「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

遊戯王文庫版感想 9巻

2008-12-06 21:08:19 | 遊戯王☆感想文
遊戯王の文庫版、全22巻購入記念企画!
「全巻の感想書く!主に社長の行動とセリフに注目!
ちなみに書くまで次の巻開封禁止!」


☆この色は社長のセリフ
☆社長のことばっかりになるかもしれませんが許してください。社長大好きなんです。
☆アニメ(DM)はBC編まで視聴完了。ニコニコのエネコンMADでふつくしい社長に惚れて今に至る。
☆宝物はKCマグカップ(えー)。
☆ちなみにこの感想文は、同じく最近社長にはまった!という人にも文庫版を買ってもらおうという目的がありますです。あとハンパすぎる自分の模写絵を載せてるのは「くっ…こんなヘタクソのんじゃなく、高橋大明神の絵でちゃんと見たい!」って思ってもらって、より販促へつなげようと…(素直に「絵が上手くなりたい」って言えよ)


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とらわれの身となってしまった社長。
9巻、出番…最後の16ページだけ!(回想・魂の牢獄のカードでの登場を除く)

いえ…この巻で助かっただけで、私は満足です…。
主役は城之内くんと、遊戯だよね!!
てか、この二人の決勝戦がない、ってとこに感動した!
それを認めるペガサスもかっこよかった。
で…表紙もすんごいステキなんだけど…ダブル遊戯の共闘が!うれしかった!!
かわいいよー!表ーー!!
倒れちゃうところは真剣にドキドキしましたが…仲間の存在で、マインドスキャンでカードを読み取ることが出来ない!っての、感動した!ちゃんと杏子が遊戯支えてるし!!結束の力すばらしいね!

遊戯の勝利。ペガサスは約束どおり、じーちゃんと海馬兄弟の魂を解放する。
…モクバは本田とバクラが助けてたから、皆の前で目覚めることになるんだけど…。
遊戯が勝った、つまり会社は無事…。それを聞いて、モクバはあわてて起き上がる。家に帰って兄の看病をしなくては、と。まだ何も知らないモクバに、遊戯が教える。兄は目覚め、この島に来ていることを。


そして…別の棟に囚われている社長。牢屋の鍵が、猿渡によって開けられる。
「出ろ…瀬人…。すべては終わった…。お前は自由だ…。」
その言葉を聞き、少しだけ顔を上げるしゃちょ……
はあああああああああああああああああ!!!!!!!
っ…、は…… す、すみません…
こ、ここの顔!!

ふ、ふつくしい……!(私の絵じゃ1ミリも伝わらないだろうけど!)
いやなんでかわかんないけど、すっごい…こう…
ハートを射抜かれる?感じ…?
…え、表現が古い…?
それにしても、っか、かっこええよう…。
なんだよう…社長…。好きだよう…。(……)

この表情を見るとちっとも冷静になれないので、ちょっと本を伏せて冷静に分析してみる。
社長はなぜ、あの猿渡のセリフを聞いて、この表情なのか。
牢屋の一番奥、壁に背中つけたまま。猿渡が去った後、体は起こすけど…どこか緩慢、というか。…同時に解放されたであろうモクバを探しにダッシュするべきじゃないのか??

モクバの起きたときの反応を見る限り、魂の抜け殻となっている間、外部の情報は全く入ってこない(まあ当たり前だが)。
社長は、ペガサスに負けた時点で抜け殻にされたんだから…あとの展開は全く知らない。でも、今、自分の魂が解放されたことで…、ペガサスが誰かに負けたということはわかるはず。それがほぼ間違いなく、遊戯であるということもわかるはず。
…負けたことが、それほどショックだった…のかなあ。
モクバは、そして自分はこうやって助かったけど…それは自分の手でじゃない…。
魂の牢獄の中、壮絶な自責の念にかられていたんでしょうか…。千年アイテムの罰ゲームだからありえるな。…大体遊戯のマイクラだってさ、平和に心のパズル組み立ててるだけかと思ってたけど…文庫版6巻(社長の目覚めの巻)の裏表紙のあらすじ?で度肝を抜かれたんだよねえ。
「その頃、『死の体感』の世界を彷徨い、昏睡状態に陥っていた海馬に異変が…!?」
えええええええええええええ!?半年も…!!
…だから今回も、かなり地獄を見てたのかもしれない…。カードでも回想でもずっと横顔だしな!モクバは出して!って感じで正面向いてるのに。社長って他人に厳しいけど、自分にも死ぬほど厳しいだろうから…。ここでは…いっそ殺せ、とか思ってたかも、しれない……。そういう顔なのかも、しれない…。
キュン…(えー)。


そして、顔を上げた社長が見たもの。
開いた扉の向こうで、笑顔で手招きをする、昔の幼い自分。
驚きながらも、吸い寄せられるように…ついていく社長。
…社長!それめっちゃオカルトっぽいけど…!オッケーなのかそれは!

