今年も沢山の方から年賀状をいただいた。
時々会う方からのものもあれば、遠方の方でなかなか会えない方からのものも。
個人的には、せっかくのご縁で知り合った方なので、1年に1度相手の顔を思い浮かべながらメッセージを書くための時間は全く惜しくもない。
ただ、今年いただいた年賀状に、「今回が最後です」という方が非情に多かった。
年齢的な理由や退職等によるものが一番多いのだが、そうでない方が多かったのが特徴。
確かに一昔前は、コミュニケーションをとる方法は、対面・電話・手紙が主流だった。
今では、各種SNSやメッセンジャーサービスがあって、リアルタイムに気軽にコミュニケーションをとることができる。
記事によると、年賀状を送らなくなった直接的な理由は、
○「個人情報へのハードル」
○「互いの住所を知らなくても生活できる」
ことなのだそうだ。
確かに、学校内、職場内、近所で住所録を交換する文化や卒業アルバムなどに連絡先を掲載することは個人情報保護法の施行後ピタッとなくなった。
それより問題なのは、日本郵政の対応では。
2018年、年賀切手の値上げに踏み切った。
目先の利益を上げるために値上げを慣行するとは。
こんなことやっていると益々年賀状離れが加速するのでは。
私はまだ「卒業宣言」する予定はないが、最盛期に比べると半分位になった。
よくよく考えてみれば、本当に送りたい人にだけ送るという形こそが、年賀状の本来の姿なのかも。