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定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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高齢者にとっての「生きがい」とは何か?、78歳の私は、こっそりと学び・・。

2023-09-12 12:13:37 | 喜寿の頃からの思い
先程、ヤフージャパンより配信された記事を見ている中で、

好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と人生の信条している私は、

 

290人のシニアに聞いてみた、高齢者にとっての「生きがい」とは何か?(斉藤徹) - エキスパート - Yahoo!ニュース

290人のシニアに聞いてみた、高齢者にとっての「生きがい」とは何か?(斉藤徹) - エキスパート - Yahoo!ニュース

高齢者にとって「生きがい」とはいったい何でしょうか。一般に「生きがい」とは、「生きることの喜び・張り合い」「生きる価値」のことを指し、「生きがい」を持つことで、...

Yahoo!ニュース

 
今回、シニアマーケティングの専門家で、電通電通シニアラボ研究主幹の斎藤徹さんの寄稿文であり、
多々教示されたりした・・。
多くの御方と共有したく、あえて記事の要点を転記させて頂く。

《・・高齢者にとって「生きがい」とは、いったい何でしょうか。

一般に「生きがい」とは、「生きることの喜び・張り合い」、「生きる価値」のことを指し、
「生きがい」を持つことで、「生活の質(QOL)」が向上し、
認知機能や健康状態が改善するとも言われています。

若い頃であれば、仕事や趣味など、さまざまな事象に対して好奇心が生じ、
積極的に「生きがい」を見出せる機会も生まれてくるでしょう。

一方で仕事をリタイアし、社会的繋がりを次第に失っていく高齢者は、
どのような時に「生きがい」を感じているのでしょうか?

そこで、「今、あなたの「生きがい」は何ですか?
何をしている時、誰と会っている時、どのような時にあなたは、
「生きがい」を感じているでしょうか?」という設問を投げかけてみたところ、
290人の60歳以上の方々から回答をいただきました。

以下、回答をランキング形式で順番に説明していきたいと思います。


 

☆第10位●食事のとき

美味しいものを家族や孫と一緒にするときに、
生きているという実感やありがたさを感じることはあるでしょう。

こうした際の食事は、単なる食ではなく、
生きるための恵みを、ともに分かち合うという気持ちなのではないでしょうか。

 

☆第9位●日々、穏やかな生活をおくること

何か特別な生きがいを特に求めるのではなく、
日々穏やかな生活が送れれば、それで良い、という意見も一定数ありました。

 

☆第8位●旅行

シニアにとって旅行の存在は、日々の生活に彩りを与えてくれるもの。

それだけに、年に数回の旅行を楽しみにしている人も多いでしょう。
コロナが治まりつつ現在、旅行にいけることを楽しみにしているシニアも多いことでしょう。

☆第7位●スポーツをしている時 

近年、フットネスクラブなどへの高齢者の参加率は、高まる傾向にありますが、
運動習慣を持つことは健康にも良いですし、仲間とのコミュニケーションも高まり、
「生きがい」を感じる人も多いでしょう。




☆第6位●健康であること

「生きがい」を「健康であること」とお答えいただいた方もいらっしゃいました。

「日々健康であり続けることこそが、何かを行うことの起点になる」
と考えている方も多いのではないでしょうか。

☆第5位●孫との時間

やはり、というか、当然のことというか、「孫」はシニアにとって、
強力な「生きがい」のひとつです。

 

第4位●仕事をしている時 

高齢期になって、仕事をリタイアせざるを得ない人も多いですが、
自分で選んだ仕事を続けられていらっしゃる方もいます。
仕事が生きがい、天職だと答えられる方はある意味で幸せな方と言えるでしょう。

☆第3位●とくになし

すべてのシニアの人たちが、「生きがい」を感じて生活しているわけではありませんし、
また「生きがい」を求めているわけでもありません。
そもそも「生きがい」という言葉自体も、極めて抽象的でもあるので、
答えづらく感じた方もいらっしゃった方もあるかもしれません。


 

