会社等で人材育成の一つの視点として良く指摘されたり、方針として設定されることが多い言葉、「柔軟性」。
また、日本人に欠けている視点の代表格みたいに言われているが、本当にそうだろうか。
昔教員を目指していた歴史から考えてみる。
世界の歴史を見ると、日本ほど保守的に見えて実は柔軟な国はないのではないか、というのが僕の考え。
他国では300年かかった変化を、30年でやり遂げる国ですよね。
特に、日本人の適応能力の高さは凄いと思う。
「郷に入れば郷に従え」って、普通に考えると規律性が高くて厳しい感じに聞こえるが、逆に考えると、それに従える柔軟性があると言えるのではないだろうか。
それが哲学の民族だと考えると、そう思えます。
方向性さえ決まれば一気に変わる。
家庭も団体も会社も国も同じなのではないだろうか。
その方向性を決めるのが苦手だと、どうしようもないですが。
って、こんなこと書きながら、かほぱぱ君はどうなの?って声がアチコチから聞こえてきそうですが(笑)
多様性同様よく聞きます。
昔は頭ごなしにあれこれ言われたものですが、気持ちはともかく受け入れてましたね。
今やったらパワハラになりますが😅
私が思うに日本人は寛容性も高く、怨みも忘れてしまうのではないかと思います。
戦争で負けたアメリカを怨むどころか、嬉々とアメリカ旅行に行き、英語を習い、ハンバーガーやコーラを楽しむ。アメリカ人の友人を作る。
他のアジア人に比べたら考えられない事ですよ。
何はともあれ、人が良いのか、過去を振り返らないのか、引きづらないのか、それが平和なことに繋がるのであれば良しとすべきなのかもしれません。
って言う考えが問題なのかな(笑)