夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年金生活の確かな基盤のニュースを知り、何かとプラス思考の71歳の私は、微笑んで・・。

2016-08-06 16:03:45 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の71歳の身であるが、
洗面した後、玄関庭に下り立ち、襟を正して黙祷したのは朝の5時過ぎであった。

私は1944年〈昭和19年)9月に今住んでいる近くで農家の三男坊として生を受け、
翌年の1945年〈昭和20年)8月15日に敗戦となった。

そして敗戦時は私は一歳未満の乳児であったので、戦争を知らない世代に属するが、
8月6日のこの日の午前8時15分に、
対戦中のアメリカが人類史上初めて広島市の市街に原子爆弾を投下され、
少なくとも15万人の人が即死し、数多くの方が被ばくされたことは学んできた。
          
このことは戦勝国となったアメリカの歴史をどのように描いても、厳然たる事実である。

そして沖縄戦が事実上終結した6月23日の『沖縄慰霊の日』、
原爆という余りにも過酷で悲惨な8月6日の『広島被爆』、9日の『長崎被爆』、
そして15日の『終戦記念日』と称せられる『敗戦記念日』は、黙祷をして49年は過ぎている・・。

こうした根底には、かの大戦で、余りにも多くの方たちが亡くなわれて、
尊い犠牲の上で、今日の日本の心の平和の礎(いしずえ)である、と思いながら、
戦争を知らない私でも深い心の傷として、今日に至っている。

このような思いから、私は国民のひとりの責務として、
こうした日は、人々に哀悼の意を表して、黙祷をし、尊い命の冥福を祈っている。
            

やがて購読している読売新聞が配達されて、私は読んだりした・・。
一面の中段には、【 社会保障給付 最高112兆円 14年度 】と大きく見出しされ、
私は精読して、やがて微笑んだりした・・。

無断であるが、年金生活をしている私としては、安堵したニュースであり、転記させて頂く。

《・・国立社会保障・人口問題研究所は5日、
2014年度の年金や医療、介護などの社会保障給付費が、前年度比1・3%増の112兆1020億円となり、
過去最高を更新したと発表した。
高齢化進展に伴う医療費や介護費の増加が影響した。

分野別に見ると、年金が54兆3429億円(前年度比0・5%減)で、全体の48・5%を占めた。
ただ、統計を取り始めた1950年度以降初めて、前年度比で額が減少した。
2013年10月から、年金給付額の段階的な減額が、実施されたことなどが影響したとみられる。

このほか、医療が36兆3357億円(同2%増)、介護が9兆1896億円(同4・6%増)だった。
介護の伸びが大きかったのは、介護を受ける人の増加や、14年度の介護報酬引き上げが影響したという。

社会保障給付費は、国民が利用した医療や介護などに対し、国や地方自治体が、支払った費用。
主に税や社会保険料を財源とし、国民の自己負担は含まない。

国民1人あたりの給付費は、前年度比1・4%増の88万2100円だった。・・》

注)記事の原文にあえて改行を多くした。
            

この後、三面の政治面を読んだりしている中、小さく扱われた記事が掲載されていた。
【 厚生、国民年金 黒字続く 】と見出しされ、私は精読して、やがて微笑んだりした・・。
無断であるが、安堵したニュースであり、やはり転記させて頂く。

《・・厚生労働省は5日、公的年金の2015年度の収支決算を発表した。
サラリーマンが加入する厚生年金は、2兆2635億円の黒字で、
自営業者らの国民年金も、1157億円の黒字だった。

厚生年金の黒字は、雇用改善による被保険者の増加などが理由という。
黒字は厚生年金が5年連続、国民年金は7年連続となる。

厚生、国民両年金を合わせた積立金残高(時価ベース)は、142兆7078億円で、
前年度より3兆2458億円減った。
「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)が運用する株式の評価額が下がったことが影響した。・・》

注)記事の原文にあえて改行を多くした。
            

私は今回は《・・前年度より3兆2458億円減った。・・》と知っても、
一喜一憂にすることはないよなぁ、と何かとプラス思考の私は心の中で呟(つぶや)き、やがて安堵をした。

私が安堵した根底には、過ぎし7月30日で読売新聞を読んで、微苦笑させられたからである。
無断であるが、読売新聞を45年ばかり購読していることに甘えて、大半を転記させて頂く。

《・・公的年金の積立金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)は29日、
2015年度の運用実績が5兆3098億円の赤字になったと発表した。
世界的な株安が影響した。運用実績で赤字になったのは、10年度以来、5年ぶり。

赤字の内訳では、国内株式(3兆4895億円)、外国株式(3兆2451億円)が大きかった。
比較的安全な資産とされる債券は、国内が2兆94億円の黒字だったが、国外は円高の影響もあって6600億円の赤字だった。

運用を本格的に始めた2001年度以降で見ると、2015年度の赤字幅は、リーマン・ショックがあった2008年度(9兆3481億円)、
2007年度(5兆5178億円)に次ぐ3番目の大きさとなった。

運用が大幅な赤字となった背景には、中国経済の減速への懸念などから、国内外の株価が大きく下落したことがある。
2014年10月には、国内外の株式や債券の割合を定めた基本ポートフォリオ(資産構成)を変更し、
国内外の株式割合の目安をそれぞれ12%から25%に引き上げたことで
株価の影響を受けやすくなり、赤字幅を拡大させた。

ただ、今回の赤字を含めても、2001年度以降の累積収益は計45兆4239億円の黒字を維持している。
運用収益などの年金積立金から得られる財源は、全体の年金給付額の1割程度で、
今回の含み損が直ちに、給付額に影響を与えるものではない。・・》

注)記事の原文にあえて改行を多くした。
            

私は年金の運用は、赤字続きだと困苦するが、《・・累積収益は計45兆4239億円の黒字・・》と学んだので、
一喜一憂にすることはなく、長期で眺めて安定運用だよねぇ、と微笑んだりしてきた。

我が家は、私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、私と家内とたった2人だけの家庭であり、
お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

まもなく私は9月の誕生日を迎えると72歳となり、年金生活も早や丸12年となる。
こうした中で生活の収入の基盤は、厚生年金であるので、厚生年金と国民年金の動向を注視してきた。

今回のニュースを読み、何かとプラス思考の私は、当面は安定飛行だよねぇ、微笑んだりしたが、
今朝の6時過ぎであった・・。

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コメント (2)
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