夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

都心の郊外は、まもなく落葉樹の葉は、朱色、紅色、黄色など多彩に染められる錦繍の時期を迎えて・・。

2015-10-27 16:24:32 | ささやかな古稀からの思い
私は年金生活12年生の71歳の身であるが、
そして東京郊外の世田谷区と狛江市に隣接する調布市の片隅の地域に住み、。
住宅街が広がる中で、少しばかり広い雑木の多い小庭の中、築後37年ばかりの一軒屋に住んでいる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
お互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂き、程ほど貯金を取り崩しながら、ささやかに過ごしている。

そして私の生家も近くにあるので、私自身としてはこの地域に住んで、早や65年が過ぎている。

こうした中で、平年ならば11月3日の『文化の日』の頃から、あまたの落葉樹の葉は、朱色、紅色、黄色などに多彩に染め始め、
やがて11月23日の『勤労感謝の日』の頃になると、
周囲一帯までは朱色、紅色、黄色などに染められる錦繍(きんしゅう)の情景となる。
              

やがて数多くの葉が舞い散る中で、公孫樹(イチョウ)の黄色い葉が彩(いろど)りを見せてくれる。
                     

そして周囲に公孫樹(イチョウ)のあまたの葉が黄色い絨毯を重なるようになるのが、
12月の『師走(しわす)』の初旬となっている。
            

こうした錦繍(きんしゅう)の情景を私は見惚れながら、
我が家の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、晩秋のこの季節を毎年過ごしてきた・・。
       
       ☆以上、掲載した写真は、昨年の晩秋である☆

今年は少し早く、恥ずかしげに朱色、紅色、黄色などに多彩に染め始め、
私は早春の芽吹き、そして錦繍(きんしゅう)の情景を幼年期から圧倒的に魅せられて、
心を寄せたりしてきたので、こよなく愛してきた時期となっている。


過ぎし24日は北風が時折激しく吹き、早くも枝葉に付いているあまた葉の一部は落葉し、
空中に舞い上がり、やがて地上に落下した。
そして風が吹くと道端の片隅に、朱色、紅色、黄色などに多彩な吹き寄せとなったりしていた。

夜のテレビの天気情報を視聴していたら、麗(うるわ)しき女性キャスターが、
東京の都心は13メートルの最大瞬間となり、「木枯らし1号」となりました、
と報じたりしていた。
          
       ☆これ以降の写真は、昨日の情景☆

昨日、家内は歯小田急線の『喜多見』駅前の科医院で治療を受ける日であったので、、
私たち夫婦は、午前10時半過ぎに自宅を出た。

そして利便性のある路線バスを利用すれば、我が家より10分前後で到着するが、
最短距離として野川の遊歩道を歩けば、20分前後を歩けば到着するし、
何よりもこの遊歩道の片側は、細長い小公園が帯のように続き、四季折々の情景が見られるので、
私たち夫婦はこのコースを愛用してきた。

難点といえば平日などは、人影も少ない時があるので、
家内が出かける時は、私がボディガード、お供として、共に歩いたりしてきた。
             
風もなく穏(おだ)やかな秋晴れの中、私たちは遊歩道を歩き、
過ぎ去った苦い思いで、旅先のこぼれ話・・とりとめなく語り合ったりした。
          

やがて駅前で家内は歯科医院、私は付近を散策となり、
合流はいつものように駅前の片隅にあるコーヒーショップの『ドトール』とした。


私は野川の両岸にある遊歩道、付近に隣接した小公園を歩き廻り、魅せられた情景をテジカメで撮り、
記憶のかたみ、としたりした。

私は一時間ぐらい歩き廻り、早くも朱色、紅色、黄色などに多彩に染め始めいる情景に、
微笑ながら撮ったりしたりした・・。
          

やがて駅前の片隅にある『ドトール』で家内と合流した後、駅前のスーパーで買物し、
遊歩道を歩き自宅に向かった。

私たち夫婦は年金生活丸11年が過ぎて、早くも12年生に進級となったが、
これまでは幸運にもお互いに大病することなく、過ごしてきた。

そして健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間の健康寿命は、
平均として男性は71歳、女性74歳と私は学んだりしてきた。

家内は私より5歳ばかり若いが、私は健康寿命平均と同じ齢となったりし、
何よりも怖いのは認知症であり、
もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
自宅付近から3キロ範囲にある遊歩道、小公園などをひたすら歩くことが多くなっている。

このような心情を私は深く秘めている。
           

私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、男の癖におしゃべりであったので、
家内と穏(おだ)やかな秋の陽射し中、家内と遊歩道を歩きながら
こういうふうに、いつまでも続くと、いいよねぇ、
と私に家内に言ったりしたりした。


☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、無上の喜びです♪
にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村
人気ブログランキングへ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする