私は東京の調布市の片隅に住む身であるが、私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
私たち夫婦にとって難題は、やはり晩秋期の不安は、いつの日にか、介護・要となり、
介護施設にお世話になる時と思われる。
こうした私の思いは、過ぎし8月29日に於いて、投稿している。
(お時間のある御方は、お読み下されば、幸甚です)
3食付き個室7万円のケアハウス! 、高齢者76歳の私は学び、多々教示させられて・・。
無断であるが記事を転載させて頂く。
現状のままでいくと、介護する側のマンパワーが足りないことは、周知されています。
そのため、国を挙げて認知症予防、介護予防、介護サービスの充実や
介護ボランティアの育成に注力しています。
「本人は、自宅で暮らしたい」、
「介護をしている家族を施設に入所させたいけど、お金がかかる」と思っている方もいるでしょう。
そこで今回は、近くにあったらまず検討してほしい、
小規模多機能型居宅介護事業所について紹介します。
☆小規模多機能型居宅介護事業所とは
小規模多機能型居宅介護事業所は2006年に登場した、比較的新しい介護サービスです。
国の基準に基づき要支援者や要介護者となった高齢者で、
在宅での生活が継続できるように支援する施設です。
利用料金は定額制です。
デイサービス(通い)やホームヘルプ(訪問介護)やショートステイ(泊まり)を組み合わせ、
自宅での生活の支援や機能訓練といったサービスを一体的に提供してくれます。
自宅で介護をしている家族が、急用で施設に預けたいというときも
柔軟に24時間365日対応してくれる施設です。
☆介護度に応じて定額で何度でも利用が可能
デイサービスやショートステイ、ホームヘルパーのサービスを単体で、
利用の場合には、それぞれに費用がかかりますが、
小規模多機能型居宅介護事業所の場合には、月額定額で利用できます。
ただし、食費、宿泊費、日常生活費は、別料金です。
要支援1~要介護5までの方が、定額で何度でも利用できます。
例えば、月1回通いを利用しても、30回利用しても同じ料金なのです。
小規模多機能型居宅介護の定額費用は、介護度によって異なります。
負担は1割~3割で、利用者の所得に応じて変わっていきます。
目安は下の図を参照してください。
☆「通い」「泊り」「訪問」と一体のサービスが受けられる
1つの事業者と契約するだけで「通い(デイサービス)」を中心として、
要介護者の様態や希望に応じて、「訪問(訪問介護)」や「泊まり(ショートステイ)」のサービスを、
組み合わせて利用できます。
顔なじみのスタッフがおり、通い慣れてる施設に泊まり、環境の変化がありません。
そのため、ショートステイで慣れていない施設に泊まるより、
ストレスが、かかりにくくなります。
☆急に利用したいときに利用できる
家族が、急に仕事などの用事ができて、介護ができないという場合など、
必要な状況に合わせて介護サービスの利用が可能です。
例えば、
・ 本人をこの時間まで、預かってほしい時は「通い」
・ 留守にするので、自宅に来て様子を見てほしいという時は「訪問」
・ 遠方に行くので、連れてくのは大変というときは「宿泊」
というように、柔軟な対応が可能になります。
☆家族にも本人にもメリット大
利用する本人は、自宅で暮らすことはもちろん、
定額なので、利用料金の心配もなくなり、家族の介護負担の軽減や仕事も継続できます。
介護認定されないとサービス利用ができないので、
介護認定がまだの場合は、介護認定申請をしましょう。
それぞれの介護サービスを別々の事業所で利用するよりも、
一貫したサポートが可能になりますので、
1番本人にとってもメリットが大きいといえます。
お近くに小規模多機能型居宅介護事業所がある場合には、
ぜひ選択肢の1つにおすすめします。
(執筆者:現役老人ホーム施設長 佐々木 政子)・・ 》
- 注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は記事を読みながら、【小規模多機能型居宅介護事業所】に伴う、
通い・泊まり・訪問サービスを定額利用の利便性に、微笑んだりした・・。
過ぎし8月29日の投稿文の中で、
《・・まさかの出来事で、家内が私を残してあの世に旅立つ、
私は独りぼっちの『おひとりさま』になるが、
健康の場合は、我が家の古ぼけた家で過ごすと思われる。
こうした時、相変わらず古惚けた自宅を出て、
トボトボと歩いて、地元にある地域包括支援センターに殆ど毎日通い、数時間を過ごす・・。
そして私はコーヒーを飲みながら、或いは昼食を共に頂きながら、 70代が多いと思われるが、
XXさん、と私は呼ばれたり、 やがて同世代の女性からでも、 XXちゃん、
或いはXXクンと苗字で、呼ばれることを夢想したりしている。
この後、コーヒー代、昼食代を支払い、わずか800円以下が多いと思われ、
何よりも数多く同世代と共に数時間を気楽に共有して、
談笑できるので安らぎのひとときと思える。
やがて帰宅後は、自宅付近の遊歩道、公園を散策した帰路、
この日の夕食、翌日の朝食の為にスーパーに買物して帰宅する。・・ 》
このような健康の場合は、我が家の古ぼけた家で過ごすと思われる、
と記載してきたが、今回の記事を読みながら、私は『要支援』であったなら、
今回学んだ小規模多機能型居宅介護事業所を利用させて欲しい、
と思いめぐらしたりした・・。
もとより『要支援』は2段階あり、
『要支援1』は、基本的には一人で生活できる状態だが、
日常の複雑な動作には、部分的な介助を必要とする。
適切な介護や支援を受ければ、要介護状態への予防が見込まれる。『要支援2』は、基本的には一人で生活できる状態だが、
このように『要支援』を学んできたので、
要支援1と比較して、日常の複雑な動作に介助を必要とする場面が多くなる。
適切な介護や支援を受ければ、要介護状態への予防が見込まれる。
原則として、自宅にいた上、「通い(デイサービス)」に行ったり、
或いは「訪問(訪問介護)」を受けたり、
ときには泊まり(ショートステイ)」を利用できれば、
晩年期の私は、光明となるかしら、と微笑んだりした。