goo blog サービス終了のお知らせ 

平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

枚方美術館問題   アラカシの森が復活・・7月7日 公園のフェンスが撤去されました

2016-07-22 23:14:24 | 枚方市美術館問題
「市民無視の美術館建設を白紙に戻し、再検討を求める市民・団体」のビラが手に入りました。要旨を紹介します
 

美術館の建設予定地であった香里ケ丘中央公園の森を囲んでいたフェンスが、ようやく撤去されました。

寄付者への7月末の公園使用許可期限を待たずに、夏休み前の7月7日、枚方市が1日かけて、フェンス撤去・森の整備作業を行ったのです。
2014年11月から立ち入り禁止区域に指定されていた森が、ようやく息を吹き返しました。

2014年3月に始まった市民無視の美術館建設問題。2014年8月29日から見守り続け、時間はかかりましたが、一度、議決されたことを市民運動で覆すことができました。

この美術館問題は、まだすべてが解決したわけではありませんが、市民の力で中央公園の緑を守りきったことは、大きな成果です。

1年半もの間、閉鎖されていた森は、草刈り、枝払い、間伐などで整備され、心地よい風が吹き、木陰を楽しめる場所となっています。市民の憩いの場が戻ってきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枚方市の美術館問題の解決を 

2016-04-18 15:41:27 | 枚方市美術館問題
 枚方市の美術館問題について、4月28日市議会の全員協議会が開催されるという。大きく前進することを期待している。
機関紙「平和がいちばん」4月号の記事「直言」を紹介します・・・・・。

 三月議会で伏見市長の市政運営方針の表明があった。沢山の案件があふれている運営方針ですが、選挙公約にもなっていた美術館建設問題には一言もふれられていません。これは何故でしょうか。
 
 一方、「総合文化施設内に整備」という案は、寄付者とは茶室を含めるという条件で協議がされているとの報道もあります。「現金の寄付で云々」とありますが、そもそも市が美術館を持つというのに、肝心の「美術」についての議論がないのはとても不思議なことです。多くの市立美術館をみても、それぞれに目的特徴があります。しかし聞こえてくるのは建設費、維持費等のお金のことばかり。文化の香りはどこにあるのでしょうか。

 市民に愛されているアラカシの森を伐採しようとした経緯は忘れるわけにはいきません。計画に賛成した市議会議員のうち、どれだけの人が予定地に足を運び住民と対話したのでしょうか?

 アラカシの森は、子供達や散歩するお年寄りやラジオ体操の輪の中からも、こっそり行き来するタヌキやイタチまで含めて実に多くの眼差しから見守り続けられてきました。そこから生まれた絵本『アラカシのもり』は大好評です。雨にも負けず、雪にも夏の暑さにも耐えてねばり強く経緯を見守って来られた香里ケ丘中央公園見守り隊の運動は高く評価されます。それが単なるハコモノ反対というレベルではなく、文化や環境をめぐる、そして何よりも地域コミュニティのあり方を探る動きだったからでしょう。

 絵本原画展に来られた多くの人々の中には伏見市長も居られました。市は早期に方針を明確にし、即時にフェンスを撤去してほしいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枚方香里ヶ丘中央公園の美術館問題はいま

2016-02-20 17:38:27 | 枚方市美術館問題

 多くの方が参加した枚方の美術館問題の報告会。活発な意見が飛び交った。この問題は建設予定地だけではなく、全市的な問題と考えている市民が多いことがよく分かる。
 現地の見守り隊の方から、最初にこの1年半の動きを話していただいた。現在も解決半ばだと公園に集まり、情報の交換や今後の方向を話しあっておられるという。中央公園での建設がほぼなくなったことは、市民の献身的な、大きな努力だと思う。
1月20日の枚方市議会の全員協議会の報告があった。議員は、現市長が白紙撤回を選挙公約にしていたことに対してその意味を問うたり、議会に相談せず寄付者に3つの案を提案し、12月には、その案のうち1案を受け入れる回答を得ていたのに議会への報告が遅れたことなど、議会無視への疑問を投げかける意見が多かったこと。市議会で「負担付き寄付の収受」や「美術館条例」のふたつの議決がされているのに、枚方市は、美術館建設に真剣に取り組んだのか等・・・。しかし、美術館建設に賛成した議員が、今頃美術館建設のビジョンがないなどという発言があるのには驚く。
 参加者の発言は、活発で「何故一人の市民でしかない寄付者に枚方市は、そんなに気を使うのか」「単に自分の収集した絵画の保管先を、今度は、地価の高い枚方市駅周辺につくるだけではないのか」「普通の常識では考えられない動き」とストレートな意見が出た。
 こんな事態がなぜ起きたか。あまりにも市民無視だったことにつきると思う。また、議員も管理費を含め「負の遺産になる」とまで発言するなど多くの問題を指摘していたのに、負担付き寄付や美術館条例に賛成したという現実。その指摘内容を枚方市も議員も解決せずにすすめたこと。あまりにも無責任だと思う。
 多くの問題点が明らかになった今回の美術館問題。二度と同じことを繰り返さないために、市民の声を聞き、議会で十分な責任ある審議をする。そんな、前向きな動きになればいいと思う。焦らないで。多くの市民の市議会や枚方市の動きを監視する取り組みが広がっている。
 今後も、緊張した日々が続きそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大きな成果!枚方美術館問題・・市議会傍聴し、失望。なぜこのような事態になったのかの反省のない姿勢

2016-01-25 14:44:28 | 枚方市美術館問題
 嬉しい報告。香里ヶ丘中央公園の「みどり」が守られる!!公園見守り隊の方々に感謝!感謝!
 
