平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

保養の取り組み「やんちゃっ子ひらかた」は、ますます必要とされています

2013-06-06 17:32:00 | 保養の取り組みやんちゃっ子枚方
 昨日発表された東京電力福島第一原発事故による放射線の影響を調べている福島県の県民健康管理調査が発表された。甲状腺検査は、震災当時18歳以下の約36万人が対象で、一次検査でしこりの大きさなどを調べ、軽い方から「A1」「A2」「B」「C」と判定。BとCが二次検査を受ける。
 昨日公表された福島県県民健康管理調査の結果によると、2011年度検査実施者4万0764人のうちB判定205人(0.50%),そのうち二次検査実施者166人,そのうち悪性(疑いを含む)は11人(二次検査実施者の6.6%)
 2012年度の検査実施者13万4735人のうちB判定935人(0.69%),そのうち二次検査実施者255人,そのうち悪性(疑いを含む)は16人(二次検査実施者の6.3%)
 2011、2012年度も2次検査実施者のほぼ同じ割合で甲状腺ガン(疑いを含む)が出てる。まだ、2次検査が途中なのだから、B判定者全員の2次検査が終了すれば,合計1140人(205人+935人)の少なくとも6.3%,71人程度が既に甲状腺ガンにかかっているという結果になる可能性がある。しかも,この数字には,最もヨウ素131の被曝がひどいとされるいわき市方面の数字は入っていないという。 
 なによりも恐ろしいのは、調査主体の福島県立医大が、「放射線の影響は考えられない」と説明していること。国の方針通りに「福島に戻れ」方針を前提にし対策をとらないこと。これは許しがたいこと。 
 こんな中で、子供達を少しでも放射能から遠ざける保養の取り組みが、もっともっと広がらないととの思いが強くなる。