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福島のお母さんの声・・・この春も保養の取り組みをおこないます

2014-01-17 09:48:31 | 保養の取り組みやんちゃっ子枚方
 今春3月29日~4月3日(予定)に行なう4回目の保養の取り組みの準備に入っている。場所は、日本キリスト教団香里ヶ丘教会の協力をいただけた。

 小児甲状線ガンが異常多発していると専門家警鐘をならされている。気になったのでやんちゃっ子で参加されたお母さんからお話を聞いた。

 秋祭りの時期、「子ども屋台(地車)」を曳く子どもの数が3分の1になったと語る福島のお母さん。屋外は安心して過ごせる状況ではないという。そんな中、11月に公表された第13回福島県民健康調査によると甲状腺がんの悪性または悪性疑いと診断された子が58人にのぼっていた。異常多発だと小児科医等の専門家は訴えている(福島県は、事故当時18歳未満の子どもに対し2年に1度のペースで甲状腺エコー検査をしている)
 彼女は、「福島県民健康管理調査の検討委員会を傍聴しました。お偉い先生方と、医大の方、県の方が前に座り、メディアもその間に入ったので、傍聴者は後ろの方へ…やはりまだ、甲状腺検査のスクリーニング効果(集団スクリーニングによって発見された罹患率が、一般の病気の症状を通して普通は明らかになる罹患率よりも高いとき、これを「スクリーニング効果」という)との見解でした。健康被害をそのままにし、心の問題とのすり替えが続いています。一方で、同じ幼稚園や小学校に通う母親の中には、この事実を話す人はいませんでした。私が測定所の活動をしていると知っている人からは、どうなの?と聞かれることもありましたが。少し他人事のように思っているようで、悲しいです」と語られている。
 しかし話は続いた。「先日、オーガニックフェスタというイベントで、測定所のメンバーが『放射能クイズ』をしました。担当者は、子ども達がよく知っていて、びっくりしたそうです。小学校の授業でやったとか。学校ごとに取り組みは違いますが、学校で学ぶ事は大切だと実感しました。また、親からは、『そんな子どもの姿を見て小さいなりに放射能から身を守ろうとしているのがわかった』と感想がありました」 
 私は、子どもが、自らの健康を守ろうとしている。大人は、子ども達の心の声にこたえないといけないと痛感した。