「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

1月最終週 相場展望と予定

2020-01-26 23:59:08 | 相場展望

                     
1月第4週の日経平均は、下落の展開となりました。

1/20明け週、米中貿易協議や中東情勢悪化の懸念一服も、中国発新型
 肺炎の感染拡大が投資マインドに影を落とし、リスクオフの動きとなった。

NY株式市場が週末まで底堅い動きをする中、地理的に近い日本は、新型
肺炎の懸念から買い手控えが起こった格好。また、為替も1ドル=109円台
円高に傾き、株価の押し下げ要因となった。

結局、日経平均は、週間で214円下落(↓0.89%)23827円となった。

さて、1月最終週(1/27~1/31)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末NY市場は、米でも中国由来の新型肺炎の発症があり、フローバル経済に
影響が出るとの思惑から下落。

東京市場は、上海、香港市場など春節休場する中、リスクオフを引き受ける形で
下落スタートになりそうです。

今週は、米で、第4四半期GDP、中国1月製造業PMI、EUで第4四半期
GDPの発表に目向けながらも、新型肺炎の拡大懸念が収まるかがポイント。

中国では、新型肺炎拡大阻止で、武漢を含む都市閉鎖や、集団移動禁止を発令し
2/B迄延長すると打ち出した。ヒト―ヒト感染も確認、2000人超感染者が
出ており、収束方向への目途が立つか注目されています。

国内は、企業決算の来期に移っており、企業決算も本格化します。決算をチェック、
コロナ新型肺炎の一服を想定し、押し目を物色する戦術が良さそうです。

日経平均、1月最終週(1/27~1/31)レンジ、23150円 ~23850円程度を想定しています。

1.1月最終週(1/27~1/31)主なイベントと予定
 1/27
 日本 松井証券、JSR、弁護士コム、コーエーテクモ、日東電工 各決算
  米 12月新築住宅販売件数
  米 DRホートン 決算
  米 国債入札 2年債(400億ドル)
         5年債(410億ドル)
 中国 休場(~1/30 春節)
  独  1月IFO企業景況感指数
 1/28
 日本 企業向けサービス価格指数
 日本 OBC、エムスリー、信越化学、日立化成、オービック、キヤノンMJ、
    航空電、富士通ゼネ 各決算
  米 FOMC(~1/28) 
  米  1月消費者信頼感指数
  米 11月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米 12月耐久財受注
  米 議会予算局、経済見通し公表
  米 アップル、ファイザー、ユナイテッド・テクノロジーズ、スターバックス
    3M、AMD、イーベイ、ザイリンクス 各決算
  米 国債入札 7年債(320億ドル)
 1/29
 日本 日銀金融政策決定会合における主な意見(1/20、21日分)
 日本 消費者態度指数
    日本 サカイ引越、帝国ホテル、サイバーエージェ、ノエビア、日立建機
            オムロン、NEC、アドバンテ、ファナック、日野自、キヤノン、東北電
    スクリーン、ミスミG、LINE 各決算 
  米 FOMC声明
  米 パウエルFRB議長 記者会見
  米 12月中古住宅販売制約指数
  米 マイクロソフト、フェイスブック、マスターカード、AT&T、ボーイング
    マクドナルド、テスラ、ゼネラル・エレクトリック 各決算
  豪 第4四半期消費者物価指数
  独 2月GFK消費者信頼感
  西 サンタンデール銀行 決算
 1/30
 日本 東邦ガス、ゼオン、JPX、積水化、東海理化、M&A、野村不、NRI
    大日住薬、マンダム、ファンケル、日立金、日本精工、富士電、マキタ
    富士通、スタンレー、カシオ、京セラ、東エレ、アコム、野村HD、JR東
    ヤマトHD、ANA、ドコモ、大ガス、コナミ、日清粉、OLC、小糸製
    任天堂、三井住友、JR東海、東京ガス、中外薬 各決算   
  米 第4四半期GDP速報値
  米 アマゾン、ビザ、ベライゾン、コカ・コーラ、アムジェン、イーライリリー
    バイオジェン、デュポン、バレロ・エナ、E・アーツ、エクソン 各決算 
  独 1月失業率
  独 ドイツ銀行 決算
  英 中銀政策金利
  英 カーニー英中銀総裁 記者会見
 EU 12月ユーロ圏景況感指数
 EU 12月ユーロ圏失業率
 1/31
 日本 12月有効求人倍率
 日本 12月完全失業率
 日本 12月鉱工業生産速報
 日本 12月小売売上高 
 日本 1月都区部消費者物価
 日本 豊田織機、デンソー、東洋水産、アステラス、エーザイ、小野薬、郵船
    商船三井、清水建、関電工、日ハム、第一三共、LIXIL、ジェイテクト
    日通、三菱倉、ヤクルト、ALSOK、豊田合、山九、SMS、味の素
    ココカラファイン、三越伊勢丹、住友化学、東映アニメ、コーセー、小林薬
    TOTO、ガイシ、オークマ。東芝機械、コマツ、日立、TDK、ウシオ
    メディパル、トプコン、エフピコ、JR西、JAL、KDDI、SCSK
    キーエンス、豊田通、りそな、みずほ、ZOZO、三菱自、SBI 各決算
  米 12月個人所得/支出
  米 1月ミシガン大学消費者マインド指数
  米 シェブロン、キャタピラー 各決算
  米  国債償還 2年債(298億ドル)
          5年債(350億ドル)
          7年債(290億ドル)
 中国 1月製造業PMI
  英 EU離脱期限
 EU 第4四半期ユーロ圏GDP速報値

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/24)
 
