「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

1月第3週 相場展望と予定

2020-01-13 23:49:39 | 相場展望

          
1月第2週 大発会からの日経平均は、乱高下があったものの反発となった。

週明け1/6に米軍がイランのソレイマニ司令官を空爆で殺害したことが明らか
となり
中東情勢の緊迫化の懸念から売りが先行。リスクオフから450円超下落
して、
日経平均23200円台となった。

1/6NY市場が、トランプ大統領の戦闘を
希望していない旨が伝わると、ダウ
引けにかけて上昇に転じ、円相場も円安と
なった事から、1/7の日経平均は、
4日ぶり反発し、前日の下落分の8割強戻す
反発となった。

1/8日経平均は、朝方にイランが米イラク駐留基地を攻撃したことが伝わり、
急反落した。一時23000円台を割り込む場面もあったが、只、イランも戦争
望んでないとの発言で、後場の日経平均は、下げ幅を縮め23200円台で終了。

1/9は、トランプ大統領が会見で、イランとの更なる戦闘は望まない意向示唆
したことで、日経平均は、大幅反発となった。
週末は、1/15の中貿易交渉の第1段が合意する事も加わり、週末の日経平均
小幅続伸と、中東情勢の鎮静化期待から堅調な中で終了した。
大発会から乱高下する展開であったが、平常に戻ろうとする展開に期待したい。

結局、日経平均は、週間で193円上昇(↑0.82%)23850円となった。

さて、1月第3週(1/13~1/18)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末のNY市場は、12月の米雇用統計が、予想を下回る内容となった事で利益
確定の動きが優勢と反落した。週明けは、中東情勢の落ち着きと米経済の強含み
もあり、反発スタートしている。

これを受け、3連休明けの日経平均は、底堅い展開を期待したい。ただ、週後半に
かけ、1/14の消費者物価指数、1/15のベージュブック、1/16の12月
小売売上高、1/17の12月鉱工業生産、12月住宅着工件数など目白押しで、
概ね良好と推察されるが、注目です。

国内は、 1/13の11月国際収支、12月景気ウォッチャー調査、1/15の
日銀地域経済報告(さくらリポート)、11月工作機械受注、1/16の11月
機械受注、1/17の12月訪日外国人客数など注目です。工作機械や機械の指標

悪い事が想定されているので、今後の上昇を示唆する内容があれば、OKです。
米国の主要3指数が過去最高値を更新する中、日本株の出遅れているがリスクオン
で、円高一服となれば、日経平均の大台24000円台も視野に入ります。

日経平均、1月第3週(1/13~1/17)レンジ、23700円 ~24200円
程度を想定しています。

1.1月第3週(1/12~1/17)主なイベントと予定
 1/12
 日本 安倍首相、中東3ヵ国訪問(~1/15、サウジ、UAE、オマーン)
 1/13
 日本 東京市場は休場(成人の日祝日)
  米 12月財政収支
  米 ペンス米副大統領、イラン政策について演説
  米 ボストン連銀総裁、講演
  米 アトランタ連銀総裁、講演
 米中 劉鶴副首相、米中貿易協議「第1段階」合意署名のため訪米(~1/15)
  亜  アジア金融フォーラム(から1/14、香港)
    英  11月鉱工業生産指数、
 1/14
 日本 11月国際収支
 日本 12月景気ウォッチャー調査
 日本 サーラ、タマホーム、日本国土、キャンドゥ、北の達人、ドトール日レス、
    クリエイト、クリレスHD、メディアドゥ、マネフォワ-ド、Sansan
    Gunosy、ベイカレント、ライトオン、松竹、東宝 各決算
 中国 12月貿易収支
  米 12月消費者物価指数
  米 NY連銀総裁、講演
  米 カンザスシティ連銀総裁、講演
  米 JPモルガンC&C、ウェルズ・ファーゴ、シティG、デルタ航空 各決算
  米 民主党、大統領選候補者討論会
  中国 11月貿易収支
 1/15
 日本 黒田日銀総裁、挨拶
 日本 1月日銀地域経済報告(さくらリポート)
 日本 11月工作機械受注
 日本 ブロンコB、不二越、マルカ 各決算
  米 12月生産者物価指数
  米 1月NY連銀製造業景況指数
  米 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  米 バンカメ、ユナイテッドヘルスG、GS、ブラックロック 各決算
  米 国債償還 3年債  (253億ドル)
         10年債(189億ドル) 
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
 米中 両国、貿易協議「第1段階」合意に署名
  英 12月消費者物価指数
 1/16
 日本 11月機械受注
   日本 平和RE、グラント 各決算
  米 12月小売売上高
  米 12月輸入物価指数
  米 1月NAHB住宅市場指数
  米 11月対米証券投資
  米 モルガン・スタンレー 決算
  独 12月ドイツ消費者物価指数
 南ア 南アフリカ中銀政策金利
 EU 12月新車販売台数
 1/17
 日本 12月訪日外国人客数
 日本 API、プロロジス、津田駒、ユナイテッドU、協和コンサル 各決算
  米 11月求人件数
  米 12月鉱工業生産
  米 12月住宅着工件数
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
 中国 第4四半期GDP
 中国 12月小売売上高
 韓国 中銀政策金利

