goo blog サービス終了のお知らせ 

平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

市議会の「陳情」の扱い方で、市民参加への姿勢が分かります②

2012-12-02 23:13:13 | 枚方市議会
 枚方市議会議長宛に「陳情」の取り扱い変更の要請文を提出した。
 議会への「陳情」の取り扱いを考えることは、非常に大切だ。市民の声に対し、たとえ少数意見でも審議されるということは必要。市民から思わぬ意見が出る可能性は常にある。それを大切にすることで、市議会を市民が信頼する場合もあると思うのだが・・・。
 他自治体とホームページで状況を調べてみた。枚方市議会が民主的とはいえないことが良く分かった。
ちなみに枚方市議会は、議員の紹介のある「請願」と紹介のいらない「陳情」の取り扱いが大きく違う。陳情は請願のように審議されず、コピーを議員配布するだけ。

京都市の場合
 市会に提出する請願には,議員の紹介を必要とし,受理した請願は,本会議で所管
の常任委員会に付託し,審査を行います。その結果,「採択すべきもの」又は「不採
択とすべきもの」の結論が出たものは,本会議に諮り,市会の意思として,「採択」
又は「不採択」の議決を行います。陳情は,議員の紹介を必要とせず,受理した陳情
は,所管の常任委員会において請願と同じように審査しますが,「採択」又は「不採
択」の結論は出しません。

国立市の場合
市議会は、みなさんから市政などに対する要望や意見を請願書あるいは陳情書の形
 で受け たものについて審議します。議会は、この請願、陳情をよく調査、審議して、採択あるいは不採択の結論を出します。採択としたものは、執行権者である市長等、関係機関に送付して、適正な措置を講じるよう求めます。 請願(陳情)者には、採択、不採択などの結果を通知します。

沖縄県の場合  請願 陳情は同様の扱い
1. 請願書・陳情書の提出  受理   … 議長(議会事務局職)が受理します。
2. 本会議 … 所管委員会に付託します。  
3. 委員会 … 委員で審査を行い、審査結果を本会議に報告します。
4. 本会議 … 委員長の審査報告を聞いた後、本会議で結論を出します。
5. 採決   … 採決の結果、採択、不採択、審議未了となります。
東京都の場合
 都議会に対して請願書を提出する場合は、都議会議員の紹介を必要とします。請願は、委員会での審査後、本会議において、採択又は不採択の決定を行います。採択されたもののうち、執行機関で処理することが必要なものは、これを知事などに送付し、その処理経過及び結果の報告を求めます。 都議会議員の紹介のないものは陳情として受け付けます。陳情の内容、形式などの要件が請願に適合していると議長が認めたものは、原則として請願に準じて取り扱われます。陳情の書式、手続きなどについては、以下の説明文中「請願」を「陳情」と読み替えてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市議会の「陳情」の扱い方で、市民参加への姿勢が分かります①

2012-12-01 08:42:33 | 枚方市議会
 昨日、枚方市議会議長宛に 枚方市議会での「陳情の扱い変更」の要請を提出した。
他自治体を調べると、取り扱いについては、各々の自治体の裁量によるということが分かる。請願と陳情の違いは紹介議員の有無のみ。枚方市の場合は、請願と違い陳情は内容に関わらず各議員へコピーが配られるだけ。私は、「請願」同様に審議をしてほしいと考えている。

大阪市の場合
請願は委員会で審査し、本会議で結論(採択・不採択)を出します。請願を提出するには
 市会議員の紹介が必要です。陳情は委員会で審査し、結論(採択・不採択)を出します。

大東市の場合

請願の取り扱い  複数数の委員会に分割付託
 請願の内容が複数の委員会にまたがる時、委員会ごとにそれぞれの請願があったものとみなし、審査を行います。請願者本人による主旨説明の機会を確保
 委員会における請願審査に当たっての主旨説明は、紹介議員が行うほかに希望すれば請願者本人による主旨説明もできます。

陳情の取り扱い
 陳情書は、議員に配布され、その実現は各議員に委ねられていますが、陳情書のうち、市行政にかかわるものについては、請願と同様に市議会で審査を行い、採択したものは関係者に送付し、その実現を関係者に求めていきます。また、委員会における陳情審査に当たって、陳情者本人による主旨説明もできます。希望しない時は陳情書のみで審査を行います。

守口市の場合

陳情は、内容により議会での取り扱いが大きく2つに分かれます。
1・守口市議会が国会や関係行政庁に意見書を提出することを求める陳情については、議会運営委員会で協議され、原則として全会派が意見書を提出することでまとまった場合のみ本会議に上程されます。本会議で採択された場合は、国会や関係行政庁に意見書を提出するとともに、その写しを陳情者に送付します。
2.1.以外の陳情(守口市政への要望に関する陳情など)については、所管の常任委員会協議会で協議されます。

尼崎市の場合
 請願については、日本国籍の有無、また、市内に住所を有しているか否かに関係なく、
更に個人、法人の別なく提出することができます。陳情については、請願とほぼ同様です
が市内に住所を有している(陳情者が複数の場合は、代表者が市内に住所を有している)
方に限ります。提出された請願・陳情は、通常、所管の委員会で審査され、結論が出たも
のは最終的に本会議において、採択か不採択を決定します。 また、結論を得られない場
合もありますが、いずれもその結果は、請願者や陳情者(複数の場合は代表者)に通知し
ます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枚方市議会に陳情の取り扱いの変更および枚方市議会報の紙面の改善を求めるの要請文を提出しました

