ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

西国三十三所の第三十一番札所『長命寺』に参拝

2013-09-11 02:30:53 | 神社、お寺

9月10日(火曜日)
滋賀県大津市和邇の病院へアッシー君をした帰りに、どこかで昼食をしようと道草をしました。向った先は、琵琶湖大橋を渡り近江八幡市です。
初めて行きましたが、湖岸道路は信号もほとんど無く快適なドライブコースでした。愛妻は先日従姉妹に連れてきてもらい、昼食を食べたレストランが気にいったとそこへ案内してくれたのですが、生憎定休日で食べることが出来ませんでした。
少し北へ足を延ばすと、 「長命寺」 の大きな看板が目に入って来ました。道路沿いに車を置き、辺りを散策すると竹生島行きの船の乗り場があります。ここが長浜港か。
引き返すと、「せっかくここまで来たのだから長命寺へ行って来たら?」と愛妻が言います。土産物屋まで一緒に歩き、「よっしゃ行って来るわな」と言い残し石段へ。

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石段のそばに看板があり、808段の文字が読み取れます。

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「結構石段があるんだな」と思いながら登って行きます。最初は1、2、3・・・・と数えていましたが、100ほど数えたら、数えるのがイヤになってしまいました。急な石段なので、立ち止まり息を整えます。

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半分ほど登った所で、引き返そうかどうしようか悩みます。
今年は富士登山をしてやろうと思っていましたが、こりゃ話しにならん。富士登山は無理と、簡単に諦めることが出来ました。
歩けど歩けど誰とも出会いません。何でや?「ここは何段目」の看板が出ていれば、よし後何段かと気力が湧いて来るのですが、湧いてきません。登らなければ良かったの後悔の念だけです。

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上を見上げると何やら見えて来ました。

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あそこか。不思議なことに足取りが軽くなります。近くに行くと、タクシーの運転手が4~5人談笑しています。その横にはタクシーが・・・。ええっと絶句です。頭のはげた白髪まじりの運転手に、「車で来れるんですね」と言うと、「若いアンタだったら石段を登ってもどうと言うことは無いでしょう」の挨拶言葉が返って来ました。「私そんなに若くはありませんよ。来年は70ですよ」の言葉を返すと、「そうですか私よりも先輩だ。これは失礼」。
丸坊主頭なので若く見えたのかな。ここから約100段登れば三重塔と本堂に到着しました。

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どちらも一部修復中で、足場が組まれていて景観が台無しです。
本堂では沢山の信者が御経をあげていました。上り口に観光バスが止まっていたのは、御経をあげている皆さんが乗ってきたバスで、それを何台ものタクシーに分乗してお参りしたようです。

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参道の石段で誰ともすれ違わなかった謎が解けました。帰路は車道を歩いて帰りました。石段と違い歩くのが楽です。車に行くと、愛妻が乗って待っていました。ことの次第を話すと、「私も行ってみたい」と言います。では行きましょか。2分ほど走れば到着。あのフ~フ~は一体何だったのか。
「健康長寿のお寺」の石碑の前で記念撮影。

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これで健康長寿は保証されたようなものです。何歳まで生きるの?せめて2020年の東京オリンピックまでは生きたいものです。
愛妻は足が悪いので、手すりのある所まで登り、本堂の参拝はあきらめました。

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今までこんな石段の多い寺に行ったのは、金毘羅さんくらいしか記憶にありません。帰宅して調べてみました。金毘羅で御本宮まで785段。やっぱりでした。

【参  考】
1.日本の仏閣神社で石段の多い所。
 滋賀県 長命寺 808段
 山形県 山寺(立石寺) 1,015段
 山形県 羽黒山 2,446段
 熊本県 釈迦院 3,333段(御坂遊歩道)

2.
長命寺
聖徳太子ゆかりの「健康長寿のお寺」
西国三十三所の第三十一番札所『長命寺』(ちょうめいじ)は、標高333mの奥島山に建つお寺です。かつては琵琶湖に浮かぶ島だったため、参道の目の前まで舟で乗り付けることができたのだそうです。参道は、琵琶湖畔から続く808段の険しい石段ですが、現在は途中に駐車場が出来ているため、100段ほどで済ませることができます。

コメント
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