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平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

枚方の図書館分室廃止に反対します

2018-09-15 21:40:40 | 枚方市での子育ては今

  社会教育の町 「ひらかた」が、大変な事態になっている。「市民の会」会報からの紹介です。 



 一万冊程の図書が並ぶ分室を訪れる度に感じること、それは二人の司書に守られた小規模で静かな読書環境が実に心地よいことだ。地域に溶け込んだ落ち着きが子供からその母親、高齢者までを“本の海”へ誘っている。

「香里ケ丘図書館を見守る会」と「図書館行政を考える会」は、8月12日から9月3日まで、釈尊寺・東香里・茄子作の三分室と二つのスーパー近辺で「シール投票」を実施した。昨年末と今年二月、市は香里ヶ丘図書館建替えに関する市民説明会を開いたが、新香里ケ丘図書館の完成に続き、その利用圏域を広げ、そこに含まれる上記三つの分室を閉鎖するとの方針を出した。

 しかし「東香里まで坂道が多くて大変」「バスを二本乗り継ぐと往復九二〇円」「小学生は放課後校区外へ出られない」「高齢者・子供・乳幼児の母親にとって、かけがえのない居場所」と市のアンケートにも多くの声が寄せられた。それに対する市の答えは常に「分室閉鎖」ありきの紋切り型。「人口減少による税収減」「高齢化社会の進行と財政負担増」「人件費や施設運営費が負担になっている」である。一分室の経費は約一千万円。「お金の問題だけで分室を切り捨てないで、市民の暮らしに寄り添った市政運営を」と市民は声を挙げる。

 8月22日、東香里小学校の説明会では市民の声がさらに大きくなり、中央図書館長は「持ち帰り、検討し、回答する」と言わざるを得なかった。シール投票の結果は「分室を残してほしい 92%」「残さなくてよい 1%」「わからない 7%」である。市民に最も近い「知と文化と地方自治の拠点」は残すべきだ。
 
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枚方市!今すぐ保育所増設・保育士確保を

2018-08-13 07:53:25 | 枚方市での子育ては今

枚方市の 今年度の 保育所(園)入所待機児をめぐる状況は 定員 7210人 、入所児童数 7738 人、希望施設に入所できていない児童数は 320 人です(4 /1時点 市HPより)。依然として待機児の問題は深刻です。
市ではめざせ!「通年の0(ゼロ)」をキャッチフレーズに、保育所の待機児の解消に向けて取り組みを強めていますが、待機児解消のための根本的な課題は保育所の増設や保育士の確保です。

同時に必要なのは保育所の入所申請段階での保護者の現実に寄り添った対応です。子育て世代のお母さんに聞きました。「就労を考えたが、求職中の人は申請時、点数が低いためになかなか保育所に入れる順番が回って来ない。会社に面接等に行くと保育所が確保できているか必ず聞かれる。保育所が決まっていなければ働きたくても採用されない。採用されなければ保育所の申請時の点数は低いままで、今度は保育所がなかなか決まらない」。また他県から転入してきた方で、育児休業後の職場復帰のために点数が低く、復帰の日が迫ってくるにもかかわらず保育所が見つからず、結局3人の乳幼児を3ヶ所の保育所に通わせ仕事に復帰せざるを得なかった話など、子育て真っ最中の方々は厳しい現実に直面しています。これらの現実は、誰の責任で解決しなければならない課題なのでしょうか。言うまでもなく国、市の責任です。

 また、留守家庭児童会の土曜日開室を求める声も聞いています。サービス業や土・日が休みでない働き方をする人も増えています。子育て世代を呼び込むという市の方針を実現させるためにも、このような切実な声に応える枚方市に変えていかなければなりません。
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「平和がいちばん」12月号・・留守家庭児童会・・

