新たな飛行ルートで国際線の発着枠をおよそ1.7倍拡大し、これによって1日当たり50便増えることになっている。
都心の上空を通過するのは、南風が吹いた時の午後3時から夜7時にかけてで、想定される高度は、新宿で900m以上、渋谷で750m以上、品川で450m以上などとなっている。
3日は、先月29日に運用が始まって以降、初めて南風の条件となり、午後3時すぎに旅客機が新宿や渋谷などの都心上空を飛行した。
その後、午後6時前まで旅客機が相次いで都心上空を通過し、国土交通省によると、3日の飛行でトラブルはなかったという。
新ルートをめぐっては、旅客機の騒音や機体からの部品落下などへの懸念から、反対する住民グループがルートの撤回を求めている。
新たに設けられたルートは主に2本あるが、都心上空を通過するルートは南風が吹いた時に到着機が使用する。 想定される旅客機の高度は、新宿がおよそ900メートル以上、渋谷がおよそ750メートル以上、品川がおよそ450メートル以上などとなっている。
運用時間帯は国際線の発着が集中する午後3時から午後7時までの間で、管制の切り替えなどを除くと、実質3時間程度になる。
騒音や落下物は 国土交通省にると、ことし2月までに行われた旅客機による飛行確認の騒音の測定では、いずれも最大で、新宿区で78デシベル、渋谷区で79デシベル、大井町駅周辺で81デシベルを計測した。 れは掃除機の音や、車が往来する幹線道路の脇、それに騒々しい街頭に相当するということで、国土交通省は「おおむね想定どおりだった」としたうえで、引き続き必要な対策を進めていくということです。
もう一つ気になるのが航空機からの落下物。
国土交通省によると、飛行後の点検で、航空機から部品が無くなっていることが確認されたケースは、平成30年度の1年間で合わせて489件に上る。
成田空港の周辺では落下したバネや機体からはがれた氷の塊などで、農業用ハウスや屋根瓦が壊れるなどの被害が平成30年度までの10年間で23件確認されている。
こうした状況をうけて、これまで外国の航空会社については落下物の報告義務はなかったが、3年前の11月から国際線が多く就航する羽田を含む7つの空港については、すべての航空機に対して部品の脱落を報告するよう求めた。
また、航空会社に対して落下物の防止対策を求めるとともに、国による機体の抜き打ち検査を強化するほか、違反がある場合には航空会社への処分を行うことにしている。
(以上、ネット情報より一部を引用したもの。)
私見だが。
まったくもって、「新型コロナウィルス肺炎感染」が特に東京等大都市部に於いて感染爆発寸前とも言えるこの時期に。
しかも、コロナウィルス騒動に世界中が震撼させられ、各国が国境を閉鎖し空路の減便も相次いでいる今。
何故敢えてこの時期に、航空機を大都市東京市街部上空を飛行させねばならないのか??
今回の「羽田低空新ルート」は、早い話が2020東京五輪時に航空便が大幅増便されるに際し、新たに設けられたルートだと見聞している。
その2020東京五輪は来年夏に延期となったではないか!!
にもかかわらず、何故それに合わせて「羽田低空新ルート」本格運用も1年延期措置がとれないのか?!?
落下物に関しても、実際自宅の上空を飛行される住民にとっては“空恐ろしい”ものがある。 上記情報を読めば、要するに現時点に於いて落下物対策は一切採られていないと解釈可能だ。
東京五輪が1年延期されたのを好機として、どうして政府はこの1年をその検証期間に当てず、今大都市上空に航空機を飛ばすのか!??
せめてここは是非とも政府には、“新型コロナウィルス感染爆発”を回避出来る見通しが立つまで。
航空便を東京上空を飛ばすよりも従来の海を飛ばす案に戻し、東京都民の命を守る事に専念してもらえないものだろうか… 😷 😟 😰
(以上、本エッセイ集2020.04バックナンバーを引用したもの。)
2021.04時点での我が家の実態を記そう。
この“羽田新ルート便”は、その後も絶え間なく我が家の上空を飛び続けている。
これが不可思議と当時から今に至って感じていたが。
その一つの理由が、本日接したネット情報より理解出来た。
ANAの経営努力により「顧客便」を「物品運搬便」として有効利用の下に現在も飛ばし続けているとの報道だ。
それらの“実質貨物便”も、要するに我が家上空を平常通りに運航しているとの事であろう。
我が家など、新宿超高層ビル群より直線距離でせいぜい4,5㎞であるが故に。
品川や川崎市に比すと、おそらく「羽田新ルート便」による騒音被害の程は大したことが無い(と政府は判断しているのであろう。)
その立場にしても、この羽田便を大都市上空を飛ばして平然としている政府政権の“常識”の程を問いたくもなる!
ここはどうか、冒頭ネット情報に書かれている通り。
政府国交省は騒音軽減に向けた有識者会議を立ち上げ、都心上空を飛ぶ距離の短縮などが技術面で可能か否か。
早急に議論を進めるべきだ!
(以上、本エッセイ集バックナンバーより引用したもの。)
これらは、昨日届けられた国土交通省パンフレットより、我が家近辺の写真をピックアップしたもの。
黄線ルートが、ちょうど我が家の集合住宅真上に引っかかっている。 我が家上空を通過した後、4,5㎞南の新宿超高層ビル群をかすめるように航空便が飛行した後、羽田空港到着となる。
東京五輪開催の2,3日前から開催初日にかけて、ものすごい数の航空便が騒音を発しつつ次から次へと我が家上空を通過した。
まあ要するにこのルート新設の当初の第一目的は、安倍政権下における「東京五輪開催」であったことだろう。
それが終了したのだから、もうすべての羽田便を従来通り“海コース”に戻して欲しいものだが…
このパンフレットを見ると、どうやらその期待は裏切られそうだ。
「羽田新経路の固定化回避に係る技術的検討会」との文言があるが。
“固定化回避”とは、どうやら全面的廃止ではなく、技術的に改善しよう、との意味合いの様子だ。
例えば「騒音測定」や「航空便からの落下物対策」等に“善処する”との意味に過ぎないと、私は捉えた。
五輪は終わったが、まだまだ我が家上空では航空便の騒音と落下物不安を抱える日々が続きそうだ… 😭