平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

事業仕分けの判定はだされましたが、今からが大切です。

2010-09-09 20:12:20 | 政治 平和活動
 台風の影響かもしれないが、急に朝夕は過ごしやすくなった。
 事業仕分けでの判定を今後どのように枚方市として結論付けるかが大切なことだと思う。
(ビラから転用します)
今後、市の決定過程を公開させ、市民による議論、監視を続けましょう
(判定結果)
仕分け判定は、「廃止」「民間が実施」「市が実施(要改善)」「市が実施(現行通り)」の4区分でなされました。判定結果は、「廃止」10事業、「民間が実施」はなく、「市が実施(要改善)」22事業、「市が実施(現行通り)」は、4事業でした。
外部仕分け人の発言内容を聞いていて、あえて税金を使ってまで外部仕分け人が必要なのかという疑問がわきました。日常的に市職員の仕事への改善意欲があり改善提案がされる職場、充分に審議される市議会であってほしいものです。
「廃止」と判定された事業
① 環境ネットワーク会議運営補助事業
② 「地域通貨ひらり」普及促進事業
③ 景観水路利用推進事業
④ 福祉オンブズパーソン事業
⑤ 福祉入浴事業
⑥ 24時間安心ネット補助事業
⑦ 成人祭「はたちのつどい」事業
⑧ 教職員被服等貸与事業
⑨ 卒業記念品事業
⑩ 教育文化センター維持管理運営事業 
「廃止」は、事業撤退・制度廃止を表しますが、目的は大切だが、達成手段をゼロぺ-スから見直す場合も、含まれています。
例1 成人祭「はたちのつどい」事業での仕分け人の意見(略)
外部仕分け人・・(当日は各中学校の19会場に16人の職員が派遣されたり、委託料をかけて同じDVDをとりいれた「つどい」の運営をしている現状を聞き)「若者をおもてなしするのではなく、当該の若者の自主性と独自性はだせないのか。ゼロベースで見直す必要がある」
仕分け人・・・「枚方では、中学校区毎になってから年数がたっていない。もう少し地域として現状を維持したい」 評価・・・廃止3 市にて要改善2  現行どおり1 判決は「廃止」
例2 卒業記念品事業 (現在は、写真立て)
外部仕分け人・・卒業アルバムが最大の記念品。保護者負担の卒業アルバムを経済的理由で買えない子どもがいる。教育状況を考えると、記念品以外に税金を使うことを検討するほうがよい
仕分け人・・子どもの印象深い品を選べば、意義深いものにある       
評価・・・廃止5  市で実施(要改善)1  判決は「廃止」   
*2グループに分かれ進行。6名の審査委員と1名のコーデイネ―ター
の多数決によります

枚方市の事業仕分けを傍聴しました

2010-09-09 07:14:58 | 政治 平和活動
 9月4から5日に事業仕分けを傍聴しました。多くの方に伝えたいとビラを作成しました。
    
  枚方市「事業仕分け」を傍聴しました・・・ 枚方市の事業は、市民の手で!
 9月4日から5日の二日間、枚方市の36事業の「必要性の有無」「事業主体を明確にする」等を目的とする「事業仕分け」が実施されました。しかし、14名の仕分け人の内訳は、枚方市選任の仕分け人は6人で、半数以上の8人は団体「構想日本」のメンバーでした。外部の意見を単に聞くというのではなく、決定権も枚方市民には、ありませんでした。また、1事業あたり40分で結論を出すという進め方で、市の担当職員の説明姿勢が、結論に影響したのではという場面もありました。
仕分け対象の36事業の全てが、生活に密着した事業でした。このような事業の方向を決めることができるのは、枚方市民です。
 当日は、分厚い仕分け資料が傍聴者全員に配られました。枚方の事業内容が、市民が要望すればすぐに手に入る、必要な時には閲覧できる状況があれば、より日常的に事業を理解し、税金の使われ方等のチェックができます。又、今回の対象は、枚方市の独自事業が大半でしたが、大阪府、国が税金を投入している事業も仕分け対象にする必要があります。

 傍聴者の声
①事業仕分けの対象は、担当部局が決めたようだが、仕分けに出す前に、まず枚方市としての目的や方向性を話し合うことが必要なのではないか
②「現場」の職員が、自主性が奪われ、結論を外部の仕分け人に求めている姿勢が気になった。とりわけ、「仕分けの対象が福祉に偏っている。仕分けを利用してコストカットを狙っているのでは。」と疑問を呈する仕分け人もいた。同感だ。
③事業の目的や将来の方向について語れる職員の少なさに驚いた