 今日のNY為替市場でドル円は109円17銭まで一時値を落とす展開となった。
 序盤は米株が力強く始まったことなどを受けて、109円60銭台を付けるなど
 比較的しっかりの展開が見られたが、その後リスク警戒感からの円買いが優勢と
 なった。
 
 新型コロナウイルスの感染拡大懸念が重石。米疫病感染予防センター(CDC)が米
 国内で二人目の感染者が見つかったことを発表したことなども、市場の警戒感を
 強める格好となった。

 120ドル超の上昇を見せていたダウ平均が、300ドル超の下げを一時記録する
 など、リスク警戒感の動きが広がる中で、ドル円は109円17銭まで下落。

 安値から少し戻したものの109円30銭前後のドル安円高圏で週の取引を終える
 展開となっている。
 
 安全資産とされる米長期債に資金が流れ込む状況も見られ、米10年債利回りは
 ロンドン市場の1.76%から1.66%台まで9BP超の低下(債券価格上昇)と
 なり、ドル売り円買いに寄与する格好となった。

 クロス円も売りが優勢。ユーロ円はロンドン市場で英PMIの好結果を受けた
 ポンドの買いに121円27銭を付けてたが、NY市場午後には120円42銭
 と、80銭以上ユーロ安円高が進行してる。ユーロは対ドルでも1.106台から
 1.102前後まで下げる動きに。

 ポンドは対ドル、対円で大きく振幅下。ロンドン市場午前の英製造業・非製造業
 PMIともに予想を超える好結果となり、いったんはポンド買いが進行。
 ポンドドルは1.3173、ポンド円は144円42銭を付ける動きとなった。
 
 しかし、来週の英中銀金融政策会合(MPC)で利下げに踏み切る可能性が指摘
 される中で、ポンド買いは続かず、売りが優勢に。ポンドドルは1.3057、
 ポンド円は142円72銭まで大きく値を落とす展開となっている。
 https://fx.minkabu.jp/news/131119

 米国債利回り 
  2年債        1.495(-0.019) 
  10年債      1.684(-0.049) 
  30年債      2.132(-0.046) 
  期待インフレ率  1.683(-0.038) 
            ※期待インフレ率は10年債で算出 

 米長期債市場は、リスク回避で投資資金が流れ込む展開となった。米10年債利
 回りはロンドン市場で付けた1.76%から1.66%台まで9BP(0.09%)超の下げ(債券
 価格上昇)となる場面も見られた。そこから少し戻したが1.70%を回復しきれず、
 1.68%台前半で引けており、利回り低下傾向が強まる展開となっている。
 
 米30年債なども利回り低下が目立っており、リスク警戒感から安全資産とされる
 米長期債を買う流れがかなり強まる週末となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/131122

3.NY株式市場 結果(1/24)
 
 NY株式24日
  ダウ平均      28989.73(-170.36 -0.58%)
  S&P500       3295.47(  -30.07 -0.90%)
  ナスダック       9314.91(  -87.57 -0.93%)
  CME日経平均先物  23635     (大証比   -160 -67%)
                     
 今日のNY株式市場で、ダウ平均は朝方一時120ドル超の上昇を見せた後、
 高値から400ドル以上下げて前日比でも300ドルを超える下げとなるなど、
 激しい振幅を見せる展開となった。

 ナスダックやS&P500もプラス圏で始まり、最初は買いが優勢となって、
 ナスダックが史上最高値を更新する動きなどを見せながら、その後は値を落と
 す展開に。

 中国武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染拡大懸念が重石。米疫病感染
 予防センター(CDC)は、シカゴで米国内では二例目となる感染者が見つか
 ったことを公表。警戒感を誘った。

 ロンドン市場で109円60銭台を付けていたドル円が109円17銭まで値を
 落とすなど、市場はリスク警戒感が強まる展開に。
 
 ダウ平均は6銘柄が上昇、24銘柄が下落と、全般に売りが優勢。第4四半期
 決算が強めに出たアメックスやインテルが大きく上昇したものの、JPモルガン
 ゴールドマンサックスといった銀行株、新型コロナウイルスがらみでは薬局大手
 ウォルグリーン、医薬品のファイザーなどが売られている。

 ナスダックもインテルの上昇の影響が大きい。新興IT関連ではネットフリックス
 しっかりも、ツイッター、アルファベット、テスラ、アマゾンなどが軟調。

 その他銘柄、ウイルス関連で連日動き大きいノババックスは振幅を経てプラス圏。
 第4四半期決算が弱めに出たハースコなどが大幅安。
 https://fx.minkabu.jp/news/131117

4.NY市場、原油先物3月限/金先物2月限 各結果(1/24)

 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=54.19(-1.40 -2.52%)

 NY原油は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.41
 ~1.40ドル安。その他の限月は1.43~0.51ドル安。
 
 中国の武漢を中心とした新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、石油需要の
 下振れが引き続き懸念されている。中国国家衛生健康委員会によると、23日
 時点の新型コロナウイルスによる死者は25人、感染者数は830人まで拡大
 している。

 米疫病予防管理センター(CDC)は、米国内で二人目となる感染者を確認した。
 春節の大移動によって、世界各地で感染者が増加することが警戒されている。

 時間外取引で3月限は買い戻しが優勢となる場面はあったが、高値は55.95
 ドルまでだった。通常取引開始後は売りが強まり、昨年10月31日以来の安値
 である53.85ドルまで下落した。
 https://fx.minkabu.jp/news/131111

 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1571.9(+6.5 +0.42%)
 
 金2月限は続伸。中国を中心に新型コロナウイルスが感染拡大を続けているほか、
 春節の大移動によって世界各地で感染者が増えることが懸念されている。

 米疫病予防管理センター(CDC)は、米国内で二人目となる感染者を確認した。
 https://fx.minkabu.jp/news/131112


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