2.NY市場 為替/債券 各結果(1/10)
 今日のNY為替市場でドル円は伸び悩んだ。この日発表になった米雇用統計は非農業
 部門雇用者数(NFP)や平均時給とも予想を下回ったことで、売りの反応が見られた。
 米株や米国債利回りも下げており、ここ数日、急上昇していたドル円も上げ一服となっ
 たようだ。
 
 ただ、下押しする動きまでは見られなかった。イラン情勢が一段落し、為替市場には
 ドル買いの流れも見られ、ドル円をサポートしている。下値では今年の新規マネーと
 見られる買いオーダーが、ドル円の下値を支えているとの憶測も聞かれた。
 
 米雇用統計については、製造業の雇用が減少し、非農業部門雇用者数(NFP)が
 14.5万人増と予想こそ下回ったものの、FRBが力強い雇用との認識を変更する
 ほどの弱さは見られない。実際、FF金利先物も米雇用統計発表前の水準から変化は
 ない。
 
 ドル円は既に情勢の緊迫化前よりも高い水準にある。市場も、年末年始に突如発生
 した中東情勢の緊迫化に追われたものの、ひとまず、事態は小康状態を保っている
 ことで、一旦焦点から外す動きが出ているものと見られる。ただ、ドル円が110円
 を試すためには新たな材料が必要とも思われ、市場の焦点は来週の米中合意の署名に
 移っているものと見られる。トランプ大統領は第2段階の交渉をすぐに始めるとして
 いる。米中に関して、ひとまず安心感が広がってるものの、今後もリスクとして意識
 される。
 
 ユーロドルは買い戻しが優勢となり、1.11ドル台に上昇。きょうも前日に引き続き
 1.10ドル台に下落していたが、サポートされ、1.10ドル台での買い圧力も出て
 きているようだ。21日線と200日線が1.1140ドル付近に来ており、目先の
 上値メドとして意識される。
 
 きょうはフランスやスペイン、イタリアの11月の鉱工業生産が発表になっていたが、
 前日のドイツに引き続き、予想を上回る内容となっていた。ただ、これらポジティブな
 結果は、ひとつまみの塩として認識する必要があるとの声もエコノミストから聞かれる。
 ユーロ圏の鉱工業生産は徐々に底堅くはなって来ているものの、過度に楽観的になる
 べきではないという。
 
 ポンドドルは下げ一服も、ユーロのような買い戻しは見られなかった。昨日のカーニー
 英中銀総裁の発言を受けて、ポンドは下げやすい状態にある模様。同総裁は経済成長が
 回復しなければ利下げや債券購入を検討する可能性を示唆していた。英EU離脱を巡る
 不透明感が依然として燻っており、主要な懸念材料ではあるものの、そのれに加えて英
 ファンダメンタルズにも市場の関心が向けられる可能性がある。
 https://fx.minkabu.jp/news/129648
 
 米国債利回り(NY時間16:34)
  2年債       1.566(-0.012)
  10年債     1.818(-0.037)
  30年債     2.279(-0.051)
  期待インフレ率  1.756(-0.004)
           ※期待インフレ率は10年債で算出
 
 今日のNY債券市場で利回りは低下。この日発表になった12月の米雇用統計が
 予想を下回る内容となったことで利回りは低下している。
 
 米雇用統計については、製造業の雇用が減少し、非農業部門雇用者数(NFP)が
 14.5万人増と予想こそ下回ったものの、FRBが力強い雇用の認識を変更する
 ほどの弱さは見られない。実際、FF金利先物市場での米利下げ期待に変化はなく、
 市場は年内利下げが1回あるか無いかで織り込んでいる状況。
 
 10年債は1.81%まで低下したほか、政策金利に敏感な2年債は一時1.55%
 台まで低下した。
 2-10年債の利回り格差は+25(前営業日+28)にフラット化。  
 https://fx.minkabu.jp/news/129647

