ランチをお客様ととっていたときに、店主が「中国の大気汚染はひどいねぇ」と言われたのですが、確かにテレビの映像を観てもそれがハッキリと解るし、山口の父も防衛策として空気清浄機を買ったぐらいだから、ひどいのは確かです。
でも、考えてみると私の子どもの頃は首都圏は光化学スモッグで、大気汚染は大きな社会問題だった。
問題は対策が講じられているのか、または状況をコントロールできているのかということだと思う。
そう言えば、コントロールと言う言葉は最近よく耳にする。
そういう点では中国もそうだが、日本には「汚染水」の問題があり、他の国々では日本における中国の大気汚染問題と同じようにみられているのかもしれない。
国会でも、野党は懸命にこの問題を追及している。
聞いていると争点は「アンダーコントロール」という言葉の定義のよう。
日本語で言うと、「管理下にある、制御されている」という意味だと思うのだが、政府の定義では指揮命令系統のもとにあり、見守ることができる状況を指すようだ。
今週末は大型の双子台風がやってきそうであり、「汚染水」のコントロールをしっかりやってもらいたいですね。
この状況が改善されて、しっかりアンダーコントロールになるまで、中国の大気汚染を批難することはできないのではないような気がする。
それにしても、いつも言葉の解釈を巡ってつまらない論戦が起こるが、英語だと色んな意味があるというなら、せめて日本語で話せば良いと思うのだが。