10月24日開会の臨時国会を前に19日、総がかり国会議員会館前行動が行われ2900人が結集したという。改憲推進の安倍改造内閣退陣の開始です。その場の発言が伝わってきている。
総がかり行動の小田川義和さんが「玉城デニー沖縄県知事誕生は安倍政権に痛打を浴びせた。朝鮮半島緊張緩和は『厳しい安全保障環境』を口実にした戦争路線の破綻。来年参院選で32の一人区の野党候補一本化を実現し、加計理事長記者会見での幕引きや柴山文科大臣の教育勅語礼讚発言を許さず、ボロボロの安倍在庫一掃内閣に引導を」
東電刑事裁判の弁護士の海渡雄一さん。「常務会で議決していた津波対策を運転停止を避けるため中止し、事故が起きた。旧経営陣3名の有罪判決が脱原発の確実な一歩」。
福島県郡山市から傍聴に駆けつけた橋本あきさんは「被告の武黒元副社長は私たちにお尻を向け、裁判長には最敬礼。謝ることを知らない」
立川自衛隊監視テント村の大洞俊之さんは、「オスプレイはビン・ラディン暗殺作戦で使った攻撃的兵器。日本版海兵隊=水陸機動団も17機を3500億円で購入する。税金は、戦争挑発の道具ではなく、風水害で困っている人に使うべき」。
辺野古土砂搬出反対首都圏グループの毛利孝雄さんは、「2010年の生物多様性条約第10回締約国会議は愛知県で開催され、議長国は日本。“20年までに海域10%の保護区指定”の先頭に立つべきなのに、西日本各地からの土砂搬出・埋め立ては全く逆行する」
平和をつくり出す宗教者ネットの渡辺多嘉子さんは「『子どもたちの「いのち」を守ろう!柴山文科大臣の「教育勅語」発言の撤回と辞任を求める共同声明を発表し、内閣府に提出した」と報告。
最後に、総がかり行動の高田健さんが、11・3国会正門前大行動(14時~)、発議阻止までの3000万署名継続などの行動を提起しをされました。