☆第2位●夫婦や子供、家族との時間 

第5位の「孫との時間」同様に、
夫婦や子供との時間を大切に感じている方も非常に多かったです。

☆第1位●趣味の時間 

「生きがい」を感じる時の第1位は、「趣味の時間」でした。

一口に趣味と言っても、その内容は幅広く、
中には「査読をしているとき」と答えられた方もおり、
こうなると、何が趣味の範疇に入るのかということもありますが、
ずっと続けられる、楽しく夢中になれるものがあることが、
高齢期の「生きがい」と密接につながっていることがわかります。

・「レコードやCDを聴く。本を読む。
 文化遺産や自然景観を堪能する。数学や物理を勉強する」(65歳・男性・愛知県)

・「趣味の絵を描いている時。
 没頭できるので、若い頃からの生きがいだと思います」(75歳・女性・大阪府)

・「親しい近場の仲間とサークル活動を通して、楽しく生活すること、
 退職した会社の現役社員やOBとたまに飲み会を開くこと、
 同じく学生時代の友人と定期的に合った食事をすること、
 そして時にはおいしい料理に舌鼓を打つこと等、
 楽しく、生きがいを持って日々生活していくこと」(72歳・男性・千葉県)

・「陶芸の同好会を主催しており、会の仲間と作陶したり
 会食したりするのが生きがいの一つになっている」(77歳・男性・東京都)

☆生きがいの3つのタイプ

このようにランキングを見てくると、
「生きがい」には、大きく3つのタイプがあることがわかります。

ひとつは、積極的に何かしら求めるのではなく、
「日常の一日一日を穏やかに過ごせる事こそが生きがいだ」というもので、
第10位:美味しい食事、第9位:日々、穏やかな生活をおくること、第6位:健康であることなどが、
それにあたるでしょう。

そして2番目は、「家族とのやりとりや交流が生きがい」というもので、
第5位:孫との時間、第2位:妻や子供、家族との時間、などがそれに該当します。

3番目は、「積極的に何かを行うことが生きがいにつながる」というもので、
第8位:旅行、第7位:スポーツをしている時、第4位:仕事をしている時、
第1位:趣味の時間などがそれにあたるでしょう。

 

こうした「生きがい」のタイプのどれが良い、悪いということは一概には言えませんが、
回答いただいた文面から感じたのは、
趣味やスポーツ、仕事など、積極的に何かに取り組んでいる人の方が、
「生きがい」の感じ方、熱量が総じて高いということでした。

将来、高齢期を迎える人にとって、
いつまでも続けられる趣味やスポーツを持つことの大切さを
感じさせてくれる結果となりました。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。



私は音楽業界のあるレコード会社に35年近く勤め、
最後の5年半は、リストラ烈風が加速される中、あえなく出向となったり、
何とか2004年(平成16年)の秋に定年を迎えることができたので、
敗残者のような七転八起のサラリーマン航路を過ごした。

こうした中、出向先は遠い勤務地に勤め、この期間も私なりに奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、働くことを断念して、
定年後は年金生活を始めたりした・・。


そして私たち夫婦は子供に恵まれず、たった二人だけの家庭で、
息子、娘もいなく、もとより孫もいないので、
こうした甘味な時を共にすることは、無念ながら知らない。。

そして4年半前に家内が大病に遭遇するまでは、
私たち夫婦の共通趣味は国内旅行だったので、各地を幾たびも遊学してきた。



この後、新コロナウィルスの烈風の自粛3年もある中、
私は午前中のひととき、自宅から3キロ範囲のある遊歩道、公園を散策する中、
瞬時に魅せられた情景を、ともすれば忘れることもあるので、
記憶のかたみ・・と思いながらデジカメで撮ったりしている。

こうした中の写真・・ブログの投稿文に於いて、文章の修業の甘い私は、
イラスト代わりに、補(おぎな)っている。

このように齢を重ねるたびに、独り遊びが上手になっている、
と微苦笑したりしている時もある。

コメント
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