先程、朝日新聞社系の基幹サイト【 AERA dot. 】を見ている中、
【 アナログ災害時の備えとしての派も必須! 災害時の備えとしての「スマホ設定術」】と見出しを見てしまった。
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
ささやかな年金生活を過ごしている。
こうした中で、我が家はインターネットに関して、固定回線の光ファイバーの『フレッツ』を頼りに、
私は据え置き型のパソコンを利用している。
そして私は恥ずかしながらガラケーと称される携帯電話、
ましてスマホと省略されているスマートフォンも使えなく、
家内だけは、遅ればせながら一昨年の春以来、携帯電話を買い求めて利用している。
我が家は長らく固定据え置きの電話であり、家内の母が遠方で独り住まいをしていて、
ときおり家内は、介護で行ったりしている以外は、
家内は家内の安否を確認する為に、毎晩10数年長らく電話してきた。
やがて私たち夫婦が買い物に行ったり、ときには国内旅行をしているが、
この間、家内の母との間で緊急の連絡が必要とされたことを配慮して、
やむなく家内は携帯電話を利用している。
ここ5年ぐらい殆どの御方はスマホを活用している時代、世の時流から取り残された私は、
今回の標題の『 アナログ派も必須! 災害時の備えとしての「スマホ設定術」』、
どのようなことなの・・と思いながら記事を精読してしまった。
この記事の原文は、『 AERA 』の2018年10月1日号に掲載された記事のひとつであり、
経済ジャーナリストの安住拓哉さん、そして編集部の中島晶子さんのおふたりで綴られた文で、
関連のネットの【AERA dot.】に9月29日に配信され、無断であるが転載させて頂く。
《・・アナログ派も必須! 災害時の備えとしての「スマホ設定術」
就寝するとき、財布は近くになくても、スマホは必ず枕元にある、という人は多いはず。
安否確認や緊急地震速報といった情報を入手するためにも、
スマホは、災害時に必要不可欠なライフラインだ。
【人気のパスワード管理アプリ一覧はこちら】
「ネットバンキングやネットショッピングの普及もあり、
スマホがないと、お金の管理もままならない人が増えています。
電子マネーのSuicaやクレジットカードをスマホに登録して、
普段の買い物に使う人は、今や定番ですね。
現金払い派で普段は使わない人も、災害時に備えてセットだけはしておくべきでしょう」
(スマホ評論家の新田ヒカルさん)
「アップルペイ」、「グーグルペイ」、「おサイフケータイ」などを利用すれば、
スマホの中に、電子マネーやクレジットカードを登録して、財布代わりに使える。
慣れた人には、当たり前の機能だ。
「今回の北海道地震では、道内全域が停電したため、当初は電子マネーやクレジットカードが、
多くのコンビニなどで、まったく使えない状況になりました。
通信インフラが遮断されたり、充電切れになったりすれば、スマホはただの箱。
キャッシュレス派にとって、停電は大敵だということがよくわかりました」(同)
しかし、ひとたび電力、通信インフラが復旧して、利用可能になれば、スマホは強い。
現金が1円もなくても、かざすだけで緊急の出費に対応できる。
スマホが、ただの箱にならないためにも、日ごろから充電用バッテリーの残量をフルにしておいたり、
自動車からの充電が可能な車載充電器などを用意するといった対策も必要だ。
さらに新田さんが指摘する災害時のスマホ活用法は、備忘録としての機能。
「スマホのパスワード管理アプリは、災害時に非常に役立つ機能だと思います。
ネット銀行や証券会社、保険会社にアクセスするためのパスワード、電子マネー、
クレジットカードの番号、運転免許証の番号などを登録できます。
こうした個人情報を登録しておけば、スマホだけ持って避難する非常事態になっても、
お金の心配はしなくていいはずです。
アプリの中には、一個人だけではなく、家族で共有できるファミリーアカウントを登録できるものもある。
災害で、家族に何かあったときに備えて、利用したいですね」
お金に関する情報も含め、パスワードを入力してネットにアクセスすれば、
ある程度のことはできる時代。
災害で、スマホが壊れる危険を考えると、複数のパソコン、スマホ、タブレット端末間で
パスワード情報を自動的に同期してくれる機能がついたものが安心だという。
「オススメのパスワード管理アプリには、有料のものも多いですが、
お金を払ってでも、大切な情報は管理すべき、と考えましょう。
複数の端末での同期機能を利用し、家族間で銀行、証券、保険などの口座番号やパスワードを共有しておけば、
災害で紙ベースの情報をすべて失ったり、家族が離ればなれになったときの助けになると思います。
もちろん、現金も大切ですが、現金を使い果たしたときのことを考えると、
やはりスマホの決済機能も捨てがたい。
どちらが欠けても困らないようにしておきましょう」(同)
災害時の連絡や情報入手だけでなく、非常時の決済手段や備忘録としても使うことで、
スマホを最大限活用する、という発想が必要なのだ。
「ネットでお金を動かすなんて」と毛嫌いしているあなたも、ぜひ。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
過ぎし年の1998年(平成10年)の当時の私は、音楽業界のあるレコード会社の営業本部に勤めていたが、
この少し前の年の頃から、若手の20、30代の世代が携帯電話を使い始めていたが、
50代の私たちも、いずれは携帯電話を利用しなければ、と思ったりしていた。
この数年前の頃から音楽業界はリストラの烈風となり、
私は1999年(平成11年)の初春に、各レコード会社が音楽商品の物流を委託している会社に出向となった。
勤務した職場は、音楽のCD、DVDなどの商品をソフトの販売店に出荷、返品など取り扱う商品センターで、
私を含めた管理の正社員の5名の基で、契約・パート社員の男女120名前後で対応した。
こうした中、音楽のCD、DVDなどの商品棚が並ぶフロアは東京ドームより広い商品センターで、
連絡事項などはマイクを通して拡声器、もしくは電話などで通達し、携帯電話も要求されない現場で奮闘し、
この出向先で5年半ばかり勤め、2004年(平成16年)の秋に定年退職時を迎えた。
この間の世の中は、多くの方が携帯電話が愛用する時代となったが、
私は定年後の年金生活の中で、何かの機会で覚えればよい、と思ったりしていた・・。
しかしながら私は、携帯電話、やがてスマホにも興味がなく、今日まで至っている・・。
この間、1995年(平成7年)の頃から、世の中は携帯電話が普及し始めた中、
電子メールを打ち込んでいる若き男女を見かけたりしてきた。
私はあのような小さく、わずかなキーを変換させて、よく入力できるなぁ、と感心したりした。
その後に、多くの50、60代の女性も、たどたどしい指先で、この携帯電話に
メールを打ち込んでいる情況を私は見かけたりすると、微苦笑を重ねてきた・・。
昨今は殆ど御方は、携帯電話、或いはスマホを活用されている。
私たちは子供もいなく、まして孫もいないので、緊急に連絡するような状況もなく、
自宅にある固定電話で要件は済ませている。
そして一昨年の春、遅ればせながら家内専用の携帯電話を買い求めたのは、
家内の母は後期高齢者なので、安否などで、万一緊急連絡を要する為であったりした。
或いは私たち夫婦は、ときおり国内旅行をしたりしているので、
万一、私たち一族の不幸で緊急連絡を要する為に、所有しているだけである。
こうした以外は、現世はあふれる情報の社会の中、働くことを卒業した私は、
自宅にパソコンがあれば充分と思い、ここ丸14年の年金生活を過ごしてきた。
ここ5年、若い方達の一部に於いて、スマホさえあれば、
新聞、テレビなど不要と私は知り、動顛させられた。
スマホはネットから派生した情報機器であり、ご自身の興味がある分野だけ検索して、知識などを習得されたり、
或いは知人、友人などと情報交流、共有していると思われ、
広義としての新聞を読んだり、或いはテレビで総合ニュースを視聴しないと、社会人として欠落していく、
と私は憂いたりしてきた。
今回の記事、災害時の備えとしての「スマホ設定術」がテーマのひとつであるが、
我が家は防災全般に関しては、恥ずかしながら確固たる対策をしていない。
ただ、漠然と思いながら、都心の郊外に住む私は、
東京湾からは40キロ以上離れた地域であるので、津波からは対象外だし、
豪雨による付近の野川の洪水による床下浸水も、高台の住宅街であるので、心配はしていない。
しかし地震については、どのような対策をとったら、と思案したりしてきた・・。
こうした地震については、私たち夫婦が考え始めたのは、
過ぎし年の2011年3月11日の観測史上最大の地震の東日本巨大地震に伴い、
岩手県、宮城県、福島県などの太平洋の沿岸に、大津波が発生して壊滅的な大惨事となった時からであった。
この後、改めて調布市から市民に配布された『調布市防災マップ』を見たりし、
この中の注意事項、連絡表の記載事項を互いに確認したり、
家内と共に買物に行った帰路に、指定された避難所の場所を近くを通り、確かめしたりした。
この当時、たとえ避難所に行けたとしても、緊急救援食料は3日間を過ぎた後と知り、
私たち夫婦は少なくとも3日間は自助努力で対処しなければならない、
と学んだりしてきた。
我が家にはペットボトルの煎茶2リットルを12本を保管しているが、
避難バックとしては、この2リットルの煎茶を程々に持ち出し、
この中身は、電池不要の手回しで電源が発生する軽い携帯ラジオ〈電池対応、可〉、
懐中電灯、電池、タオルを4枚、スーパーで売っている大きなゴミ袋(シート或いは身体に巻き防寒用として)4枚、
板チョコレートを4枚、食事代わりのラスク6袋、百円玉を中核として10円玉も少しで、3000円。
このように私たち夫婦は、非常食として、乾パン6袋、ラスクの缶詰12個を追加してきたのが、
我が家の現状である。
今回、情報の入手としてスマホは、確かに必要と理解できたが、
しかしながら避難所で、水、食べ物は少なくとも3日間は、
人間の原点として、自分の身は自分で守れ・・と自助努力が肝要だょ・・
と私は思い深める時もある。
そして、たとえ巨大地震が発生しても、その時はその時に対処すればよく、
何よりも肝要の平素の日常生活をたんたんと過ごし、残された人生を過ごせれば良い、
私たち夫婦は思っている。
或いは年金生活の私としては、情報があふれ過ぎていると思っているので、
わざわざこれ以上の情報入手は、不必要と思い、
たとえ無料でスマホを頂いても、活用することはないよなぁ・・と思ったりしている。
しかしながら、いつの日にかボケないまでに、スマホのGPS機能で、
居場所がすぐ分かる安心の目印として、やはりスマホは必要だよねぇ・・
と微苦笑したりしている。