(写真は、先だって都内某所の古着屋にて購入したブローチ3点。 写真は、ほぼ実物大。)
本日は、「文化の日」らしい。
温かい好天に恵まれた秋の祝日の今日、外からは外出する家族連れや子供達の遊ぶ声が響いてくる。
こんな日にはいつもと大きく趣向を変えて、軽ノリエッセイを簡単に綴って手抜きで済ませよう。
近年、私が「古着屋」なる場所へ最初に訪れたのは、今から10年程前の娘が小学校高学年の頃だ。
いつも娘と二人で訪れる池袋サンシャインシティ内にあるティーンズ向きショッピングセンター内に、特異的に可愛い種々雑多な洋服を沢山並べている店舗を発見した。
そこが「古着屋」とはまったく気付かず店内に入り、娘の好む洋服を物色したのだが、他のティーンズ向け店舗に類を見ないカラフルなレパートリーに唸った。
やっと古着屋だと気が付いたのは、商品の値段を見た時だ。
その超安価!ぶりに「どうしてこんなに安価なのですか!?」と店員氏に質問したところ、「ここは古着屋ですので、返品が出来ません。その理由もあって安価にて販売しています。」との回答だ。
そうだったのか、古着屋か。 と納得しつつ、娘が気に入る洋服を数点購入した。
後に再びその店舗を尋ねたのだが、残念な事に既に閉店していて、その後「古着屋」からは遠ざかっていた。
その後、私が義母の高齢者施設保証人を担当し始めた頃だから、おそらく今から4年程前の事だ。
施設からの帰り道中にある洋服店を訪れた。 これまた他店に類を見ないお洒落な洋服のオンパレードだ。 こんな場違いの(?)場所にこんなお洒落な洋服店があるんだ!と感心しつつ店内を模索し、やはり商品価格が破格に安価な事に気付いた。 ところが、既に「古着屋」の存在がすっかり脳裏に無かった私は、やはりその店舗が古着屋と露知らずに、(何でこんなに安価なんだろう??)と思いつつ、得をした気分で自分用の洋服を数点買い求めた。
その店舗が「古着屋」と分かったのは3度目に行った時の事だ。 会計時に店員氏が「要らなくなった洋服等を買い取りますのでお持ち下さい」と直接声を掛けてくれて以降だ。 (後に2度程、我が所有する洋服類を売るためその店舗へ持参した事はバックナンバーにても公開している。
もしかしたら「古着屋」と聞いて、マイナスイメージを抱く人種が大多数なのかもしれない。
ただ、私の考えは違う。 とにかく“お洒落”も外せない大事な趣味の一つの私としては、例えば行きつけの店舗で気に入りもしないのに「お似合いですよ」などとおだてられて高額な商品を買わされるよりも、自分自身がとことん気にいる一品を吟味・選択出来る事の方がよほど嬉しい。
そんなこんなで、私はここ4年来「古着屋」のファンである。
その後も、よく買い物に出る他の某私鉄沿線の駅近にも、もう一軒のお気に入りの「古着屋」を見つけた。 こちらの店舗が自宅からより近い事もあり、食料品等の買い物に出ると必ず立ち寄って好みの洋服や小物類を散策する。
(参考だが、今の時代の「古着屋」には傷んだものや汚れたもの、あるいは販売されてから年数が経過した商品は販売されていない。 売る側も経験した私だが、その種の商品は引き取りを拒否される。)
さて、冒頭に紹介した写真の解説をしよう。
古着屋アクセサリーコーナーにて発見した「ブローチ」3点だが、どうやら輸入物かあるいは外国にて購入した商品が売りに出され再販売されていたものと推測する。
これを「ブローチ」として使用するには工夫が必要な感じだが、「芸術作品」と捉えた場合、十分に面白い商品だ。
“AMIGOS"なる作品のテーマまで名付けられていて、その説明文が添えられている。 それを簡単に訳すならば、「人間の真の富とは“友達”を持つ事であり、フレンドシップキャパシティこそが人の喜びの実現を叶える」とある。
そのテーマ通り、南米系風の衣装を来た人形が仲良く並べて配置されているブローチ3点だ。 この作品の細工が細やかな事にも驚かされる。 例えば女性のスカートをめくると下着まできちんとデザインされているのには感嘆する。 その小ささたるや、写真に爪楊枝を写し込んだ故にお分かりいただける事だろう。 (その再販売価格は、ご覧の通り “¥77+TAX” と超安価!)
まさに私にとっては 「古着屋ワンダーランド」 だ。
お気に入りの洋服のみならず、こんな素敵な“芸術作品”にも出会える古着屋散策を、今後も我が趣味の一環として楽しみたいと志している。
どうか古着屋さん達、潰れないで長く営業して下さいね!
