「パティシエになりたーい!」ブログ。

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アイカツ!108話「想いはリンゴにこめて」感想・後編

2014-11-24 20:44:45 | アイカツ!
続きです。

・その頃のベイビーハニー達
屋敷の廊下を進む。もうすでにめっちゃ怖い雰囲気。
三人とも眉下がりっぱなしです。でも、でも、このセリフ…
「…スミレちゃんは、デザイナーさんに会えるから…!」
「うん…!絶対に会える…!」
怖くて、本当は逃げてしまいたいけど、大切な友達の一大事だからって頑張ってる二人の気持ちが…すごくこのセリフに出てて、泣けます。多分二人はスミレちゃんを少しでも安心させたいんだろうけど、声、うわずりまくりだし…(もちろんスミレちゃんもそれで笑ったりはしないんだけど。でも安心もできてないな…)。「スミレちゃんは」って部分は、もし何か起こっても自分たちが身代わりになってスミレちゃんを進ませよう、って気持ちすら感じられて…ううっ;;
そこへ、……何かが目の前を横切った!!

「ひいいいいいいいいいああああああああああああ!!!!」
顔wwwwwwww いや笑っちゃいけないんだけどもw
その正体は…かわいい、黒猫。ほっとしすぎてへたりこむ二人。アランを追って一人、かけ出すスミレちゃん…!

・第一ポイント
ちょっとスミレちゃん!!あなた白雪姫の話知らないの!?知らない人に物をもらっちゃだめだよ!!
…と、思わず初見から画面の前でツッコみそうになりました。
髪飾りトラップは、走って追いかけてきたあかりちゃんとひなきちゃんの活躍(魔女を二人で羽交い絞め)で、回避!
そうやね、このためにバイト雇ってるって言ってたね…(魔女役は、リアルに女の人。結構若い。)。

・第二ポイント
仮面をつけた怪しげな7人の小人が、スミレちゃんをランチに誘う(……)。
「ありがとう。」って言ったからまた!?って思ったら「でも、行かなくちゃ。」って。
そしてこの第二ポイントは、スミレちゃんの美貌とアイドルとしての知名度で見事クリア!
魔夜さん…バイトの人選、考えた方が…。「サイン下さい!」じゃねーだろよ!
サインはひなきちゃんとあかりちゃんに任せて、次へ!

・第三ポイント
廊下の両側に飾られている、額に入ったロリゴシックのドレスの写真の数々。もちろんそれぞれアイドルが着ていて、そこにはユリカ様もいる。
全てのドレスの名前をすらすら言うスミレちゃん。
…思い入れのあるドレスは、一緒に思い出も語ってるんだけど…とにかくママがすごい。娘たちのためにロリゴシックのドレスを完璧に再現してるママがすごい!!パーフェクト家族…!ママも是非本編に出てきてください、待ってます!!
そしてここでわかること。…ユリカ様は内側(バイトのスタッフがいる側)から、スミレちゃんをちゃんと見守っているのでした。

・第四ポイント
最後の試練。…まあ今までのはまず試練としてどうなのって部分があるとしても(特に二番!おいバイト!時給もらえないぞそれ!)、これは、見てるだけの側もちょっとハッとするような試練でしたね。
…廊下の突き当たりに、大きな鏡がある。前まで進むと、もちろんスミレちゃん自身が映るんだけど、そこで声が。
「鏡よ、鏡。世界で一番ロリゴシックのドレスが好きなのはだあれ?」
「世界で、一番……。それは…」
鏡に映る自分自身の姿が、変化する。今やロリゴシックというブランドの代名詞とも言える強烈な存在、「藤堂ユリカ先輩」の姿に…。
そこでまた声が繰り返される。「世界で一番、好きなのは?」
あの「ユリカ様」より、好きと言えるのか…。ロリゴシックを愛し、ロリゴシックの世界の住人になっている偉大な先輩よりも、自分は、好きと言えるのか……。
「…確かに、今は藤堂先輩にはかなわないかもしれない。でも、それでも…!」
鏡に映る姿が再び変化。来た時とは違って少しうつむいているスミレちゃん……。
その手をぐっと握りしめ、顔を上げて、答える!
「いつかは、きっと!!」
がちゃん、と音がして、目の前の壁が扉のように動いて開く。
一人で走って通路を駆け抜け、最後のドアを開けるスミレちゃん…!!

・青い炎が揺れる暖炉のそばに
誰かが座ってて、もう一人、誰かが傍らに立ってる。
「この子が…氷の華?」
立ち上がる、ロリゴシックのトップデザイナー、夢小路魔夜。立ち上がると同時に部屋の明かりがつく(炎も普通の色に…いや、ナンデ!?)。
傍らにいるのは藤堂ユリカ先輩。
「自己紹介しなさい。」
…………あなたたち、どうして親子じゃないの………??
似すぎ!息ピッタリすぎ!親子って言われた方がもはやしっくり来るわ!!そういえば初めて魔夜さん見た時(ユリカ様のキャラとかも全く知らない頃…多分ステージ動画集めたのを見てて、客席にいる魔夜さんをちょっと映すシーンがあった。)「?……今の、この子のお父さん??」って素で思っちゃったこと、思い出したわ!!
あと、これ書くために見てて気づいたんですが、最初にスミレちゃんが部屋に飛び込んできたシーンでは、ユリカ様は魔夜さんと同じ暖炉の方に向いてるのね。電気つく時はすでにこっち見てるんだけど。

・「スノープリンセスコーデ」お披露目!
感激して駆け寄り、りんごがついてることに喜ぶスミレちゃん。
魔夜さんが言うには、最後までつけるかどうか迷ったらしい。やはりひなきちゃんが言ってたのと同じ理由で。
…それについて魔夜さんとユリカ様から正直な感想を求められて、ちょっと叫ぶように「変じゃありません!」って言って、テーブルの方へ急いで走るスミレちゃん。その突然の行動を、不思議そうに見やる二人…。
スミレちゃんは、…カゴに入れてここまでずーっと大事に自分で持ってた「焼きりんご」を、お二人に出す準備をしていたのでした。
「できました!どうぞ。」

!? またアレンジされてれぅ!?
いやそりゃ、タルト・タタンを素で持ち歩けないってのはわかるけど…!そのフタ?は何!?タルトと同じ生地で作ったとかすごすぎるからやめてね…!?誰かこれリアルに再現してみて下さい、お願い!!(お前が真っ先にやれよ)
あと、……また、3つあるんだけど…まさか自分の…?いやいや、いや、ここに藤堂先輩がいるって予想は難しいだろうし、念のために3つ持ってきたんだよね!そうだよねスミレちゃん!?

・…それはともかく
最初見た時、ホントに不思議だったんだよねえ。あの「叫び」は何なの?って。んですぐこの行動ってなんで?って。しかも「変かどうか」なんて聞いてないじゃん…?りんごの有無、もしくはドレス全体の「感想」を聞いたのであって。
でも、何度も見てて…鈍いうちでもようやくわかりました。この後、部屋に駆け込んでくるあかりちゃんとひなきちゃんのセリフがそれを「強調」してるんだなってこと…。
「うわあー!」
「すごーい!!」
「ホントにりんごがついてる!!」
「やったね!」
「イエーイ♪」 ハイタッチ!
…スミレちゃんは焼きりんごをこの場に「用意」してきた。つまり、新しいプレミアムドレスにりんごがついてるという確信があった。
それは二人に対しての、最強のメッセージなんだろうな。
”自分はロリゴシックの世界を愛している。住人になる覚悟もある”っていう。…そして友人二人のセリフが、すでにそれが三人の中で共有された思いであること、スミレちゃんだけの独りよがりな考えではないことを示してる。
「変じゃありません!」は……、んん……、昨日の夜、タルトを作りながら最初にひなきちゃんにりんごのことを言われて、その場でスミレちゃんは「反論」はしなかった。ただ自分はついてると思う、って言っただけだった。それは、スミレちゃんの元々の穏やかな性格がそうさせたんだと思う。本当は強い、強い確信があった。きっとドレスにはりんごがついてる。でも、それで友人を論破するのはスミレちゃんの望むところじゃない…。
そしてまた今日、あろうことかデザイナー本人の口から、白雪姫のドレスにりんごってどうなの、…みたいなセリフが飛び出した。それに対しての「変じゃない」。いつもの穏やかなスミレちゃんからは想像できない強い「自分の意志の主張」だった。
…そりゃそうだ、だって今はスミレちゃんは必死なんだ。どうしても、どうしても大好きなロリゴシックのプレミアムドレスが欲しい。大先輩の藤堂先輩をなぎ倒してでも(え?そこまで言ってないって?)手に入れたいし、いつかは先輩も超えてみせるとまで言ったスミレちゃんなんだ。
誰が何と言おうと「変じゃない」。ロリゴシックの白雪姫のドレスにはりんごがついてるって信じてた。最初から。
…きっと、ただそれだけ、だったんでしょうね。

