わかっちゃいるけど、痩せられない―メタボの行動経済学 (生活人新書 259) 価格:¥ 735(税込) 発売日:2008-07 |
最近流行の行動経済学ですが、そのキーワードを通してメタボ対策を考えるという内容です。
読んでみると、「なるほど」と納得するのですが47年培ったものはなかなか捨てられません。
▶食べ放題のお店で「元をとろう」と食べ過ぎてしまうのは、既に支払った料金を回収できると錯覚して非合理な行動をとる「サンクコスト効果」
⇒ うんうん納得、お店を出る時は背筋が伸びません
▶買い物の金額が大きくなるにつれて損得への敏感さが失われる「感応度逓減性」
⇒ そうそう、車や家を買った時は付属品の値段が数十万円でも気になりません
その他、例えば赤身80%の肉と脂肪20%の肉は同じ事を言っているのに売り上げが違うという「フレーミング効果」など心理学の成果を経済学に取り込んで書かれています。
痩せれて、経済学の勉強もできるという便利な本です。