3.NY株式市場 結果(1/10)
  NY株式10日
  ダウ平均     28823.77(-133.13 -0.46%)
  S&P500      3265.35(  -9.35 -0.29%)
  ナスダック    9178.86( -24.57 -0.27%)
  CME日経平均先物 23700   (大証比:-100 -0.42%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は反落。取引開始前に発表になった12月の米雇用
 統計は予想を下回る内容となったことで利益確定の動きが優勢となった。
 
 最高値更新が続いていたことから、利益確定売りのタイミングとなった模様。ただ、
 下押す動きまではなく、あくまで利益確定売りの範囲に留まっている。下値では
 IT・ハイテク株の上げがサポート。アナリストがアップルや、そのサプライヤー
 であるスカイワークスやコルボへの期待感を示すレポートを発表したことが材料視
 されていたようだ。
 
 米雇用統計については、製造業の雇用が減少し、非農業部門雇用者数(NFP)が
 14.5万人増と予想こそ下回ったものの、FRBが力強い雇用の認識を変更する
 ほどの弱さは見られない。実際、FF金利先物市場での米利下げ期待に変化はない。
 市場は年内利下げが1回あるか無いかで織り込んでいる状況。
 
 来週は大手銀を皮切りに10-12月期の決算発表が始まる。S&P500採用銘柄
 全体では0.6%減益が見込まれているようだ。2四半期連続の減益となり、現在の
 最高値を更新している株価が正当化されるのか疑問の声も出ているようだ。ただ、
 来週は中国の劉鶴副首相が訪米し、米中合意への署名が予定される中、いまのところ、
 市場は先行きに楽観的なようだ。
 
 ダウ採用銘柄ではボーイングやトラベラーズ、ウォルグリーンが下落したほか、JP
 モルガン、ユナイテッドテクノロジーズも軟調。一方、ファイザー、コカコーラ、
 ベライゾンが上昇。
 
 ナスダックも下落。IT・ハイテク株は堅調な動きが続き、序盤はプラス圏で推移
 していたものの、次第に利益確定の動きが強まった。アップル、アルファベット、
 エヌビディアが上昇した一方、テスラ、AMDが利益確定売りに押された。
 アパレルのアーバン・アウトフィッターズが下落。年末商戦の業績を公表しており
 嫌気されている。同社の主力ブランドである「アンソロポジー」のプロモーション
 活動を活発化させたことによるコスト増で、粗利益率に予想以上に圧力がかかった。 
 KBホームが下落。9-11月期決算を発表しており、1株利益は予想を上回った
 ものの、売上高が予想を下回ったことが嫌気されている。カルフォルニアの山火事が
 
 一部売上高に影響したとしている。
 OEMメーカーやソフトウエア出版社向けにITサプライチェーン・サービスを展開
 しているシネックスが上昇。9-11月期決算を発表しており、1株利益、売上高共
 予想を上回った。12-2月期についても、予想を上回る見通しを示している。
 テーマパーク運営のシックス・フラッグズ・エンターテインメントが大幅安。計画中の
 中国のテーマパークでのトラブルが収益に悪影響を及ぼしていることから、中国での
 全てのプロジェクトが中止される可能性があると警告した。
 
 レストランなどからの宅配を手掛けるグラブハブが下落。各報道が今週、同社が身売り
 を検討していると報じていた。しかし、同社はその報道を否定。
 植物ベースの代替肉を手掛けるビヨンドミートがきょうも商いを集めて続伸。
 マクドナルドによる全米での同社の代替肉採用への期待感が押し上げているようだ。
 https://fx.minkabu.jp/news/129643

4.NY市場 原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/10)
 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=59.04(-0.52 -0.87%)
 
 NY原油の期近は続落。
 アジア時間の時間外取引は弱含みで推移。欧州時間に入ると、地合いを引き締め、
 小高くなった。日中取引は昨年12月の米雇用統計が弱気の数字となり、ドル安
 となったことや、米国内の石油掘削機(リグ)数の稼働の減少など支援材料は
 あったが、米国・イラン間の緊張緩和で戻り売り圧力強く、軟調な展開となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/129646
 
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1560.10(+5.80 +0.37%)
 金2月限は反発。時間外取引では、中東情勢に対する懸念が後退したことなどを
 受けて続落となったが、下げ渋り感があり、米雇用統計待ちとなった。日中取引
 では米雇用統計が弱気の数字となったことからドル安となったことに支援され、
 買い優勢となった。米国・イラン間の緊張が根強く警戒され、堅調に推移した。
 https://fx.minkabu.jp/news/129644
 
 

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