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原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

今夏初めて不動産貸付仲介業社より「お中元」が届きました。

2023年07月08日 | その他オピニオン
 (冒頭写真は、昨日我が家に郵送にて届けられた、不動産貸付仲介業者よりのお中元品。)



 この不動産仲介業者と我が家とのかかわりは、既に10年になるだろうか?

 義母所有の不動産貸付物件を、義母が高齢者施設入居直後より我が家が管理しているのだが。 その管理のほぼすべてを不動産仲介業者に依存していると言ってよかろう。

 今時はそれが不動産貸付業における通常パターンであり、貸付(賃貸)側は仲介業者と契約しておけば。 その実費と手数料を支払うのみで、賃借人とただの一度も面会すること無く、後の各種手続きやトラブル発生時の対応、備品交換等々をすべて仲介業者に代行してもらうことが可能となる。

 我が家は、10年程前に義母が高齢者施設入居後より、現在の不動産仲介業者のお世話になっている。
 契約している不動産仲介業者は比較的新鋭企業の様子で担当者も若手社員が数多く、いつもテキパキと対応してくれる。
 貸主のこちら側とすれば、その経費と手数料を支払うのみで事が済むのが一番のメリットだ。


 さて昨日、その不動産仲介会社より「お中元」が我が家に郵送されてきた。(冒頭写真参照。)
 これは、仲介会社と10年の付き合いにして初めての事だったのだが。
 亭主と話し合ったのは、「今現在は、不動産仲介企業が今までに無い程の活況なのだろう」との内容だった。


 と言うのも。
 
 今現在、不動産分譲物件(分譲マンション等々)の価格がビックリ仰天する程に高騰を続けているのに、実に驚かされる!!😱 

 我が家(分譲マンション住まいだが)にも、しょっちゅう「ご自宅を売りませんか?」とのチラシが入る。
 近隣マンションの販売実績数値を参照するに、その価格の高騰ぶりに目を丸くするほどだ!!
 参考程度のその高騰ぶりを紹介するならば。
 我が家のマンション物件は新築購入して20年少し経過した物件だが、現在の買取価格が、な、なんと!! 20年前に購入した時点の価格の1,5倍程に跳ね上がっているのだ!! 😲 

 いや、もちろん売却するつもりなどさらさらなく、少なくとも我々夫婦はこの物件に死ぬまで住み続ける予定だ。


 こうなると今現在 新築マンション物件を買おうと欲しようにも、特に若い世代には手が届きにくいのではあるまいか??

 そして、その世代が賃貸物件に流れていることが十分に予想可能だ。
 当然ながら賃貸物件とて分譲物件に比例して家賃が高騰しているはずではあるが、特に若い世代の人々には、月々の家賃支払いのみで済む賃貸物件の方が手が届きやすいことと想像する。

 (余談だが、我が亭主がそれを以前から読んでいて、「賃貸人が入れ替わる時には家賃を大幅に上げたい!」、と意気込んでいる。 それに対して私は、「所詮お婆ちゃん(義母)の物件なのだから、そんなに業突く張らなくても…」、となだめるふりをしつつ、内心ニンマリほくそえんでいる。😜😷  )


 とにかく この不動産売買や賃貸の現状は、特に大都会東京に於いては価格高騰がまだまだ続行しそうな気配だ。

 物件価格高騰は、良いことばかりでは無いのは必然だ。

 上述の通り、我が家の場合は夫婦が死ぬまでマンションを買い替えるつもりはないが。
 もしも 何らかの都合で買い替えようと欲しても、現状の価格高騰が今後も長く続くとしたならば、必然的にそんな余裕は全く無いとの計算となる。


 などと今後の不動産価格の行く先を計算しつつ仲介業者から届けられた「お中元」を頂いても、美味しくないよなあ…
 

ネット情報・捨てたらお金が貯まったものBEST5

2023年07月06日 | その他オピニオン
 冒頭から、ネット情報を引用しよう。


 捨てたらストレス&疲れがなくなってお金が貯まったもの<BEST5>
  2023/03/23

 貯蓄の達人たちに「捨てたら貯まる?」とアンケートしたところ、全員が「YES!」と回答。達人が声をそろえて「捨てて正解」と答えたアイテムを、まとめてご紹介します。 (途中大幅略)


