ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

丹州觀音寺へアジサイを愛でに行きました

2014-06-26 05:37:57 | 神社、お寺

6月25日(水曜日)
カレンダーには、ほとんどの日に本日の予定が記されています。見れば珍しく空白です。時は11時を過ぎています。夫はやぶから棒に妻に言いました。「温泉でもどこでも行きたい所があれば連れて行くよ」 「温泉はアナタは何時間も待つのはイヤでしょ」 「ナンボでも休憩所で寝て待つよ」 「園部の觀音寺にアジサイを見に行きたい」
観音寺は私は初耳のお寺さんです。ネト検索すると園部では無く福知山でした。妻がどうして福知山の寺を知ったかと言えば、ラジオ深夜便に観音寺の住職が登場したそうです。ナビに観音寺の住所を入力します。どれくらいの距離かな?137キロ、到着予定時間は1時31分と出ています。11時40分に出発しました。久御山ICからナビの音声に従って京都縦貫道を走ります。綾部市回りで、綾部の駅前を過ぎると目的地まで10キロほどです。時計を見ればもう直ぐ1時です。この辺りで昼食にしましようか。丸亀製麺でウドンを食べて観音寺へ。
嬉しいことに駐車料金は無料です。拝観料は京都のお寺さんは500円が多いのですが、ここは350円と中途半端に安いね。参道ではアジサイの管理をしている方がホースで水をやっています。駐車場は2箇所有り、私が置いた所は小さい方で、山門をくぐらず横から入った形のようです。一応山門をまで下りて行きました。山門の右左には仁王像が有ります。

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アジサイにホースで水遣りをしていた方が、「雨の後とか午前中であれば、花がシャキッとしているんですがお気の毒です」と慰めてくれます。綺麗なアジサイを見に行くには、雨の日か午前中が良ろしいようで。
水遣りをしている方はサービス精神が旺盛です。「アジサイにカタツムリがおりますよ~」と言って案内してくれました。アジサイの花の上に角を出してカタツムリが動いています。

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一枚撮りましょうね。
参道の両脇には「丹波あじさい寺」と呼ばれているだけあって、右を見ても左を見ても色とりどりのアジサイが押し寄せて来ます。

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右の石段を登れば本堂。左に上がると社務所です。社務所側に行くと桔梗が咲き、尾長鳥が放し飼いされています。

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尾長鳥は国の天然記念物です。めったやたらに見ることは有りません。沙羅双樹の木には花が咲いています。

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拝観券には「今日あるものが明日あるとは限らない 沙羅の花は朝咲いて夕べには散っていく」

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これはこの寺の住職:小藪実英(こやぶじつえい)の詩です。
社務所の横の縁に座り、山の斜面のアジサイを堪能しました。このアジサイがガラス戸に写るのですが、これが綺麗だとどなたも言っています。どれどれと写すと、己の老いぼれた姿が写っているでは有りませんか。

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冷や汗がたらり~と流れたのは言うまでも有りません。
山の斜面を登って行けば本堂に行くことが出来ます。女房は足が悪いので私1人で行きました。本堂に着くまで7つの観音さんを見ることが出来ます。

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本堂に到着。本堂の周りにもアジサイがこれでもかと咲いています。

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アジサイの季節が終われば、殺風景になるのではと心配してしまいます。
駐車場のそばのお寺さんの喫茶店で一服しました。私は1人でコーヒーを飲み、妻は住職の詩画を展示している詩風館で一休み。

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お土産に住職の詩と画の日めくりカレンダー「ほのぼの日めくり」購入していました。
ナビを自宅にセットしました。到着予定時間は17時30分。帰路はそれこそ何十回も走りなれている、長田野工業団地のそばの国道9号線に出ました。
通勤時間帯では無かったので、車の流れはスムースです。5時前には帰宅出来ました。本日参拝した補陀洛山(ふだらくさん)丹州觀音寺は、関西花の寺二十五ヵ所霊場の第一番でした。ネット検索ではヤマアジサイやセイヨウアジサイ、ガクアジサイなど約100種・1万株と出ています。1万株は二日前に行った「三室戸寺」と同じです。三室戸寺は約50種で、観音寺は約100種。100種はうそやろーと言いたいぞ。関西花の寺二十五ヵ所霊場は古刹、名刹、隠れ古寺等の魅力一杯の花の寺ばかりです。ナビを活用すればどこの寺でも行けます。次はどこの寺に参拝しましょうかね。

【参  考】日めくりカレンダーから抜粋
関西花の寺第一番札所・丹洲觀音寺住職小藪実英(こやぶじつえい)プロフィール
昭和26年11月5日、京都府福知山市観音寺に生まれる。兵庫県立氷上高校、尼崎西高校、柏原高校で17年間、教鞭を執り、平成3年3月に退職。その後(丹波あじさい寺)観音寺住職となり、宗派の垣根を越えて心を育てる「あじさいの会」を主宰し、多くの会員並びに地域の方々に「心の教育」を施す。また各地に赴き講演会などを通じて多くの方々と交流を深めている。関西花の寺25ヵ所霊場会事務局長、高野山真言宗、宗会議員。法務の合間をみて詩画・墨彩画の製作に励む。詩は自分の心の修行を言葉に表したもの。
*平成22年6月読売新聞(西日本版)に2日に渡って住職の心の活動を紹介され、反響を呼ぶ。

コメント
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