銀座に出来た新しい商業施設。
元々は老舗の百貨店の跡地。
先日のブログでも書いたように、デパートの凋落は地方だけでなく都心でも同様。
以前はお客様が多かった婦人服売場も閑散としている。
唯一元気なのは地下の食品売り場だけではないだろうか。
新施設は、従来の物販を中心とした百貨店ではなく、場所貸しのテナント業だから、確かに「脱百貨店」。
しかし、コンセプトが統一され質感を大事にした総合店舗が、時の経過とともに、ごった煮の雑居ビルのなるおそれがある。
当初は特徴的で多様なブランドが並んでいても、そのうち競争力のあるよく見る平凡なブランドに置き換わっていく。
そうならなきゃいいんですが。
ネガティブなことばかり考えてしまったが、銀座らしい施設として賑わって欲しいなぁ。
ただ最近は、小さい書店とか、パン屋とか、雑貨屋とか、ラインナップは少ないけど特徴のある品揃えのお店を回るのが楽しい。