ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

春呼ぶフキノトウ芽吹く

2015-02-04 22:32:36 | 日記・エッセイ・コラム

2月4日(水曜日) (立春)
今日は立春。気温の底は今週でピークを過ぎ、これを過ぎれば徐々に春めいた気温や天気に変わっていくことでしょう。
この時期には、庭に春の訪れを告げる山菜の「フキノトウ」が芽吹きだします。フキノトウ(蕗の薹)は、フキの花芽です。しかしながら、昨年若嫁が庭の雑草を引き抜くとき、フキの茎もほとんど抜いてしまい、今年は望めなくなりました。都会育ちの若嫁は、フキは雑草の一つくらいしか思っていないかも知れません。芽吹いていないか探しました。あった! 

他には無いかと探すも有りません。裏庭もついでに探してみました。
おう!一つですが有りました。

「春の皿には苦味を盛れ」と言われ、フキノトウは苦味を楽しむ山菜です。 これは冬の間にたまった脂肪を流し、味覚を刺激して気分を引き締めて、一年の活動をスタートさせるという意味合いです。残念ながら、今年は2個では”苦味を盛る”のは無理・・・。

【豆 知 識】 
1.フキノトウ(蕗の薹)はキク科フキ属の多年草。日本原産の山菜・野菜です。
2.旬は場所によって違いますが、関東近辺の平地では2月から3月。雪国では雪解けの時期が旬で、味・香りとも数段よく、独特の苦味も弱い。山地では3月から4月です。
3.てんぷらは低めの温度で揚げるのがコツで、揚げているうちにツボミが開くと苦味がとれます。 また、せん切りにして味噌汁の実にしたり、煮浸し、油いためなどにします。 フキノトウ味噌-フキノトウ4個を熱湯で1分ほどゆでてから水にさらし、みじん切りにして水気を絞ります。 味噌大さじ2、ミリン大さじ1、酒大さじ1、砂糖小さじ1を混ぜて鍋で加熱し、 冷ましてからみじん切りにしたフキノトウと混ぜる。 手間がかかりますが、みじん切りにしたフキノトウをすり鉢ですって使うと上品な味に仕上がります。
4.苦さを楽しむ山菜ですが、下記のような物を選ぶと苦味が少ないようです。
 ・ 暖かい南の産地の物。
 ・ あまり成長していない小さなツボミ。
 ・ 採れたてのもの。
どうしても苦味を抑えたい場合はゆでてから水にさらしてアク抜きをしますが、同時に香りも失われます。 また、油で炒めると苦味はかなり少なくなります。


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