  1位 洋服

  2位 雑貨

  3位 キッチングッズ

  4位 人間関係

   4位 人間関係 に関しては、ネット情報を引用しておこう。

  【交際費が月2200円浮いた】
  うわさ話をするだけのママ友ランチ断ってもつきあいは変わらなかった。
  みんな行くからとつきあうランチは、たいていグチやうわさ話ばかり。勇気を出して断ったら、ムダな時間とお金を使わずにすみ、なによりムリな同調や自虐をしなくていいから、疲れなくていい! 特に関係が悪くなることもなく、気疲れして甘い物を買うこともなくなりました。

   5位 紙類



 原左都子の私事に入ろう。

 1位 洋服  に関しては、この私もかなりの量の洋服・和服を溜め込んでいる人種だろう。
 家中の大型洋服ダンスに和服ダンス、そして娘の部屋の大型クローゼット内に我が洋服と着物類がごまんと保存されている。

 “保存されている”の文字通り、ほとんど着る機会も無いのに放置してあるとの意味合いだ。😖 
 まさに 捨てたらお金が貯まらずとて、もういい加減処分するべきだろうなあ。 
 着物類は鑑賞して楽しめる要素もあるし、サイズが身体変化に対応しやすいため、もっと年齢を重ねるまで保存する価値はあるかもしれない。

 それに比して、洋服類は、既にサイズ(特にウエスト)が合わないものが数多い。 近いうちに思い切って処分するべきだろう。


 3位 キッチングッズ に関しては、元々まるで料理に趣味が無い人種だ。(徹底した“料理嫌い”です!!)
 晩婚時に亭主の母が用意してくれていた台所用品を、ずーーーっと有効利用させてもらっているのだが。 それで必要十分で、買い足したいものなど何一つ無い。😝 


 5位 紙類 ???
 これは私には分かりにくいが、子どもさんがいるご家庭などノートやテスト用紙等が溜まるようだ。
 そう言われてみると、我が家の書棚も 私の医学部時代の実験ノート類や、特に2度目の大学・大学院時代の学業資料や卒論・修論等の書類が沢山保存されている。
 これらは 私にとっては最高の“宝物”であり。 エッセイ執筆の際によく有効利用しているし、今後も機会ある毎に紐解きたい重要書類である。
 まあそれにしても、死に至る間際までには自主廃棄処分するべきだろう。


 4位 人間関係 に関しては、私は積極的に“処分”するのが得意な人種かもしれない。?!?

 上記例文にて書かれている、“ママ友ランチ付き合い”など、聞いただけで反吐が出そうになる。 😩 (その趣味がおありの方々には失礼な発言をお詫びします。)
 特に高齢出産で子供を産んで母親になった頃には、とにかく周囲の母親の皆さんとの年齢差が甚だしかった。 どう考えても会話の共通項が無いことが自明の理だったなあ。 その事実を周囲のママ達も承知しておられたのか、ラッキーにも誘いは少なく済んでいる。
 一般のママ達は、自分だけお誘いが無いと辛いらしいのだが。
 この私など、下手にお誘いがあって断り切れずそれに乗った場面で、何らかのプラスになったことなどただの一度も無い。 (どう言ったら、とっととこの場から逃れられるか? ばかりに無い知恵を絞ったものだ。)

 高齢域に達している今となっては、そんな苦労などどこ吹く風であり、自分らしい日々が送れているかな。


 表題には、ネット情報そのままに「捨てたらお金が貯まったもの」と掲げたが。

 基本的に、物を捨てることにより金銭収入を期待するべきでないだろう。
 金銭収入無くとて捨てるべきものはとっとと捨て去ると、自らの心理状態がスッキリ解放されることには間違いないのではなかろうか。


NHK連ドラ「らんまん」に不倫騒動の広末涼子を再登場させる必要など何ら無い!!!

2023年06月20日 | その他オピニオン
 しかも、それが「回想シーン」と言うではないか!??


 そもそも病弱で若死にした母親など、子ども達にとっては役立たずで、何ら用もない!!


 実際、万太郎も姉の綾も立派に成長して、きちんと生きているではないか!


 NHKは一体何を考えているんだ!?!?


 女優・広末涼子の愚かな不倫騒動が現在、どれ程世の評判・信頼を失墜しているのか、理解出来てNHKは回想シーンで再登場させると言っているのか!?!!


 この原左都子も、現在放送中のNHK連ドラ「らんまん」の大ファンだが。

 もしも、今後NHKが、たとえ回想シーンであろうが不倫騒動の広末涼子を本気で再登場させたならば。

 もう「らんまん」の視聴は取りやめる覚悟だ!!!😡 


 それ程までに、今回のNHKの“広末涼子・回想シーンにて再登場”判断は、最悪かつ愚か過ぎる決断と判断する!

