ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

散った花を見て何を思う沙羅双樹の花

2020-06-26 20:24:18 | 
6月26日(金曜日)
一昨日はツボミだった庭の”沙羅双樹(ナツツバキ)”。今朝、樹を見上げれば、6輪ほど咲いています。



樹の下には、ウヒョ!10個ほど花が落ちています。



昨日は午後から天気が悪く、沙羅の様子を見ていませんでした。これほどにまで、一気に開花するとは・・・・。
沙羅の花は、朝咲き夕には落ちてしまう一日花。
沙羅双樹の花で有名なお寺は、京都市内では東林院が有ります。我が家の近くでは京田辺市の「酬恩庵一休寺」。毎年この時期には、新聞に落ちた沙羅双樹の花と住職の説法が載ります。
平家一門の興亡を描いた『平家物語』の冒頭で、「祇園精舎の鐘の声,諸行無常の響きあり,沙羅双樹の花の色,盛者必滅の理をあらはす」という一節があります。『諸行無常』はこの世の無常観で、すなわち永遠に変化しないものはないこと、人の世の変わり易さを表現する際に用いられる言葉です。 「今日あるものが明日あるとは限らない 沙羅の花は朝咲いて夕べには散っていく」...
要するに、「今日は元気でも、明日のことは分からない。一日一日を大切に生きてや」と言うことですね。
毎年のように沙羅の花を愛でに、「酬恩庵一休寺」に行っていました。今年はコロナで、行く気がわきません。お金を使わないで、庭の落ちた”沙羅双樹の花”を観て何か悟ればベリーグッド!。
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