 美術館問題に関する市議会の全員協議会が、1月20日開催されたのでの傍聴をした。新市長が、公約を果たすかどうか気を揉みながらの数ヶ月だった。公園現地では、様々なアタックをしながら、現地の見守り活動を続けられている。公園に設けられた工事を前提としたフェンスが撤去されるまで見守り活動を続けるという。
 傍聴してわかったことは・・10月6日に市長が「現計画地での建設は困難で白紙に戻すこと」を申し入れた、枚方市長、枚方市と寄付者である大東氏との話し合いがされ、11月20日段階で、枚方市から三案をしめし、そのうちの一案を大東氏が12月1日に受け入れたとの報告資料が出されていた。受け入れられたであろう案は、今設計中の枚方市駅前に建設される総合文化館の敷地内に建設するというもの。

 三案とは、1・香里ヶ丘中央公園以外の場所を確保し、建物寄付により美術館を整備 2・現金寄付(指定寄付)を受け、市が総合文化施設用地内に美術館を整備 3・現金寄付(指定寄付)を受け、寄付者の名前を冠した基金を設置 というもの。
 その内2が、要望・条件付きで受け入れる旨の回答があったという。
 その主な要望・条件は、マスタープランの提示、茶室(和室)の設置、植栽樹や建材の無償提供による活用、プロフィール銘板の提示、竣工式等へ家族を含め寄付者を招待、使った経費の取り扱い、設計監修への関与という

 もちろん施設整備費の見込額は、増加するので、大東からの寄付金6億円に加え「ふるさと納税制度」により寄付を広く経済団体、地域奉仕団体に呼びかけるというもの。

 全員協議会では、14名の議員が発言した。大半の発言で共通していたのは、市議会無視、市議会の運営ルールを無視したこと等 総合文化施設事業との関連 行政の継続性・・・

 私が、気になったのは、というか腹が立ったのは、ある会派が「現地の妨害者に屈服したのではないか」との質問に対し、市長が「1部妨害者・・・」と返し、現地の見守り隊を「妨害者」と規定したこと。選挙の時に公園まで出向いたこと、選挙後もすぐに現地で見守り隊と会ったことは事実。「美術館は白紙」と公約までしたのは、見守りたいの取り組みの成果だと思うが、それは、一切認めないどころか、「妨害者」とは・・。
 議員も、「市議会で美術館条例も制定したのに、枚方市は本当にすすめる気があったのか」と私に言わせると「開きなおり」議員も市民の声を聞く責任がある。

 問題なのは、市民の声を聞かずに進めたということ。地域こミュニュティの代表にのみ知らせ、オープンな市民への働きかけをしなかったこちょ。枚方在住の芸術家の意見も聞かず・・。

 議員の何人かは、議会に相談もせず3案を提案したこと、寄付者からの回答を伝えるのが遅れたことへの市側への批判が多く出た。そして、提案3の基金設置を基本に再度話し合いがされるようにとの意見もだされた。

 枚方市の答弁には、市民主権はない。唯一寄付者への「配慮」があるのみ。体質は変わっていない。

 最後のある議員の発言には共感した。「枚方市は、黒い霧事件、清掃工場事件ということで市民に迷惑をかけた。今回は、繰り返してはならない」という内容だった。改めて寄付者の要望・条件を読みなおした。確かに、慎重に進めないと危険だ。

 心から願う。焦らずに、市民参加で見直して欲しいと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枚方市香里ヶ丘中央公園の美術館計画は白紙に 

2015-06-15 07:49:36 | 枚方市美術館問題
 
  楠葉で美術館問題のお話をしていただいた(5月30日)

枚方市の美術館建設は、市民の粘り強い見守り行動で工事着工の動きは止っているようだ。8月に市長選挙があるが、水面下で「何かあるのだろうか?」
 「市民の会」月刊「平和がいちばん」6月号に公園現地で早朝から夕方まで白紙撤回を意思表示している方から投稿があった。(以下 投稿)

昨年8月29日以来、抗議行動九ヶ月が過ぎた。
 今の中央公園では、風雨にさらされ錆で劣化し始めた緑の「B型フェンスバリケード」なるものが、「アラカシの森」を取り囲み、子供たちの遊び場(小広場)の半分を占領している。3月20日の早朝5時半に、森囲いのペグ打ちが寄附者大東氏の指令で始まって以来の光景だ。野球やサッカー、テニスのボールが時々ぶち当たり、バァーンと大きく不愉快な音をたてる。

 公園課への苦情で多いものは、東側の大広場でスポーツを楽しむ高齢者がトイレに行くのに、このB型フェンスの為に遠回りさせられるというものらしい。

 選挙後の5月12日、副市長2人・地域振興部長・土木部長と市民4人が面談。この場で初めて明らかになったこと、それは、中央公園一帯を「教育文化ゾーン」として一体整備するたため、国交省から交付金を引き出すという案だった。「図書館の改築に補助金を」という話は以前から耳にしていたが、美術館建設を大前提に、一体整備とは何事かと言いたい。勿論寄附である美術館が交付金の対象になるはずがない。しかし、図書館・集会所・保育所の一部を含む「教育文化ゾーン」に「お飾り」よろしく美術館を付け加えたわけだ。地域住民からの批判、反発は必至だ。幸いなことに申請はまだ出されていないし、九月議会まで申請することは出来ないことが明らかになった。

 最近「夏休みが来てもこんな具合かな?」「冬休みの間、フェンスを取り外してくれたよね」と、大人たちから声が出始めた。少なくとも夏休み中、いや一日も早く本来の公園の姿に戻したい。今も地域住民の動きは絶えることがない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする