「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

「思い出の枯山水」

2009-02-15 23:55:12 | きょうのできごと
私は、写真を撮るのが好きなんですけども、撮った後の扱いがかなりぞんざいです。
「時」を…デジカメ一眼レフをゲットしてからは、…まだ、ましなんですけども…フィルムカメラで撮ってた頃は…ひどかった…。現像から戻ってきたら一通り見て、…そのまんまだもんね!アルバムにすら入れない!
…未だにお菓子の缶とかにわさっと写真が入ってたりします……。

でも、お気に入りの写真は多いから…なんとか活用できないかなあと日々考えているのですが(アルバムに入れろよ…)。

見てたら、なつかしいのん見つけました!
↓これ(スキャンしてみた。ネガは見当たらなかったので写真そのものを…)。

か…枯山水、ですっ!わたし・作!!

…これ、全部お菓子なんです。
私が関わった、最初で最後のアメ細工かも。


辻製菓専門学校での一年、最後に「卒業フェスティバル」なるものがありまして。
まあ、想像はつくと思いますが…一年の集大成?的な作品を作って発表する場なんですよね。
今はどうなのか知らないのですが…(つか毎年違うのかも)、私の時は、個人や数名のグループではなく、クラス単位で作品を作ることになっていました。
で、テーマが「和」だった。そのテーマにそって、展示するお菓子を作ることになってた、と。
で、入り口のところに、アメ細工の…灯籠を作ることになりまして、そのチームに私は…いました。
シュクル・ロッシェという…泡がぶくぶくした状態のまま固める製法で、本当に石みたいな大きな固まりを作り、それを地道に削りだして灯籠を作ることに。ただ私は本気で器用さ最低ランクの生徒でしたので(笑…えない)、切り出したりする作業は友達にまかせっきりでした。
そんで…削るときに出た破片や、細かく、本物の砂みたいになったあまりパーツを見てて…「そうだ!…これで石庭みたいにしたらいいんじゃん!?」と思いついた、と。
もちろん、うちらのチームに任されていたのはそもそも灯籠だけだったのですが、無理矢理頼み込んでこの石庭も入り口においてもらえる事になりました!うれしかった…。つーかすみません。常に勝手ですみません。

それから、必死で石庭のことを調べ、いろんなお庭の写真を見て、筋のつけ方を研究し、組み立てのときにはマスク着用で、かなり真剣に……あれ、なんていうんでしたっけ?ギザギザのコルヌ。あれで筋つけてました。なんかもう…ちょっと職人気分でした(その間、周りの人はうちに声をかけることができなかったそうです…)。
なつかしい話です。もちろん私ひとりで作ったものでは全然ないんですけども。思い出の作品です。

あの時にめっちゃ調べたことがきっかけで、庭に興味を持ち…それが京都全体への興味へと広がって…後に京都検定を受検することになるとは、当時考えもしてませんでしたね!しかもまさか2級に2回も落ちるとかね…!(グサッ)



ていうか…こういう風にしたらいいんじゃん!?過去の写真の有効活用!
タイトルとかもつけちゃったりして!(今回は「思い出の枯山水」ね!)
よし!(よしじゃないよ…)

最新の画像もっと見る

post a comment