2012-11-30 22:55:43 | 枚方市議会
 12月7日から市議会の定例会が開催される。「大飯原発の稼動を止める意見書採択を求める要請」と「陳情の取り扱いの変更および枚方市議会報の紙面の改善」の要請をした。
 陳情の変更は、私は市議会に興味を持ち始めた10年程前から希望していた内容 
    以下、要請内容

枚方市議会の「陳情」の取り扱いの変更および「枚方市議会報」の紙面の改善について                                  (陳情)

 平素からの枚方市政の為にご尽力いただいていることに感謝いたします。さて、私たちは、市議会は市民の意見や意向を尊重してさまざまな審議がされる場であり、その審議内容を的確に市民に伝えることは市議会の責任だと認識しています。

「請願」と「陳情」の市民(提出側)からの違いは紹介議員の有無です。枚方市議会の場合は「請願」は議会で審議され、「陳情」の場合は、議員にコピーが配布されるだけという大きな違いがあります。しかし、市民の側からすれば、「請願」も「陳情」も議会で審議をしていただきたいものです。

 市民生活に一番身近な市議会に、多くの市民の声が日常的に届き、市民の要請した内容について市議会で審議をすることは「市民自治」の観点からも非常に大切なことです。しかし、市民の中には、身近に相談できる議員がおられない方もいます。議員がおられても陳情の趣旨に賛同してくださるかは、分かりません。市議会での審議を願っているにも関わらず、紹介議員が見つからないために、その審議の機会が奪われる仕組みは変える必要があります。

 また、枚方市議会報は、議会用語、時事用語の説明もあり市民に分かりやすい紙面づくりに努力されていることが伝わってきます。しかし、残念なことがあります。枚方市議会に提出された意見書の取り扱いです。個々の意見書の各議員の賛否の態度が記載されていないことです。意見書は、枚方市民に大きく影響するものもあります。市民が個々の議員がどのような考え方をしているかを知ることは必要です。有権者として地方議員選挙においては議員候補者個人を選び投票した責任があるからです。よって下記の要請(陳情)をいたします。

(要請内容)
1・「陳情」についても市議会で請願と同様に審議がされることを要請いたします。
2・枚方市議会報の「議決結果一覧」の意見書採択に関する賛否の状況についても、各議員の賛否が分かる記入を要請いたします。また、「議決結果一覧」についてですが、会派でくくらず、全議員の名前が分かる一覧への変更もあわせてお願いいたします。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枚方市議会報 

2012-10-30 23:08:32 | 枚方市議会
 今日、枚方市議会報(2012年11月1日号)を読んでいて、「おかしい」と思う箇所があった。1面の議決結果一覧表をみていた。賛否の状況が、議員毎に分かるようになっている。補正予算、条例関係、人事案件、決算関係等について、各議員の賛否の意思表示が分かる表なのだ。
 しかし、意見書(国会や関係機関に議会の意思として議決し提出するもの)については、賛否の欄がないのだ。原案が可決した意見書が5件、3件の意見書が否決されていた。否決された意見書は「オスプレイの配備撤回を求める意見書」「日本軍による慰安婦問題の早期解決を求める意見書」「公契約における賃金・労働条件の適正確保を求める意見書」だった。どれも、今日的であり、大きな市民運動が起こっているもの。だから、各議員の考え方を知りたいと思うのは当然のこと。
 オスプレイ配備については、市民の会も同趣旨の「陳情」をしていたので、否決した各議員の考え方を知りたいと考えていた。それが分からないのだ。
 市民が議員の考えていることを知るのは必要だし、市議会報は市民への周知が目的だと思う。
 市民が主人公なのに、何故か「しつくり」しない。市議会報が、少数意見をも大切にし、各議員の姿勢がわかる紙面になるように願っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枚方市議会の現状・・手塚議員・・オスプレイの沖縄配備にを反対する意見書」

2012-09-28 14:50:14 | 枚方市議会
 9月26日、枚方市議会では、国に枚方市議会として意見を提出する意見書採択の審議がされた。市民の会は枚方市議会議長あてに「オスプレイの沖縄配備に反対する意見書採択」の要請をしていた。沖縄の全ての市町村は「反対」の姿勢を明らかにしているが、オスプレイの訓練ルートになる全国の市町村も配備反対の意見を表明している。まさに市民の声がどれだけ大切にされるかが問われているのだ。
枚方市議会としても、市民自治の姿勢が問われているのだが、残念ながら少数否決となった。
 しかし、議員の会派に縛られない動きがあったことは、うれしい。意見書は共産党議員団が提出したのだが、市民派の手塚議員と民主関係の議員一人が賛成をし、3人が退場したのだ。議員が会派に縛られている弊害は多い。議員は自分の意見を主張するには、勇気がいるというのだ。市民は議員を選んでいる。選挙の時、会派を選択する方法を取っていなし。
 自由に審議できる市議会になってほしいと、知れば知るほど思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする