夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

冷蔵庫の中で、『食中毒菌』が増える“NG行動”、改めて75歳の私は復習して、やがて微笑み・・。

2020-08-19 14:00:01 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
先程、ヤフーより配信されているニュースを見ている中で、
 
  

冷蔵庫の中で「食中毒菌」を増やす人のNGな行動
と題された見出しを見たりした。         

我が家は子供に恵まれなかったので、たった二人だけの家庭となり、
私より5歳若い家内と共にささやかに過ごしている。


そして私たち夫婦の両親は、今や家内の母だけとなり、遠方の地に一戸建てに住み、
私より14歳年配で89歳の身となっている。


当初は、家内は季節が変わるたびに、独り住まいとなっている家内の母宅に、

6泊7日前後で行ったりしてきた。

やがて家内の妹が強力な援軍となり、家内と家内の妹が交互に、
家内の母宅に殆ど宿泊して、家内の母の食事、洗濯、掃除、或いは通院の付き添いなどしている。

このように、家内は家内の妹と逐次連絡しあって、家内は独り住まいの家内の母宅に行っている時は、
私は我が家で独りぼっちの『おひとりさま』の生活を過ごし、早や16年半を迎えている・・。
          


いつの日にか私たち夫婦も、どちらかが片割れとなる『おひとりさま』になる時が来るので、
私としては『おひとりさま』の特別演習かしら、と思いながら過ごす時もある。

家内は掃除、洗濯、料理などの専業主婦としての責務を果たしてきた中で、

ときおり私が『おひとりさま』になってしまった当初、
私は長らくサラリーマンで奮闘した為か、家事に関しても少しもできなかった。

そしてせめて簡単な食事ぐらいは、家内から叱咤激励を受けて、
特訓をされたりし、こうした中で冷蔵庫のやさしい使い方を私は学んだりしてきた・・。

今回、改めて冷蔵庫に関して、特に天敵の『食中毒菌』に関しても学びたく、
記事を精読して、やがて微笑んだりした・・。




この記事は、『週刊女性』の2020年8月18・25日号に掲載された記事のひとつで、
関連の公式サイトの【 週刊女性PRIME 】8月16日に配信され、
無断ながら記事を転載させて頂く。

《・・冷蔵庫の中で「食中毒菌」を増やす人のNGな行動

「“冷蔵庫に入れておいたから、大丈夫”といった認識は、
真夏においては特に危険な考えです。
なぜなら、細菌は冷蔵庫程度の温度では、死なないからです」
と、語る宮城大学の金内誠教授。

冷蔵庫の「中」設定では、温度は3~6度とされているものが多いが、
その環境でも増える菌も存在するという。



★冷蔵庫の温度では食中毒は防げない!

「感染者数も多いカンピロバクター菌ですが、
冷凍されることなく市場に出回っている国産鶏肉の多くが、
この菌に汚染されているともいわれています。

買った後に長時間外に出しておくと、
菌は増殖しますし、冷蔵しても菌は死にません。

また、生肉から感染する大腸菌や、卵の殻などに付着しがちなサルモネラ菌などは
比較的低い温度で発育する雑菌で、
環境次第では冷蔵庫内で菌が増える可能性もあります」(金内先生)

生肉には、食中毒菌が付着していることを前提で、
取り扱ったほうがよさそうだ。

調理ずみの惣菜も、冷蔵庫に入れたからといって安心はできない。
「食品は加熱殺菌が重要ですが、加熱をした後でも温かいまま冷蔵庫に入れてしまうと、
カレーなどの粘度が高い食品は、中心部の温度がなかなか下がらず、
 温度ムラができるためウェルシュ菌が発生しやすくなります」(金内先生)


食中毒でクリニックを訪れる人の傾向を総合内科の大河内昌弘先生に伺った。
「生魚や食べた肉に十分、火が通っていなかったことが原因で
食中毒になってしまう人が多いですね。

コロナの感染対策意識が特出して高まっていますが、食中毒もコロナと同じく、
持病を持っている人や、高齢者がかかってしまうと死にもつながる恐ろしい感染症です。

嘔吐(おうと)の症状が、ひどいと誤嚥(ごえん)性肺炎なども引き起こしますし、
その後の合併症によって重症化する可能性もあります」(大河内先生)