・こんだけダラダラ書いた後に、思いついたこと
もしかして魔夜さんの、「りんごってどうなの?」的なセリフはトラップだった……?
あのセリフの途中、魔夜さんのすぐそばにいるユリカ様がハッとしたような顔をする。なんでこのタイミングで??と思ってたんだけど…。もしかしたらりんごをつけるかどうか迷ってた、っていうのは「嘘」だったのかも。スミレちゃんを試すための。…ユリカ様はドレス製作の経過も知ってたからありえるよね?…つーかもう、そうとしか思えなくなった。だとしたら、スミレちゃんの答えは百点満点だったんじゃない!?

・そういやあかりちゃん!
ウワサの怖そうなデザイナー、目の前にいるのに全力スルーじゃないですか!!(まあ、目の前で絶叫とかしてぶち壊しにしたら最悪だったけど…)

・親子って言ってくれ(「愛してると言ってくれ」、のノリで)(だから古いってば)
「…私、氷上スミレがあのドレスを着てるところが見てみたい。魔夜さんもそう思ってるんでしょ?」
「……フフ、ユリカは良い先輩になったね。」
ここでパアッと表情が明るくなって、その後にっこり笑う藤堂先輩がかわいすぎてもう!!
あと親子でしょ!?吸血鬼のお父さんってことにしましょうよもう!!1200歳くらいの!

・託されたプレミアムドレス
初めてのプレミアムドレスを身にまとい、歌うのは…もちろんこの歌、「タルト・タタン」!!(昔の歌番組の前口上のノリで)(だから…古いから…)
103話の初披露のステージもかなり衝撃で、確かに何回かは見返してたけどさー…でも自分がほとんど歌を歌えるくらい見返してるとは思わなかったなあ。いや、うち、歌ってかなり何度も聞かないと覚えられないんですよね。まあこの曲は展開が少ないからかもしれないけど…。
この歌不思議だけど、いいなあ。んでドレスもいいなー。よかったなあスミレちゃん…。
…とか結構油断して見てたら、

最後のこのウインクですんごいドキーーーーーッとしちゃったわ!!!!
思うツボ!!スタッフさんの思うツボです!!
…前のステージの動画についてたコメントで、途中から髪飾りの位置が逆になってるってのがあって…、手描きならともかく、モデルが存在するのにそんな間違いって??と不思議に思ってたんですが…、今回やーっと気づいた!後奏の部分だけ、「鏡の中」なのね…!確かにこっち側、オーラも出てない!!(オーラのことはやっぱり動画で気づいたんですが)

・そして、翌朝
冒頭とは逆で、鼻歌で「タルト・タタン」を歌いながら、嬉しそうにプレミアムドレスのカードを眺めているスミレちゃん。
「(よかったね、スミレちゃん!)」
心の中でそう言って、にっこり笑うあかりちゃん。
そしてスミレちゃんもにこっと笑って、シメ!ほんとによかったね…!素晴らしい回だった…!

・アイカツ格言にて
「…魔夜さんて、見た目怖いですよね…。」
「そうね…じゃなくて、ロリゴシックの世界を表現しているの!」
魔夜さんかわいそうwwwwwwww そして思わず「そうね」とか返事しちゃう藤堂先輩www
もー…最後に笑かすなあ…w

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