先週の石垣島でのICTフォーラムで、JAIPAの女性部会主催の討議があり、働く女性の環境等について発表があった。
結婚して子どもがいる方、ご夫婦、独身とそれぞれの立場で、「輝きながら働ける社会」について意見・提言・苦労を話されていた。
その中で、男女雇用機会均等法の制定から30年との話が。
働く女性を巡る環境は好転しているのか。
議論を聞いていると、まだまだだと思うし、私もそう思う。
お世話になった資生堂のように、女性が存分に活躍できる会社は少ないのでは。
この均等法は、もしかすると、女性に「総合職」という道を開けたかわりに、女性に「オッサン化」を求めたのかもしれません。
つまり、夜のお付き合いや接待ゴルフなど、高度成長期に出来上がった働き方を、あなたもずぅっ~と続けなさいよと。
我が家の家人は、まだ子どもが小さいこともあり専業主婦ですが、日本ではなんとなく古くから専業主婦が大勢を占めているのかと思っていましたが、歴史を紐解くと、元々共働きが普通で、江戸時代では庶民はほとんど共働きで、専業主婦だったのは武家だけだったらしい。
それが、工業化社会になって、危険な場所であった工場から女性が離れていったことが原因みたい。
でも、今は脱工業化社会。
ほとんどの仕事において性差は関係ない。
これから女性は、フェアに評価してくれる会社を選択するんでしょうね。
そうなると、これからグローバル化がどんどん進んで、世界と採用競争をしなくてはいけなくなることを考えると、日本の女性を活躍させられない会社には、優秀な方は入ってくれないということになるのかもしれません。
当社はまだ新規採用はしていませんが、いずれは・・・選ばれる会社にしたいものです。