本日は、「文化の日」らしい。
温かい好天に恵まれた秋の祝日の今日、外からは外出する家族連れや子供達の遊ぶ声が響いてくる。
こんな日にはいつもと大きく趣向を変えて、軽ノリエッセイを簡単に綴って手抜きで済ませよう。
近年、私が「古着屋」なる場所へ最初に訪れたのは、今から10年程前の娘が小学校高学年の頃だ。
いつも娘と二人で訪れる池袋サンシャインシティ内にあるティーンズ向きショッピングセンター内に、特異的に可愛い種々雑多な洋服を沢山並べている店舗を発見した。
そこが「古着屋」とはまったく気付かず店内に入り、娘の好む洋服を物色したのだが、他のティーンズ向け店舗に類を見ないカラフルなレパートリーに唸った。
やっと古着屋だと気が付いたのは、商品の値段を見た時だ。
その超安価!ぶりに「どうしてこんなに安価なのですか!?」と店員氏に質問したところ、「ここは古着屋ですので、返品が出来ません。その理由もあって安価にて販売しています。」との回答だ。
そうだったのか、古着屋か。 と納得しつつ、娘が気に入る洋服を数点購入した。
後に再びその店舗を尋ねたのだが、残念な事に既に閉店していて、その後「古着屋」からは遠ざかっていた。
その後、私が義母の高齢者施設保証人を担当し始めた頃だから、おそらく今から4年程前の事だ。
施設からの帰り道中にある洋服店を訪れた。 これまた他店に類を見ないお洒落な洋服のオンパレードだ。 こんな場違いの(?)場所にこんなお洒落な洋服店があるんだ!と感心しつつ店内を模索し、やはり商品価格が破格に安価な事に気付いた。 ところが、既に「古着屋」の存在がすっかり脳裏に無かった私は、やはりその店舗が古着屋と露知らずに、(何でこんなに安価なんだろう??)と思いつつ、得をした気分で自分用の洋服を数点買い求めた。
その店舗が「古着屋」と分かったのは3度目に行った時の事だ。 会計時に店員氏が「要らなくなった洋服等を買い取りますのでお持ち下さい」と直接声を掛けてくれて以降だ。 (後に2度程、我が所有する洋服類を売るためその店舗へ持参した事はバックナンバーにても公開している。
もしかしたら「古着屋」と聞いて、マイナスイメージを抱く人種が大多数なのかもしれない。
ただ、私の考えは違う。 とにかく“お洒落”も外せない大事な趣味の一つの私としては、例えば行きつけの店舗で気に入りもしないのに「お似合いですよ」などとおだてられて高額な商品を買わされるよりも、自分自身がとことん気にいる一品を吟味・選択出来る事の方がよほど嬉しい。
そんなこんなで、私はここ4年来「古着屋」のファンである。
その後も、よく買い物に出る他の某私鉄沿線の駅近にも、もう一軒のお気に入りの「古着屋」を見つけた。 こちらの店舗が自宅からより近い事もあり、食料品等の買い物に出ると必ず立ち寄って好みの洋服や小物類を散策する。
(参考だが、今の時代の「古着屋」には傷んだものや汚れたもの、あるいは販売されてから年数が経過した商品は販売されていない。 売る側も経験した私だが、その種の商品は引き取りを拒否される。)
さて、冒頭に紹介した写真の解説をしよう。
古着屋アクセサリーコーナーにて発見した「ブローチ」3点だが、どうやら輸入物かあるいは外国にて購入した商品が売りに出され再販売されていたものと推測する。
これを「ブローチ」として使用するには工夫が必要な感じだが、「芸術作品」と捉えた場合、十分に面白い商品だ。
“AMIGOS"なる作品のテーマまで名付けられていて、その説明文が添えられている。 それを簡単に訳すならば、「人間の真の富とは“友達”を持つ事であり、フレンドシップキャパシティこそが人の喜びの実現を叶える」とある。
そのテーマ通り、南米系風の衣装を来た人形が仲良く並べて配置されているブローチ3点だ。 この作品の細工が細やかな事にも驚かされる。 例えば女性のスカートをめくると下着まできちんとデザインされているのには感嘆する。 その小ささたるや、写真に爪楊枝を写し込んだ故にお分かりいただける事だろう。 (その再販売価格は、ご覧の通り “¥77+TAX” と超安価!)
まさに私にとっては 「古着屋ワンダーランド」 だ。
お気に入りの洋服のみならず、こんな素敵な“芸術作品”にも出会える古着屋散策を、今後も我が趣味の一環として楽しみたいと志している。
どうか古着屋さん達、潰れないで長く営業して下さいね!