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枚方市危機管理室と「放射能に関する」話し合いをしました

2013-06-12 23:51:12 | 枚方市
 6月11日、枚方市の危機管理室の担当の方と私達8人で被災者支援法と放射能の健康被害についての話し合いをしました。昨年から数回話し合いをしているが、回を重ねるたびに、職員の方との話することの意義が分かり、継続する必要性を感じる。
提出した要請・質問書は・・・・・。

子ども・被災者生活支援法に基づく具体的施策の早期実現と、放射能による健康被害に
ついて(要請・質問)

2013年6月5日に発表された福島県民健康管理調査(子どもの甲状腺検査)で、調査対象17万4千人のうち甲状腺がんが12人、がんの疑いのある子15人いたことが明らかになりました。この数字は、2011と2012年度の2次検査対象者の1140人の内2次検査実施421人の検査結果です。100万人に1~2人しかでないとされていた小児甲状腺がんの増加は隠しようもありません。しかも,この数字には,最もヨウ素131の被曝がひどいとされるいわき市方面の数字は入っていないのです。また、チェルノブイリ事故後の健康被害の状況が、ウクライナやベラルーシの医師たちの懸命の調査で明らかにされ、がんに限らず心臓や眼の疾患はじめ様々な慢性疾患が多発していることが報告されています。数年後のことを考え子ども達を放射能から守ることが急務です。
 略(被災者支援法に関する箇所)

 福島第一原子力発電所事故からは2年以上経過しましたが、福島原発の事故は収束せず放射能の放出は続いています。また、今なお、多くの方が住み慣れた地域を離れて避難されており、西日本においても、住宅や仕事の確保、子どもの健康不安をはじめ、二重生活や帰省の費用等、様々な負担を強いられています。枚方市として子ども達の深刻な事態に向き合い、被災者の現状を真摯に受け止め、国や関係機関に以下の趣旨の働きかけをされることを要請いたします。

 略 被災者支援法に関する要請

(枚方市への質問)なお、質問に対する回答は、文書にて6月末までにお願いします。

1.福島第一原発事故の放射能による健康被害が明らかになりました。放射能汚染は全国 に広がり内部被曝対策も必要です。枚方市で、このような情報を集め、枚方市民(避難 されている方を含む)の健康への影響と安全対策を考えることが必要と思われますが、 いかがお考えですか。また、このような仕事の担当部署を教えてください。

2.市民の安全・安心のためには、枚方市職員には放射能に対する正しい知識が必要で  す。枚方市職員が福島事故の実態を知り放射能の危険性と安全対策を学ぶ研修を行う計 画はありますか。計画があれば、その内容を教えてください。計画がない場合は、その 理由をお聞かせください。

3.枚方市民むけに、放射能の危険性を周知し、健康を守るための学習会を計画されてい ますか。計画があれば、その内容を教えてください。計画がない場合は、その理由 を お知らせください。
  
4.福井県の大飯原発3,4号機は、敷地内の活断層の問題やある上に、7月に制定される新安全基準に基づかないで稼動されつづける可能性があります。地震が多発する中、事故への対策が必要です。枚方市の原発事故に対する防災計画に対する考えをお聞かせください。


平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会・放射能から子どもたちを守る枚方の会