潜伏期間もさまざまだという食中毒だが、胃腸風邪などとの見分け方は。
「夏場は特に食べたものや、周りで同じような症状の人がいないかを確認します。

同じ嘔吐・下痢でも、胃腸系の風邪と違って食中毒の場合は
抗生物質の投与が効果的ですから、
少しでもその疑いがあれば医師に相談することをおすすめします」(大河内先生)


https://www.jprime.jp/articles/photo/18546
週刊女性PRIME ★ 
写真】病原菌別にみた食中毒患者数や食中毒菌ワースト6の菌対策を一覧表でチェック!

※写真はイメージです冷蔵庫の設定温度 
※メーカーにより異なりますので自宅の冷蔵庫で確認してみてください
どこに何があるかパッと見ですぐにわかるよう、
常に冷蔵庫内は整理整頓! が鉄則

食中毒菌ワースト6の菌対策!
病原菌別にみた食中毒患者数


冷蔵庫の設定温度
※メーカーにより異なりますので自宅の冷蔵庫で確認してみてください

冷蔵庫保存の盲点を意識して、しっかり食中毒対策を!



★冷蔵庫で食中毒菌を増やさないために

外気温が高い真夏は、冷蔵庫の扉の開閉によって庫内の温度も変化する。
「開閉の頻度を少なくし、長時間あけておくことも避けましょう。
食材の表面温度が上がると、結露ができ、細菌やカビ菌が発生しやすくなります。
保冷用の冷蔵庫カーテンをつけるのもいいと思います」(金内先生)

また、冷蔵庫用温度計を使ってみるのも手だという。
「冷気が循環していないと霜が付着し、湿気を好む菌が広がる可能性が。
食材がぎっしり入ったときに、奥側と手前側の温度が異なる場合がありますから、
確認してみましょう。

食材を探すなどして長時間、冷蔵庫を開けてしまう原因としても
冷気の循環を妨げることでも、食材の詰め込みすぎはいろんな意味でマイナスでしかありません。
7割程度を心がけましょう」(金内先生)



★また意外に見落としがちなのが野菜室。

「野菜は育てるときに肥料として、動物の糞を使っているわけです。
 動物の糞は、O-157やカンピロバクターなどさまざまな菌を保有しています。

野菜室の設定温度は冷蔵庫より高く、野菜に付着した土から
雑菌が発生するおそれもあるので注意が必要です。

食べるときによく洗うのはもちろん、
菌を広げないために新聞や袋に入れて保存をしましょう」(金内先生)

さらに冷蔵庫に入れておくだけでは、安心できない食中毒の原因がもうひとつある。

「近年、アニサキスといった寄生虫による食中毒患者も増えています。
流通システムの発達で、冷凍せずに、家庭の食卓に並ぶ魚介類も増えました。

冷凍すれば寄生虫も菌も死滅するのですが、
鮮度はよくても寄生虫が死滅しないまま食べてしまうことに。

魚の内臓に寄生していることが多いので、
食べるときにはしっかり火を通す、細かく切るなどして十分に気をつけましょう」(大河内先生)


【冷蔵庫NGアクション】

食中毒予防3原則は、食中毒菌を“つけない、増やさない、やっつける”こと。
冷蔵庫では徹底した、つけない、増やさない対策が重要です!

