「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

1月第2週 相場展望と予定

2020-01-05 23:59:03 | 相場展望

        
12月最終週の日経平均は、続落となった。12/30大納会の日経平均は
続落。
181円安の23656円。大納会での反発が期待される中、米国株
まちまち
と手掛かり難の中、年末年始6連休と大発会が1/6で、年越しを
避ける売りが
あったかもしれない。そんな中、中・小型株で物色される銘柄
群があった。

結局、日経平均は、週間で181円下落(↓0.76%)23656円。

さて、1月第2週(1/6~1/11)の主なイベントと予定は下記の通り。

年末、年始のNY株式市場は上昇した。ただ、1/3の週末は反落。イラン
情勢
緊張が高まっており、利益確定売りが活発化。トランプ大統領のイラク
空爆で、
イランの精鋭部隊である革命防衛隊の司令官が死亡。イラン指導者
ハメネイ師は
報復を表明しており、米とイランの緊張が深まる恐れを懸念して
いる。

これを受け、週初の日経平均は、米株上昇を織り込まず、リスクオフスタート
になりそうである。その後、戻りを試す展開になるか、注目しています。

米国の主要3指数が過去最高値を更新する中、日本株の出遅れてるが、リスク
復活と円高が進行しており、懸念材料。

そんな中、個人の中・小型株の物色にちゅうもくして、戻りを試す展開に期待。

日経平均、1月第2週(1/6~1/10)は、23150円 ~23750円
程度を想定しています。

1.1月第2週(1/6~1/11)主なイベントと予定
 1/6
 日本 大発会
 日本 カネコ種、ダイセキS、スタ・アリス、マルマエ、ダイセキ 各決算
 1/7
 日本 12月マネタリーベース
 日本 サンエー、ハニーズHD、ネクステージ、USMH、サムティ、薬王堂
    4℃HD、和田興産、ベルク 各決算
  米  11月貿易収支
  米 11月製造業新規受注
  米 11月ISM非製造業景気指数
  米 国債入札 3年債(380億ドル)
 1/8
 日本 11月毎月勤労統計調査
 日本 ABCマート、ウエルシア、リソー教育、ベル24HD、放電精密、ゲーム
    ウィズ、サイゼリヤ、フジ、ヤマシタHD、BS11、天満屋ス 各決算 
  米 12月ADP雇用者数
  米 ウォルグリーン、レナー 各決算
  米 国債入札 10年債(240億ドル)
  世 世銀 世界経済見通し
 1/9
 日本 サカタタネ、ライク、キユーピー、わらべ日洋、7&アイ、SHIFT
    東京個別、C&R、三協立山、エスクロAJ、安川電、コジマ、島忠、
    松屋、イオンモール、トーセイ、乃村工芸社、ファストリテ 各決算
  米 クラリダFRB副議長、講演
  米 国債入札 30年債(160億ドル)
  米 NY連銀総裁、講演
  豪  11月貿易収支
 1/10
 日本 11月景気先行・一致指数 速報値
   日本 11月全世帯家計調査/消費支出
 日本 コシダカHD、いちご、ディップ、ローソン、ビックカメラ、コスモス薬
    コメダ、ネオス、久光薬、ベクトル、OSG、ローツェ、竹内製作所
    良品計画、インターア、マニー、オンワード、ファミマ、イオン、吉野家
  米 12月雇用統計
  豪 11月小売売上高
  ト 10月トルコ失業率
 1/11
 台湾 総統選挙・立法院選挙

2.NY市場 為替/債券 各結果(1/3)
 今日のNY為替市場は再びドル売りが強まり、ドル円は一時108円を再度
 割り込んだ。この日発表になった12月ISM製造業景気指数が予想外の弱さ
 だったことがドル売りを強めた模様。指数は47.2と2009年6月以来の
 低水準となり、予想(49.0)も下回った。
 
 市場では今年の景気の先行きに楽観的なムードが広がっているが、世界経済
 減速や設備投資の低迷など米製造業に関しては懸念が依然として払拭されて
 いない。
 
 米中は第1段階で合意の運びとなっているが、製造業のセンチメントは依然と
 して盛り上がっていない様子。5ヵ月連続で景気判断の分岐点である50を下
 回った。
 
 また、今日の市場はイラン情勢が緊迫化でリスク回避が強まってる。トランプ
 大統領が命じた米軍によるイラク空爆で、イランの精鋭部隊である革命防衛隊
 の司令官が死亡した。イランの最高指導者ハメネイ師は報復を表明しており、
 米国とイランの緊張が深まる恐れが出ている。
 
 ロンドン時間にはリスク回避のドル買い・円買いが見られたが、NY時間に
 入り弱いISM指数を受けて、流れがドル売りに転じた格好。米株も下落した
 ものの、下押しまで見られず、利益確定売りの範囲に留まったこともドル売りを
 誘発していたかもしれない。ここ数日、景気の先行き期待はドル売りの反応と
 なってる。
 
 イラン情勢がどこまで市場に影響するか未知数ではあるものの、ドル円は上値の
 重い展開が続いている。
 ただ、108円を割り込むと買いも出る様で、終盤になり108円台に戻してる。
 午後にFOMC議事録が発表されたが、反応は限定的。
 
 ユーロドルはNY時間に入って買い戻し膨み、一時1.11ドル台後半迄戻した。
 ロンドン時間には一時1.1125ドル近辺まで下落し、200日線を下回る
 動きを見せていたが、その水準は維持された格好。
 
 今年の世界経済の回復期待が、このところのユーロドルをサポートしている。
 世界経済の回復で、既にバリュエーションの高さが指摘されているドルから、
 ユーロや新興国通貨への資金シフトが期待されているようだ。ただ、そうなる
 かは未知数。
 
 今日のISM製造業景気指数の弱さを見た限りにおいては、米製造業にセンチ
 メントの改善は見られておらず、世界経済への不透明感は依然として根強く、
 ユーロ圏も同様の動きが警戒される。
 
 ポンドドルも下げ一服も、ユーロ程の戻りは見せなかった。この日発表された
 英建設業PMIが弱い内容だったことで、改めて英経済への不透明感を強めて
 いた模様。
 
 昨年末にかけてポンドは買い戻しを強めていたが、英EU離脱の動向は依然と
 して今年も重しとなることが予想される中、市場もポンドが置かれている状況
 を冷静に見直しているのかもしれない。
 https://fx.minkabu.jp/news/128802
 
 米国債利回り
  2年債        1.531(-0.038)
  10年債      1.790(-0.087)
  30年債      2.247(-0.085)
  期待インフレ率   1.776(-0.027)
             ※期待インフレ率は10年債で算出
 今日のNY債券市場で利回りは低下。イラン情勢の緊迫化で債券市場は逃避
 買いが活発化し、利回りを押し下げた。また、この日発表のISM製造業景気
 指数が予想外に弱かったことも重石となった。
 10年債は1.8%を割り込み、政策金利に敏感な2年債は1.51%迄一時
 低下。
 2-10年債の利回り格差は+26(前営業日+31)に一気に変化。
 https://fx.minkabu.jp/news/128801

3.NY株式市場 結果(1/3)
 NY株式3日
  ダウ平均        28634.88(-233.92 -0.81%)
  S&P500      3234.85(  -23.00 -0.71%)
  ナスダック         9020.77(  -71.42 -0.79%)
  CME日経平均   23320      (大証比:-520 -2.20%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は反落。イラン情勢の緊張が高まっており、
 利益確定売りが活発化した。トランプ大統領が命じた米軍のイラク空爆で、
 イランの精鋭部隊である革命防衛隊の司令官が死亡した。イラン最高指導者
 ハメネイ師は報復を表明しており、米国とイランの緊張が深まる恐れを懸念
 しているようだ。
 
 前日のダウ平均330ドル高まで上昇する等、今年の期待を反映し、20年
 好調なスタートを切った。しかし、昨年からの上げで高値警戒感も出ており、
 イラン情勢の緊迫化をきっかけに利益確定売りが出た模様。
 
 銀行株や産業株、そして、IT・ハイテク株などが売りに押され、ダウ平均は
 寄り付き直後に368ドル安まで下げ幅を拡大する場面が見られた。ただ、
 買いの好機との見方もある様で、下値で押し目買い意欲も強く下げ渋る動きも
 見せた。
 
 一方、原油相場が高騰しており、エネルギー株の一角が上昇した他、ロッキー
 ド、ノースロップ・グラマンなど防衛関連株が上昇。アナリストからは、野党
 民主党が「中東の緊張が高まれば、軍事支出の増額に反対できないかも・・。」
 と述べた事で、2020年の防衛対話は変更になる可能性もあるとの指摘が出て
 いる。
 なお、この日発表になったISM製造業景気指数は予想外に弱い内容となった
 ことも重石となった。
 
 ダウ採用銘柄ではウォルグリーン、ユナイテッド・テクノロジーズを除く28
 銘柄が下落。ダウ・インク、3M、キャタピラーが下落してる他、シスコシス
 テムズ、ゴールドマン、JPモルガンが軟調。エクソンモービルも序盤の上げ
 から下げに転じた。
 
 ナスダックも下落。アマゾンやマイクロソフト、エヌビディア、AMDも利益
 確売りに押されている。一方、テスラ、ロクが上昇。
 
 テスラは逆行高を演じた。10-12月期の出荷及び生産動向を公表しており、
 全体の出荷台数が予想を上回ったことが好感されている。主力車の「モデル3」
 9万2550台と予想(8万6280台)を上回ったほか、「モデルS」
 「モデルX」も予想を上回った。
 
 マラリア、エボラ、デング熱などの診断用機器を開発するケムバイオ・ダイア
 グノスティクスが上昇。HIVおよび梅毒感染の診断用機器である「DPP
 HIV 梅毒システム」が、今年の第1四半期にもFDAから承認が得られる
 可能性があると発表した。
 
 遺伝子解析のイルミナが軟調。同業パシフィック・バイオサイエンシズとの
 合併を断念したと発表した。米英の反トラスト当局が両社の合併に対して異議
 を申し立て、米国連邦取引委員会(FTC)が合併阻止を申し立てていた。
 12億ドル規模の買収だったが、2018年11月の発表以来1年以上保留
 されていた。
冷凍ポテト製品を手掛けるラム・ウェストンが大幅高となり上場来
 高値を更新。
 9-11月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。
 https://fx.minkabu.jp/news/128799

4、NY市場 原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/3)
 NY原油先物2月限(WTI)
  1111バレル=63.05(+1.87 +3.06%)
 NY原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日
 比1.87ドル高。その他の限月は0.46ドル安~1.84ドル高。
 
 トランプ米大統領の命令によって、イラクのバクダット国際空港に対する空爆
 が実行され、イラン革命防衛隊のコッズ部隊の司令官ガセム・ソレイマニが死亡
 したことで中東情勢の緊迫感が一気に高まった。イラン最高指導者ハメネイ氏は
 喪に服した後の報復を宣言している。米国防省によると、ソレイマニ司令官は
 イラクや中東で米国民を攻撃する計画だった模様。米エネルギー情報局(EIA)
 が発表した週報で、原油在庫が減少したことも支援要因。
 時間外取引から2月限は64.09ドルまで急伸し、昨年4月以来の高値を更新。
 ただ、通常取引開始後は上げ幅を削った。
 https://fx.minkabu.jp/news/128796
 
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1552.40(+24.30 +1.59%)
 
 金2月限は続伸。米国がイラクのバグダッド国際空港を空爆、イラン革命防衛隊
 の精鋭であるコッズ部隊の司令官ガセム・ソレイマニ氏を殺害した事で、米国と
 イランの武力衝突開始が警戒されている。米供給管理協会(ISM)が発表した
 昨年12月の製造業景気指数が47.2まで低下し、2009年6月以来の低
 水準となった事も 支援要因。
 https://fx.minkabu.jp/news/128793

 

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