夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

坂東眞理子さん×出口治明さんの対談、『キョウヨウとキョウイク』、『人・本・旅』で、人生豊かに、つたない私でも瞬時に賛意を深めて・・。

2020-08-18 14:23:51 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 マネーポストWEB 】の『暮らしのマネー』を見ていた時、
『 
坂東眞理子×出口治明「キョウヨウとキョウイク」「人・本・旅」で人生豊かに 』、
と題された見出しを見たりした。

私は坂東眞理子さんに関して、昭和女子大学理事長・総長をなされる御方(74歳)で、
過ぎし年に『70歳のたしなみ』(小学館)を上梓され、
私は購読して、節度のあるすぐれた御方、と感じ深めたりしている。

出口治明さん(72歳)は、過ぎし年にライフネット生命保険株式会社を設立され、
社長、会長を10年務めたのち、2018年より立命館アジア太平洋大学(APU)学長である。

この間、月刊誌、ビジネス誌などに多彩な寄稿文を発信され、
私は10幾つかの氏の寄稿文を読み、賢人の御方、と思ったりしている御方である。

今回、このおふたりの異色対談が掲載されていたので、
つたない人生航路を歩んできた私でも、少しでも学びたく記事を読んだりした。

この記事は、『女性セブン』の2020年8月20・27日号に掲載された記事のひとつで、
関連の【 マネーポストWEB 】に8月17日に配信され、
無断であるが記事の前半部を転載させて頂く。

 《・・年を重ね豊かに暮らすため何を心掛けるべきか



超高齢社会を突如襲った新型コロナウイルス。
暗澹たる気持ちで、心が押しつぶされそうになっている人も多いのではないか。

両氏が、いかにして人生を豊かにするかについて語った。


坂東眞理子さん
歳をとったら「キョウヨウ(今日は用がある)」、
「キョウイク(今日は行くところがある)」を自分から作ることが大事だと言っているのですが、
コロナ禍で高齢者はおとなしくしていなければと、過度に自粛しているのが残念です。

きちんと予防策を講じて散歩に出ましょう、
美術館に行きましょうと、背中を押したいのですが。


出口治明さん
自分の頭で考える癖をつけることが大切だと思いますね。
ワイドショーなどで不安を煽られ、
巷の噂を鵜呑みにしたら外へ出ることが憚られるかもしれません。

でもニューノーマルを守って場所を選べば、
それほど神経質になることもないと思うので、できるだけ外へ出て刺激を受けるべき。

「人・本・旅」が人生を豊かにするのですから。



坂東眞理子さん
ひとつの基準に沿わせる“自粛警察”は、行きすぎの気もします。


出口治明さん
自分の価値基準が絶対という思想は、偏りがありますね。
価値観とは本来、多様性があるものです。


坂東眞理子さん
人生を充実させるためにも「人は人、自分は自分」と考え、
他人に惑わされることなく、コロナだからこそ、
意識して上機嫌に振る舞って、自分の意志で自分を元気づけるようにしたいものです。(略)

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



私は民間会社のある会社に35年近く奮戦し2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
多々の理由で年金生活を始めた・・。

そして私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住み、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
            
家内は長年専業主婦として少なくとも洗濯、掃除、料理してきたので、
その間のささやかな息抜き・・趣味ごとを邪魔にするのは、
まぎれなく天敵と私は確信し、せめてながら平素の買物専任者を自主宣言をしたりした。

そして独りで最寄りのスーパー、駅前のスーパーとか専門店に往還したり、
買物メール老ボーイとなっている。

帰宅後は、独りで自宅付近の3キロ範囲の遊歩道、小公園を歩いたりして
季節のうつろいを享受してきた。

或いは私は両親から血液B型をさずかり受けたお調子者の為か、
家内が煎茶かコーヒーを飲みたいことを素早く察知して、茶坊主に徹し、
日に6回前後は淹れたりしている。



                    
    
私は年金生活の当初から、平素の買物を自主的に専任者となり、
独りで殆ど毎日のように家内から依頼された品を求めて、買物メール老ボーイとなっている。

こうした中、最寄のスーパーに買物に行ったり、
或いは駅前までの片道徒歩20分ぐらいのスーパー、専門店に行ったりしているが、
根がケチなせいか利便性のよい路線バスに乗るのことなく、歩いて往還している。

その後、独りで自宅から数キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。

こうした根底のひとつには、私は健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活16年半を過ごしてきた。



     

 
こうした中、私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。


或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行を私たち夫婦は幾たびか重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしてきた。



          
      
午後からの大半は、随筆、ノンフィクション、小説、近現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、 
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

この間、私は年金生活を過ごしている中で、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。

          

そして私は愛読しているブログの数多くの御方の投稿文を読ませて頂いたり、
コメントを頂戴したり、返信をしたりしている。
或いは数多くの御方の投稿文を読ませて頂く中で、ときおりコメントをしたりしている。

こうして私はブログに関しては、ほぼ毎日3時間前後は要して、過ごしている。

こうして年金生活を過ごしたりし、ときおり小庭の手入れをしたり、
家内と共通趣味のひとつである国内旅行を遊学している。



このように私は昨年まで過ごしてきたので、
今回の賢人のおふたりの発言し、瞬時に賛意を深めて、
セカンドライフは確かに前向きで過ごしたいですよね・・賛意を深めたりした・・。



しかしながら今年の2月の上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、重苦しい閉塞感に、戸惑いながら過ごしてるが、
いつになったら終息なるの、と思いながらマスクをして、人出の少ない処を選定して、
独りぼっちで散策している。

このような不用不出の外出自粛の風潮で、私は日常生活のペースは戸惑い、
昨今は自粛の解消の中で、開放感に満ちたりしているが、
ある面は新型コロナウイルスは終息せず、心が幾分晴れないのが本音となっている。




こうした中で、自身の人生は、後悔のないように、
残された歳月を一日、一日大切に過ごそう、と自身を叱咤激励する時もある。
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