夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

体が硬い男性に勧めたい驚異「1分ストレッチ」、78歳の私は学び、やがて微苦笑して・・。

2023-09-03 15:28:30 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【東洋経済オンライン】を見ている中で、
《・・昨今、「体を柔らかくしたい」というニーズが高まっています。

体が硬いと、ケガをする危険性も高くなりますし、柔軟性は高めておきたいものですが、
「いい歳(とし)だからもう無理かな・・・」
と諦めてしまっている人も多いかもしれません。

ですが、「どんなに年齢が高くても、体は柔らかくできる」というのは、
フィギュアスケーターなどのプロアスリートから、
一般の人々まで幅広く指導を行うストレッチデザインの村山巧氏です。


☆柔軟性が低いとケガをしやすくなる

柔軟性が低く体が硬いと、ケガをしやすくなってしまいます。
体が硬くなってしまったお年寄りにケガが多いのは、このことも大きな原因です。

ですが、「歳(とし)だから、硬いのは仕方ない」かというと、そうではありません。

体が硬くなる本当の原因は、加齢自体ではなく、ストレッチ不足にあります。
人間の体は、使わない筋力や機能は、年齢に関係なく、
どんどん退化するようになっています。


つまり、年齢に関係なくストレッチを日々の習慣にしていれば、
高齢者であっても、体は柔らかくなりますし、していなければ若くても体は硬くなります。

そこで今回は、前屈ができない参加者の皆さまから「魔法みたい」と言われる、
簡単なエクササイズをご紹介します。


☆最短で効果を出す“トップギアストレッチ”

先述したとおり、私の確立したストレッチは、
「PNF(脳科学)」×「筋膜リリース」の2つの科学的アプローチの観点を取り入れたものです。

PNF(脳科学)とは、もともとリハビリの世界で発達した筋コンディショニングの手法であり、
筋肉を強く収縮させた後に弛緩させることで、脳の運動系の神経を刺激し、
短時間で筋肉や関節が本来持っている可動域を覚醒させるというものです。

このPNF(脳科学)に基づくエクササイズを「脳科学アプローチ」と呼んでいます。

筋膜という名前は近年、よく耳にするようになりました。
筋膜は全身を覆っている薄いボディスーツのようなイメージで、
筋肉を保護したり、結合したり、円滑に動かせるようにする働きがあり、
「第2の骨格」と言われるほど重要な役割を持っています。

この筋膜はずっと座っていたり、スマホを見続けたり、いつも右手でカバンを持って歩いたり、
といった普段の生活のなかで一部の筋肉を使わずにいたり、
逆に一部に負担をかけたりすることでどんどんゆがんでいきます。

軽微な歪みは、入浴・睡眠で解消されますが、
ゆがみを放置すると次第に筋膜は固着して動きが悪くなってしまいます。

 

それが長年蓄積されると、筋膜はいつしかガチガチにコリ固まり、
筋肉や関節の可動域を制約するようになっていきます。

固着した筋膜のゆがみを正し、あなた本来の可動域を取り戻すエクササイズが
筋膜リリースです。

前屈の際には、頭から足裏まで体の後ろ側全体が伸びるのですが、
ここでは経験上、とくに効果の大きい3カ所(足の裏/ふくらはぎ/ももの裏面)を取り上げます。

これらのストレッチは、最短で効果を出す“トップギアストレッチ”です。
体の硬さには絶大な自信があった57歳の男性が、
たったの8分のストレッチで、床に指がつくようになるといった例も多数あります。

(画像:『自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ』より)

☆脳科学ストレッチによるアプローチ

脳科学アプローチでは、
①短時間負荷をかけて抵抗し、②脱力する、という動きが特徴です。

1、2で息を止めて力を入れる、3で大きく息を吐いて脱力、
をリズミカルに繰り返します。「イチニ、サーン」と覚えてください。

<足の裏の脳科学ストレッチ>

手でつま先を反らすように力をかけ、足の裏の力で2秒抵抗したら、
2足の裏を2秒脱力します。
3回繰り返します。

(画像:『自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ』より)
(画像:『自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ』より)

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。



<足の裏の脳科学ストレッチ>、


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする