ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

祇園祭

2007-07-17 17:55:08 | ニュース

7月17日は祇園祭のハイライトの山鉾巡行だ。関西に住んで43年、山鉾巡行はテレビでしか見たことがなかったが昨年初めて山鉾巡行を見に行った。「動く美術館」とも呼ばれる三十二基の山鉾が京都市の中心部を約2.8キロを進む。昨年は雨にたたられ散々であった。今年も行こうと意気込んでいたが昨夜は雨に雷、おまけに今日の天気予報は雨の確立40%なので雨ならばテレビ中継と腹を決めた。9時前の天気は雨が降りそうでどうしょうかと思案をしていたが9時を過ぎると陽がパーッと差し込んできた。こうなったら行くしかない。着替えて車に乗るもどこに車を置くか悩む。京都駅に置くか三条通りまで行くか。9時45分に四条河原町に長刀鉾が通る予定なので早く着かねばと思い結局、三条烏丸の駐車場に置いた。所要時間は1時間。ここから三条、河原町まで15分ほど歩いた。三条河原町の近くになると「コンコンチキチコンチキチ」の祗園囃子の金の音が聞こえてきた。余裕があれば優雅に聞こえるのだろうが早く見に来いとせかされている気分になり足早に急いだ。三条河原町の交差点は思ったより人が少ない。カメラポジョンを確保したが2列目なので前の方の頭、携帯カメラの手が邪魔になるが我慢するしかない。最2007_07170006 2007_07170011 2007_07170018 初に見たのは霰天神山(あられてんじんやま)であったが巡行が一番の長刀鉾から何番目になるか資料を持っていなかったので分からない。時間的に考えると7,8番目かなと思ったが帰宅して調べると62007_07170029 2007_07170037 2007_07170054 番目であった。昨年の山鉾は雨が降っていたので豪華な懸装品は全部ビニールで覆われていてガッカリしたが今年は雨の予報にもかかわらず降っていなかったのでビニールで覆っている面積は少ない感じがした。雨が降らねば落ち着いて細部を鑑賞できるのが良い。蟷螂山(とうろうやま)は屋根の上のカマキリが羽を広げたり手足を動かす。船鉾はその名のとおり船2007_07170103 2007_07170072 の形だ。橋弁慶山は牛若丸と弁慶の戦いが見れた。ついつい派手な鉾に目を奪われがちだが山もなかなかいいもんである。
警備の警察の方がこれが最後の山ですよと南観音山を指差したときは午後1時過ぎになっていた。2時間半じっ2007_07170060 2007_07170077 2007_07170108 と見ていたことになる。南観音山の引き手には外人の多いこと。8人位いたのではないだろうか。外人にとっては異国での祭りの体験は一生の思い出になることであろう。交差点は人通りが多く見ているだけでも楽しい。浴衣姿も多く外人の方もいた。京都ならではの芸子さん。二人が目の前を通ったのに気がつくのが遅くシャッターを切ったときは豆粒で残念であった。

2007_07170012 2007_07170013 2007_07170015 2007_07170018_1 2007_07170021 2007_07170025 2007_07170026 2007_07170038 2007_07170041 2007_07170051 2007_07170067 2007_07170081 2007_07170088 2007_07170090 2007_07170092 2007_07170094 2007_07170096 2007_07170100 2007_07170112

昨夜の宵山には38万人の人出で今日の山鉾巡行には20万人だそうな。ちなみに昨年は雨の影響で13万人。

[豆知識]

1.山と鉾の違い http://homepage3.nifty.com/kyoto-repo/gionfest03.htm

2.日本三大祭りとは京都の祇園祭り、大阪の天神祭り、東京の神田祭りを言う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 出せば当たるものだ | トップ | 町家で食べる焼肉 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ニュース」カテゴリの最新記事