今の職場には片道1時間40分かけて通勤している。
その時間は眠るのではなく(当然起きて間もないので寝れない)、スマホ片手にニュースを読んだり、ブログを読んだり、そしてSNSをしたりと、お陰さまで時間は意外と早く進行する。
私はLINEはやっていないが、他の主なSNSには参加している。
個々のサービスによって、その効能は違うが、お互い距離をおきつつも繋がることを楽しんでいるような気がします。
現職ではあまり活かせそうにありませんが、面白そうだったので手に取ってみました。
エフェクト 消費者がつながり、情報共有する時代に適応せよ! 価格:¥ 2,100(税込) 発売日:2013-05-11 |
▶1対多数の情報伝達チャネルが1対1対多数のネットワークに変わり、イベントの外の世界にいる人びともまきこんで、最終的に私とつながったことを実感できるよい機会になったと思っている。
いまや、私たちの聴衆はただ傍聴するだけの参加者ではなく、「観衆をもつ観衆の観衆」なのだ。
▶SNSで共有される情報や体験は、1対多数のネットワークへとつながる。
コメントをつけたり、「いいね!」や「シェアする」をクリックしたりすることによって、ネットワーク効果は増幅する。
これにより、2つのことが起こる
まずは、ソーシャル・ストリームに紹介されるソーシャル・オブジェクトの数がふえて、つながる消費者がふえる。
2つめは、つながる消費者が、何を、いつ、いかに共有するべきなのかを識別する能力が高くなる。
▶つながる消費者は、能動的であろうと受動的であろうと、意思決定のサイクルにおいて体験を共有する。
▶従来型の消費者、つながる消費者は、異なる意思決定のサイクルをもっている。
だからこそ、意図的で、共有可能な、顧客に力を与えるような枠組みをつくらなければ、ブランドは、つながる消費者の意思決定サイクルとは無関係のポジションに外され、忘れ去られてしまうのである。
望ましい方向へ導くには、新しい方法論とプロセスが必要なのだ。
これからの企業の担当者は、ある程度それぞれのネット文化にどっぷり浸ってみないといけないのではないだろうか。
また、若い方の交流を観ていると、まずは横並びの仲間として捉えて、そこから様々な発展をしていっているようですが、私の若い頃は、どちらかというと縦のつながりが大きなウエイトを占めていたように思う。
そう考えると、今後は消費者を横並びの仲間として捉えることから始めないといけないのかもしれません。