 (少なくとも、NHKがどうしても広末涼子回顧シーンを放送したいと欲するのならば、事前にその放送日を国民に公開するべきだ! その日の放送は絶対的に視聴しません!!)


 とにかく断固として、NHKのその措置に抗議したい!!!



 怒り心頭にて、取り急ぎ執筆したため。

 乱筆・乱文にて大変失礼致しました!!
 

「あれだけの集中力で 一生のうちにどれだけの仕事ができるか。」

2023年06月14日 | その他オピニオン
 冒頭表題は、本日放送されたNHK連続テレビ小説「らんまん」内で、主人公万太郎の東大学友が口にした言葉だ。


 今現在の放送では、主人公・万太郎が指導教授より提唱された「植物学会誌」内に。 万太郎達学生陣が中心に作成する「植物標本」作製に当たり、その初版出版準備に躍起になっている最中である。

 特に発刊に向けて中心に動く主人公・万太郎は自らが「石版印刷」に取り組み、現時点ではそれに成功しかけている段階だ。


 ドラマの主人公・万太郎は、学生達の誰よりも研ぎ澄まされた集中力で、その発刊に向けて取り組んでいる。
 朝から夕刻までは、大学の植物学研究室にて研究室内の標本の整理等々を頑張り。 夕刻から夜遅くまでは活版印刷所にて、実際の植物標本石版印刷を発刊に向けて頑張っている。

 その流れで 自らの住居地である長屋にて、学生仲間たちと「植物学会誌」制作に取り組んでいた時。
 学生の一人が万太郎に対して発した言葉が。

 冒頭の、「あれだけの集中力で 一生のうちにどれだけの仕事ができるか」だった。


 確かにテレビ画面で主人公・万太郎の頑張り様を見るにつけ、相棒の竹雄が言う通り、「ちょっと休んだらどうか?」と私も声を掛けたくなるのだが…



 と書きつつ、この原左都子も万太郎の頑張りを超える程に一心に学業に仕事に精を出した我が“華の時代”を思い起したのだ!
 学費も生活費もすべて自己資金でまかなっていた私の場合。
 もしかしたら、あの頃の我が頑張り力とは万太郎をはるかに超えていたかもしれない。 しかも 万太郎には竹雄という生涯に渡る素晴らしい相棒が存在するのに対して。
 この私など未だ独身の身で、まさに誰の援助も応援(これに関しては陰で応援してくれた人々は少なからずいたかな??)も無い中、自らの2度目の学業成就意思を貫いたものである。



 そうだよなあ。

 今テレビにて万太郎の昼夜の頑張りを見ると、(これ作り話だからなあ。)などと他人事のように思ったりもしつつ。
 もしかしたら我が現役“華の時代”は、もっとずっと厳しいものだったことだろう。

 我が30歳を過ぎてからの2度目の大学時代には、まずは朝から大学の講義に出るために出かける。 私の場合は、我が専門分野(「経営法学」だったが)のみならず教職2科目を取得する予定だったため、その分の授業数がそれをしない学生達の2倍程あった。 
 しかも大学院修士課程への進学希望もあり、その受験勉強課題も乗り越えた。

 その身にして日々の大学授業終了後は、平日は毎日東京駅近くの丸ビル上階までラウンジコンパニオンに励むため通い、その仕事を頑張り。
 大学が休みの日曜日には、パーコンやワープロデモンストレーター等の業務に励み。 大学の長期休暇中(年間約4か月間)は、元の専門である医学分野派遣社員として活躍した。

 大学院へ進学した後も、大学にて取得した「教職免許」が活きて公立高校定時制課程教諭のオファーがあり、夜間その業務を月~土まで日々頑張った。 (この高校教諭の業務は、大学院終了後もしばらく続けることとなった。)
 

 そんな我が超多忙期だった2度目の大学・大学院時代の怒涛の日々を思い起してみるに。
 
 テレビの中で活躍する万太郎の今現在の姿とは、年老いた私が心配する程の激務でもなさそうだ。

 年齢的にも、今現在の万太郎は我が2度目の学生時代と同じくらいかなあ?
 だとすると、年寄りの私が心配する程には体力消耗が大したことは無いのかもしれない。



 最後にまとめに入ろう。

 何事であれ 人間が一旦確固たる自己目標を掲げた以上、多難な日々が待ち構えているのは必然だ。

 これが日本を代表する植物学者・牧野富太郎氏の場合も当然ながらそうだったったに違いない。
 「植物学」には、私としては今回このドラマにて初めて触れる立場だが。

 今までに類を見ない程に、NHK連続テレビ小説が面白くてしょうがない!!
 