大きなジュラルミンケースを抱えながら、不安げな表情でキョロキョロと兄サマを探すモクバがかわいくてたまりません!!
そこに、…「彼」に導かれるまま、城の外へと脱出してきた社長の姿。
駆け寄るモクバ。
兄弟、涙涙の再会です!!

いいシーンだなあ…ぐすん。
よかったねえ…ほんとよかったよ!!
しかもここ、横で「彼」が見てるんだよね。
手には、完成したパズル。抱き合う二人を笑顔で見やり、消えてしまう…。
かっ…かわいいよお…子瀬人!!
「海馬にとって…モクバこそが最後のピースだった…。奴の心のパズルは、今、完成したのかもな…。」by闇遊戯
「ったく…ずっと兄弟仲良くしやがれ…!バカヤロ…!」by城之内
…凡骨かわいい。彼にとって社長はにっくき敵ですが、こういうとこでは涙をこらえてこういうこと言っちゃう凡骨、大好き!

…ってギャー!!
ペガサスがあああああああ!!
バクラ怖いよおおおおおお…!!この後の「みんな、ゴメン!」とかもバクラの演技じゃなかろうか…とか疑ってしまう…。だってさ、獏良はバクラのためには演技しないよね!?バクラ、ちょくちょく出ててああいうことしてるなら相当タチ悪いし…もし獏良も全然気づかずこういう風にふるまってるなら…違う意味でタチ悪い!全部バクラの演技でしたって言われるほうが納得できる…。あんたら皆、記憶飛ぶのとかほっといちゃダメよ!?(含初期遊戯)特に獏良は…一応自分の意思でリングかけたんだから…めっちゃ注意して欲しいところですよ…。

表遊戯が出てて、海馬兄弟に声をかける。
「モクバくんと仲良くね!海馬くん!」
…アンタ、もっと言いたいことめっちゃあるやろうに…。すっごい人間できてるよな…。
「遊戯…。モクバを助けてもらったことに関しては借りができたな…。だがもう一人の遊戯に伝えておけ!オレ達の闘いはまだ終わってはいないと!」
…対してこの方は相変わらずやな。
「(オレが貴様から完全なる勝利を治める日までな!)」

そんな社長ですが…次のページでカリスマブレイク!
ヘリで帰るという海馬兄弟。そして遅れてきた獏良の情報により、帰る手段がないことに気づく遊戯たち一行。
モクバは最初、ヘリで帰ることを自慢してますが…彼らを見て、まさかの提案。
「兄サマ…。あいつらもヘリに乗せてやろうよ…。お願い…。」
「なに!」

兄サマびっくりしすぎです!かなりありえない提案だったんですね!!
しかしかわいいかわいいモクバの「お願い」を聞かないわけにはいかない…!
「く…!」、ついでに「ズズ」って効果音付で嫌がる兄サマ、おもろい!

…で、乗せてあげてます!これ、マジでびっくりした!!
あの社長が、みんなのために操縦桿握ってるよー!!
また「く…!」って言ってるし、すっごい嫌そうな顔してますけど!

「お前ら!兄サマの優しさに感謝しろよなー!」
むしろ感謝すべきはモクバだ。てかモクバかわええええええ…。

「く…!海を渡ったらモクバの借りはチャラだ!!」
チャラって…早!!爆笑した!!
後ろで「バクシーン!」って言ってるモクバかわええええええ…!


そういうわけで、社長の優しさをフィナーレに、王国編、完結です!
お疲れ様でしたー!
行くぞー!10巻!!


てか、タロット解説のとこの…じーちゃんの解釈に吹いた!
マジかよ!?青眼見せたのも「計画通り」ってか!?
本当にそうだったらすごすぎる。てか本当にそうだったら、私、じーちゃんにめっちゃ感謝しなくちゃいけないんじゃないのか!ありがとう!