NG1.奥までぎっしり食材を入れている
さまざまな食材が雑多にギュッと詰め込まれていると、

開閉の回数も増え、冷蔵庫を開けたまま食材を探す時間もかかる。

また、背面に冷風口が設置されている(メーカーによる)ので、
奥まで食材が詰まっていると、冷風がうまく循環せず庫内の温度が上昇し、
菌が増える可能性が。

→OK! 食材は手前によせ、7割収納を心がけて



NG2.ドアポケットに卵を入れている
開閉することによっていちばん温度変化が高いドアポケット。

温度変化により殻が結露した場合、殻の“気孔”がふさがり雑菌が増殖してしまうおそれが。

さらに、振動によって卵の殻が割れてしまった場合、
微量でも殻にサルモネラ菌が付着していたら、
菌がヒビから内部に入り込み増殖してしまうことも。

→OK! ほかの食品と接触を避けて庫内に収納


NG3.収納グッズを多用する

冷蔵庫が整理されて便利な収納グッズも、入れっぱなしになってしまうと
食べかすや液だれが付着したままとなり菌が繁殖しやすい環境に。

→OK! 収納グッズをまるごと定期的に洗う癖をつけよう


NG4.調味料の液だれ放置

ドアポケットや庫内の棚板にこびりついたままの液だれは、
放置して時間がたつと、雑菌の温床に。
ほかの食材に付着して菌を広げる原因にも。

→OK! 庫内は隅々まで清潔に!


NG5.カレーを鍋ごと保存する

カレーなど粘度の高い食べ物を大きい入れ物のまま冷蔵庫に入れると中心部が冷めにくい。

その間、雑菌が増えやすくなってしまうばかりか、
温かいままの鍋の場合は庫内の温度も上がってしまい、ほかの食材にも影響が。

→OK! 保存袋に移し流水などで冷やしたあと、なるべく平らになるよう保存を



菌を“増やさない”コツ

冷蔵庫内で菌を増やさない、広げないためには清潔に保つことと、
7割収納が大前提だ。

そこで、きれいを持続する習慣を冷蔵庫収納の達人、東いづみさんに聞いた。

「冷蔵庫奥にはモノを入れないこと、定位置を決めることが、きれいで、
なおかつ7割収納をかなえる秘訣だと思います。

モノが重なると、死角が生まれ、入っていたことを忘れてしまったり、
また取り出す時間もかかります。

よく使うものは定位置を決めてしまえば、買いすぎを防げますし、
冷蔵庫の開閉時間も減らせます」(東さん)

また、掃除も面倒なカゴ類などの収納グッズは、やはり避けたほうがいいとのこと。

「特に入れっぱなしは、避けましょう。
お惣菜や野菜を入れるタッパーなどは、食材を出したあとに、
そのつど洗うので、清潔に使えます。

冷蔵庫の中身が少ないと、サッとすぐにふきそうじができますから、
 清潔な状態がキープしやすくなります」(東さん)

また、食中毒にかからないためには、
細菌に打ち勝つ身体づくりも大切になってくる。

「感染型といわれる菌は、身体の中でも増えますが、
腸で善玉菌ががんばってくれれば、食中毒の症状も軽くなります。

ですから、ヨーグルトやオリゴ糖、食物繊維を多くとって腸内環境を整え、
免疫力を上げておくことは、食中毒予防の観点からいっても有効な対策です。

食欲がないときは、ダイレクトに栄養素が吸収でき、
オリゴ糖も食物繊維も豊富な甘酒がおすすめです」(金内先生)

 どこに何があるか、パッと見ですぐにわかるよう、常に冷蔵庫内は整理整頓! が鉄則



★気をつけたい! 食中毒菌いろいろ

食中毒のほとんどが微生物によるもので、その9割を占めている。

経年的に見てみると、サルモネラ菌や病原性大腸菌(O-157)などは減少している一方で、
肉の生食によるカンピロバクターや、
カレー食中毒の原因菌でもあるウェルシュ菌などの患者数が多い傾向に。

増殖速度が速い腸炎ビブリオや、
真空パック内でも増殖するウェルシュ菌は、残り物が入った鍋やお弁当などでも増殖するため、
この季節は特に注意が必要です。
 食中毒菌ワースト6の菌対策!・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



私は記事を読みながら、知らなかったことが多く、

多々教示されたりした。

そして時折、私は『おひとりさま』になった時、
冷蔵庫の中身のゴールキーパーの役割ができる、かしらと微笑んだりした。


いつの日にか、まさかの出来事で、家内は私を残してあの世に旅立つてしまった時、
私は『おひとりさま』で大切な食事をする基幹食材、食物の冷蔵庫・・
上手に使いこなせるかしら、と微苦笑したりしている。
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