2010-12-24 21:43:42 | 枚方市での子育ては今
師走の忙しさの中にいる。今年最後の「平和がいちばん」の配布をほぼ完了した。私の住む楠葉でも多く方に読んでいただいている。枚方の高校生の就職内定率が47%という。就職先がない不安で将来の希望がもてない若者のことを考えるとたまらない思いになる。努力をしても報われない社会は、誰もが幸せではない。

「平和がいちばん」12月号から・・・・・・留守家庭児童の安心できる居場所づくりを!・・・
娘が小学校入学目前に控えていた時に樟葉に引越してきた。樟葉小学校の校庭で学童保育のプレファプの建物を見て安心した。枚方では働きながらの子育てがあたりまえの社会になっていた。「ただいま」と放課後気軽に寄れる安全な居場所が小学校内にあることは、当時の私の悩みを解消してくれた。今では働く時間は多様になり、一人で家にいる低学年の子どもの不安大きい。もちろん保護者の悩みも大きい。親が就労等をしている子どもを対象にした留守家庭児童会(学童保育)が果たす役割はますます大きくなっている。   
枚方市の留守家庭児童会は、保育所を卒園し五常小学校に入学する子どもをもつ保護者達が自宅で「共同保育」をしながら枚方市へ学童保育所開設の交渉を重ね実現した。以降、財政難の時も「留守家庭の子どもを放置するわけにはいかない」との考えで市民サイドの動きが継続され、25年ほど前に全ての小学校の留守家庭児童会併設を完了した。その後、異年齢での集団遊び等学童保育ならではの豊かな蓄積を積み上げてきた。
しかし、枚方市は、「ふれ愛フリー・スクエア事業」(2002年~)開始と同時に留守家庭児童会の土曜日閉室を決めた。全児童を対象にした「ふれ愛」と留守家庭児童を対象にする留守家庭児童会の役割の違いから土曜日の開室継続を希望する保護者の声を聞かなかった。
「ふれ愛」は、校区の各種団体(自治会、子ども会、PTA等)による運営委員会が市の委託を受け運営している。土曜日に開設され、凧揚げや竹馬等の特徴ある取り組みがポランチアにより続けられてきた。一方、夕方6時までの開設もばらばらで、開設日数も地域の現状に規定され土曜日の留守家庭児童の居場所になるには無理があった。
しかし、その「ふれ愛」も来年度から廃止され、新たに補助事業として「枚方子どもいきいき広場」が実施される。実施主体が「枚方市」から公募した実施団体に変わり、これまで実施してきた管理指導員や臨時職員の派遣もなくなる。そして開設時間も午後4時までというもの。実施団体への開設回数等の条件を今後も見守る必要がある。はっきりしているのは、留守家庭児童会の土曜日開設は復活しないこと。結局、大変な家庭は土曜日の居場所を個別に探さなければならない。(大阪府下で30自治体が全土曜日に学童保育・留守家庭児童会の開室を行い、全国でも7割を超えている)
現在、留守家庭児童会の待機児は増えている。国の「子ども放課後プラン」は役割の異なる全児童対象の「放課後子ども教室」(文部科学省)と留守家庭児童対象の「学童保育(厚生労働省)を無理やり結びつけようとしている。必要なのは目の前にいる子どもの生活を守ること。机上のよく変わるプランに翻弄されてはいけない。全ての子どもが安心して過ごせる社会にするために、留守家庭児童の土曜日の居場所を個人任せにしてはいけないと思う。
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鶴島さんを囲む集い 「共に学び共に育つ」

2009-05-31 22:07:20 | 枚方市での子育ては今
 枚方はすべての子どもが地域で育ちあう教育が蓄積されてきました。鶴島さんは「自閉症」の次男を幼稚園から高等学校と普通学級に通わせるのは当たり前だという生き方をつらぬかれました。その過程での子供同士が育ちあう多くの場面のお話しは、人はぶつかりあいながら成長し生きていくのだという「生きる」原点を見つめる機会になりました。今、逆風が吹く中、すべての子ども達が「人として大切にされる」そんな教育の場を守りたいとの思いを強くしました。
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