私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、
私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や14年目となっている。

こうした中、平素の買物の担当者の私は、家内から依頼された品を買い求めた後は
帰宅後も私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある住宅街、遊歩道、小公園などを
本格的に意識して、歩き廻り、季節のうつろいを享受している。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

 

             
          
このように過ごしている私は、今回『日本人の9割は「歩き方」が間違っている』と明示され、
どのようなことですか・・と戸惑いながら、記事を精読してしまった・・。

この記事は、ノンフィクション作家のかじやますみこ(梶山寿子)さんが、
『人生100年、自分の足で歩く 寝たきりにならない方法教えます』(プレジデント社)を上梓し、
第2章「正しく歩けば寝たきりは防げる」の一部を再編集し、
『プレジデントオンライン』に2018年9月14日に配信され、無断ながら転載させて頂く。
            

《・・日本人の9割は「歩き方」が間違っている ~   大股歩きのウォーキングは逆効果 ~