 しかも、牧野富太郎氏は私が住む自治体に長年暮らしておられたとのこと!
 7月からは自治体美術館にて、その展覧会も開催されるらしい。

 必ずや、脚を運びます!!
  

私と同年代で未だ「携帯電話」を持っていない!?! それって自慢になるかなあ??

2023年06月09日 | その他オピニオン
 かく言うこの私も、「携帯電話」を持ったのは遅い方だっただろう。


 最初に「携帯電話」を見たのは電車の中だった。 乗客たちがそれぞれに携帯電話を手にして黙々とメール等々をしている様子だ。
 今まで見なかったその光景を目にした時 最初感じたのは、“個々人の疎外性”だった。 いや、皆が皆一人勝手に黙々と携帯電話で用を足すのは自由だが、こうやって今後の世界は現実世界の人々皆が孤立していくんだ… のような感覚を抱かされた。

  その携帯電話を次に見たのは、娘(当時小学校低学年)が習っていたバレエ教室にて、子ども達を迎えに来た母親達が同じく携帯を黙々といじる姿だった。
 これに関しては、そうしてくれた方が話題の共通項が無さそうな母親達とのコミュニケーションを取らずに済んで、ラクか?? なる我が身勝手な思いが強かった。 と言うのも、何分高齢出産で我が娘を産んだ身にして、他の母親達との年齢差(下手すると私より20歳若い母親もいた)が大きいとの理由もあった。 共通の話題に苦慮するというのか??

 そんな私にも携帯電話を“持たせられる”時期がやって来た。
 50歳を過ぎて某学習教室の運営・指導者に応募し、採用試験を受けたところ。 10名いた採用志願者の中で私一人のみが筆記試験に合格して採用されたのだが。 
 担当者曰く、「指導者には強制で携帯電話を持って頂きます!」
 当時はそんなものプライベートでは必要無し!と考えていた私だが、やむを得ずそれを購入した。 そうしたところ、どうしたんだ!!?! と言う程に、日々我が担当者から携帯に電話が入るではないか!!!
 これじゃあ個人生活が成り立たない!、と留守を決め込んだりもしたのだが…
 (どうやら採用時の学科試験で私が最高得点の満点を取ったようで、本部にかなり期待されていたようだ。 結果としては、本部の意向と我が指導者としての意向が嚙み合わず、赤字経営の挙句1年で退社と相成った。)



 話題を変えて、2023.06.02付朝日新聞「ひととき」欄より、67歳女性による「どうする家電(いえでん)」と題する投稿の一部を以下に引用しよう。

 私は携帯電話を持っていない。スマホはもちろん、ガラケーも手にしたことがない。 あるのは家電、固定電話のみ。 (中略)
 ある日温泉に行きたいな、と思い旅行会社へ電話したら、旅の予約はスマホでの相談予約が必要とのこと。 夫に頼み、何とか温泉には行けた。
 確定申告の相談もメルアドが必要だし、好きな旅番組のプレゼント応募も「固定電話ではできません」となった。スマホやメルアドがなければ、できないことばかりだ。
 そう言えば在職中の終盤、ほぼ全ての連絡や報告はメールだった。 いつも優しい同僚がいて、プリントアウトしてくれた。
 迷惑メールに悩む知人も多い。 思い悩みはするが、家電(いえでん)はもうダメなのか。

 (以上、朝日新聞記事より一部を引用したもの。)



  
 原左都子の私事及び私見でまとめよう。

 確かに我が親ども(実母や義母たち、既に90歳を超えているが)が、スマホは使えないと訴えるのは分かる気がする。 それでも、携帯電話は今尚両人とも下手なりに活用している。

 片や朝日新聞投稿者は、私と同年代!
 しかも、最近まで有職者だったらしいが。
 何故それ程頑なに携帯電話を自ら排除してきたのか、その理由が分かりにくい。
 それがために、周囲へも迷惑を掛けて来たようだが。

 この投稿文を読むと、投稿者の内面には(そんな自分だが自身の選択は間違っておらず、携帯すら持たない私も世に通用するはずだ)なる甘えた自己肯定感が漂っている辺りが、私にとっては鬱陶しい… 

 やはり、時代の趨勢には従って生きるべきではなかろうか?
 それが叶う能力や金力があるうちは、多少無理をしてでもその関門はクリアするべきであろう。
 
 その努力をすることなく世間の親切に甘えて生きられる程、今の時代甘くはないよ!!