夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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中食で静かなブーム、「生から惣菜」、ときおり『おひとりさま』になる私は学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2019-02-17 14:56:06 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 東洋経済オンライン 】を見ている中、
『 中食で静かなブーム、「生から惣菜」って何? 』題された見出しを見たりした。

私は料理に関しても、煮たり焼いたりすることのできない年金生活の身であるが、
「生から惣菜」って・・どのようなことなのょ・・と思いながら、
好奇心に負けて記事を精読してしまった・・。

この記事は、東洋経済の田宮 寛之・ 記者が綴られた記事で、
公式サイトの【 東洋経済オンライン 】に2019年2月17日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

《・・中食で静かなブーム、「生から惣菜」って何?

激戦続きの中食市場に、意外なジャンルから新商品が登場した。

耐熱性の高い容器に、生の肉や魚を入れ、
電子レンジだけで調理することを可能にした「生から惣菜」シリーズだ。

これを開発したのは、食品トレーや弁当・総菜容器の最大手・エフピコ
同社の佐藤守正社長は「調理済みの総菜を温めて食べる時代ではない」と語る。

メニュー提案もしながら、食品メーカーやスーパーに「生から惣菜」シリーズとして売り込んでいる。


容器はエフピコが提供し、食品メーカーが総菜を作り、スーパーで販売する。
この3者が共同で総菜を開発することもある。
寒さが厳しい今の季節、プラスチック容器で煮込んだ鍋料理が人気を集めそうだ。



エフピコの開発した高耐熱容器を使った「生から惣菜」シリーズ(写真:エフピコ)

■110度まで耐えるプラスチック容器

高級食品スーパー・『成城石井』の総菜コーナーには、さまざまな種類の総菜が並ぶ。
電子レンジで温めるだけで、おいしい料理が食べられるため人気があるが、
よく見ると「豚しゃぶ」や「豚ばらモヤシ炒め」、「牛すき焼」の容器の中に入っているのは
生肉と野菜だ。

成城石井』では「生から惣菜」シリーズを「レンジ調理品」と名づけて販売している。


スーパーの総菜は、すでに調理済みであり、それを温めて食べるというのが常識だった。
しかし、『成城石井』のレンジ調理品は、生の食材をプラスチック容器ごと、電子レンジで煮込んで調理する。
調理済み総菜を再加熱するよりも、生から加熱したほうが、おいしいのは言うまでもない。

また、野菜の場合は、茹でたり蒸したりするよりも、
レンジで温めたほうが栄養価の残存率が高いというメリットもある。

スーパーでは、使い捨てのアルミ鍋に、生野菜や生肉が盛り付けられた「鍋セット」が販売されている。
食材を買い集めてカットする必要がないことが長所だが、
便利そうに見えて実はそうでもないのが、この鍋セットだ。

アルミ鍋をガスレンジにかけて煮るが、均等に熱が伝わらないので、かきまぜ続けなければならない。
その結果、具材がぐちゃぐちゃになってしまううえ、熱い汁をこぼしてしまうことも珍しくない。


            

一方、レンジ調理品は、容器ごと電子レンジに入れて、スイッチを押すだけ。
具材がぐちゃぐちゃになることはない。

このレンジ調理品に使用されているのは、どこにでもあるプラスチック容器ではなく、
エフピコが開発したマルチFP容器と呼ばれる高耐熱容器だ。

従来のプラスチック容器は耐熱性が低く、高温で長時間レンジにかけると変形したり、溶けたりしていた。
また、料理を温めることは可能でも、煮込むことはできなかった。


しかし、マルチFP容器は110度までの熱さに耐えられるので、レンジにかけても容器が変形することはない。
断熱性にも優れており、加熱直後に容器を手で持っても熱くない。

例えば、天ぷらそばを電子レンジ(500W)で6分加熱すると、
家庭用食器では表面温度が82度になるが、マルチFP容器では53度にとどまる。

家庭用食器では、鍋つかみやふきん、鍋敷きが必要だ。
しかし、マルチFP容器は、素手でレンジから取り出し、食卓へ運んで食べることができる。


            

■1人暮らし世帯の増加が追い風に


エフピコは2014年より、「生から惣菜」シリーズの営業を開始。
同社の営業マン200人が電子レンジを担いで、食品メーカーやスーパーなどを回り、
マルチFP容器を使って、生食材から調理された総菜のおいしさをPRした。

現在はスーパーを中心に、114社で「生から惣菜」が販売されている。
エフピコの取引先店舗数約1万2000店のうち、約4分の1の約3200店で「生から惣菜」が扱われている。

高齢化や1人暮らし世帯の増加に伴い、「生から惣菜」の需要拡大が見込まれる。

国立社会保障・人口問題研究所によると、
全世帯に占める1人暮らし世帯の割合は、2015年の34.5%から、
2040年には39.3%まで上昇する。

また、世帯主の高齢化が進み、65歳以上の高齢世帯が増加する。
全世帯主に占める65歳以上世帯主の割合は、2015年の36.0%から
2040年には44.2%まで上昇する。


1人暮らし世帯や高齢世帯は、調理をするよりも、総菜を買ってきて食べることが多い。
こうした世帯が「生から惣菜」の主要顧客になりうる。

今のところ、スーパーでの販売が多いが、
2018年には『ローソン』や『セブン-イレブン』が試験販売を行った。
今後、コンビニでも正式に採用されれば、さらなる販売増につながる。

群馬県を中心に展開する食品スーパー『とりせん』は、2016年に「生から惣菜」を導入。
現在では全60店舗で販売している。

導入2年目は、前年比4倍増、導入3年目も前年比1.3倍増のペースで伸びている。
好調な店舗では、1日120パックが売れるほどの人気商品に成長した。


群馬県は、猛暑になりやすく、夏場は、生肉の販売が落ち込む傾向がある。
火を使う調理が嫌われるためだ。
生肉が売れ残ると収益上は大きなダメージとなる。

「そこで、火を使わないメニューを模索していたところ、
『生から惣菜』を知りチャレンジすることにした」(とりせん)。

「生から惣菜」は、冬場に人気が出そうなイメージがあるが、
調理に火が不要であることから、春夏メニューの充実にも貢献する。

「生から惣菜」のメリットとして、商品を作りだめできることが挙げられる。
特に野菜は、天候によって価格が乱高下するが、
安いときに仕入れて商品にして冷蔵しておけば、コスト削減になる。

また、ゴミ処理や生ぐさいにおいもなく、調理に手間がかからないため、
魚の販売増加にも貢献する。


            

■目標は売り上げ5倍増


エフピコは、過去4年間に食品メーカーなど104社と提携して、メニュー開発に取り組んできた。
食品メーカーにとっても、売り上げ拡大に直接結びつくので、その取り組みにも熱が入る。

エフピコは、これまでディスカウントストアや百貨店、レジャー施設などへの売り込みを検討したが、
マンパワーが不足していた。
今後は食品メーカーの社員が、エフピコのカバーしきれなかった方面に販売を強化する。


今後の目標について同社ストア支援事業部の前田知司ジェネラルマネージャーは
「『生から惣菜』が、どの店でも当たり前に売られている状況を目指す」という。

前田マネ-ジャーによれば、潜在的な需要を考えれば、現在の5倍売れてもおかしくないとのこと。
高齢化や一人暮らし世帯の増加が追い風となり、
総菜は、生からレンジで調理するのが、常識になる日は近いかもしれない。・・》

記事の原文に、あえて改行を多くした

            

私は年金生活の74歳の身であるが、私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして食事に関しては、朝食と夕食は家内と共に談笑しながら頂いているが、
年金生活の当初より、昼食だけは、お互いに制約することなく、自由食としている。

こうした中、ときおり家内が独り住まいの家内の母宅に、家内の妹と交代で、看病で宿泊することも多くなっていて、
私は我が家で『おひとりさま』の生活となっている。

このような事情もあり、今回の記事を参考として
学びたく、精読してしまった。 

私は家内は独り住まいの家内の母宅に介護に行っている時は、
我が家で独りぽっちの『おひとりさま』の生活をする中、食事に関する実態を明記する。

朝食に関しては、家内は炊き上げた十六穀米の入った白米のご飯を、
半合単位にラップに包んで、冷蔵庫の片隅に保存してくれているので、
私は電子レンジで温めて、頂いたりしている。

こうした中で、私の朝食の前菜は、
新タマネギと生ワカメとあえたりした常食をミッカンぽん酢とお醤油をかけて、
大きな皿に盛大に食べたりしている。

この後は、電子レンジで温めた十六穀米の入った白米のご飯、インスタントのワカメの味噌汁、
納豆、しらす干し、コブの佃煮、ラッキョの塩漬け、福神漬け、サバの味噌煮の缶詰としてきた。

この後は、我が家の最寄りのスーパーに行き、夕食用のお惣菜(総菜と同意語)売場で数品を選定したり、
野菜、果物売場で少し買い求めて帰宅することが多かった。

昼食はヨーグルトを箱の2分の1を食べた後は、
レーズンバータロールのパンを食べる時が多い。

              

夕食に関しては、家内が温めて食べられる料理を数多く準備してくれているのを、
食べたりしている。

そして健康の源(みなもと)は、程々の食物から形成されると学んだりしてきたので、
前菜として、ニンジンを千切りにして、電子レンジで少し温めて、
ゴマドレッシングに少しお醤油をかけて、食べている。

そして家内が4泊以上になる時は、家内が準備してくれた料理は品切れとなり、
私がスーパーのお惣菜(総菜と同意語)売場で買い求めた品を並べて、
食べているのが実態となっている。

こうした中、煮たり焼いたりする料理ができない私は、ときには冷凍食品を買い求めたする時もある。

たとえば日本製粉から発売されている海老と5種類の野菜が入ったオーマイ『ペペロンチーノ』、
日本水産から発売されている『茶豆』などを購入したりしている。

今回、「生から惣菜」の多彩な食べ物を私は学び、

これからの『おひとりさま』になった時の夕食のレパートリーは拡大するので、
どれにしょうかしら、と私は微笑んだりしている。

コメント
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