11/20~週は、NY市場が感謝祭の祝日を挟み、ブラックフライデーに向け
期待も高まり、底堅い展開。東京市場も勤労感謝の日を挟んで、こう着感の強い
相場展開であったが、調整モードからリバウンドを感じさせる週間上昇となった。
結局、日経平均は、週間で154円上昇(↑0.69%)の22550円でした。
さて、11月第4週(11/27~12/1)主なイベントと予定は、下記1.の通り。
週末のNY市場は、感謝祭翌日という事で、短縮取引の中、買い優勢で上昇。
日経平均は、先物の動きから上昇スタートしそうで、先高観がある事から改めて
押し目買いの展開もありそうである。また、中・小型株を見直す動きも強まって
おり、良好な需給状況の中、年末高へ向けリバウンド継続を期待したい。
日経平均、11月最終週(11/27~12/1)レンジは22250円~22850円
程度を想定しています。
1.11月最終週(11/27~12/1)主なイベントと予定
11/27
日本 企業向けサービス価格
日本 DyDo 決算
米 10月新築住宅販売件数
米 サイバーマンデー
米 国債入札 2年債(260億ドル)
5年債(340億ドル)
米 NY連銀総裁、講演
11/28
日本 菱洋エレク、スリープロ 各決算
日本 クックビズ、幸和製作所、ポエック 各IPO
米 消費者信頼感指数
米 9月S&Pケースシラー住宅価格
米 パウエル次期FRB議長、指名承認公聴会
米 国債入札 7年債(280億ドル)
米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
11/29
日本 2017国際ロボット展(~12/2、東京ビッグサイト)
日本 内田洋、ラクーン 各決算
日本 トレードワークス IPO
米 第3四半期GDP改定値
米 ベージュブック(米地区連銀経済報告)
米 10月中古住宅販売成約指数
米 イエレンFRB議長、上下両院合同経済委員会で証言
米 ティファニー 決算
米 NY連銀総裁、講演
米 サンフランシスコ連銀総裁、講演
英 英首相、党首討論
11/30
日本 10月鉱工業生産指数
日本 アルチザ、ダイサン、はてな 各決算
米 10月個人所得/個人支出
米 新規失業保険申請件数(~11/25までの週)
米 11月シカゴ製造業景況指数
米 クローガー 決算
米 国債償還 2年債(259億ドル)
5年債(350億ドル)
7年債(301億ドル)
米 ダラス連銀総裁、講演
中国 11月中国製造業PMI
独 11月雇用統計
世 OPEC総会
12/1
日本 10月有効求人倍率
日本 10月完全失業率
日本 10月家計調査
日本 10月消費者物価指数
日本 日銀会合結果
日本 黒田日銀総裁、会見
日本 伊藤園、ロックフィール、ピープル 各決算
米 11月自動車販売台数
米 11月ISM製造業景況指数
米 10月建設支出
米 ビッグ・ロッツ 決算
米 ダラス連銀総裁、講演
米 セントルイス連銀総裁、講演
米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
中国 11月財新製造業PMI
EU 11月ユーロ圏製造業PMI
2.NY市場、為替/債券 各結果(11/24)
ロンドン市場に続いてユーロ買いが主導する展開となった。1.19の大台
に乗せたことでポジション調整の動きが加速。1.1944までと、ユーロ買い
の動きが加速した。
このところのユーロの最大の懸念材料であった独政局にかなり前向きな
話が広がってきたということでユーロ買いの動きは来週にかけてさらに
強まる可能性も。
ユーロは対円でも買いが入る展開。米株がしっかりとなったことも好感
しユーロ円、ポンド円などの買いが目立った。
ドル円はクロス円の買いに支えられ、111円台半ば超え。ロンドン市場に
つけた高値を超えて、111円62銭まで。高値を付けた後の戻りが鈍く、
高値圏でのもみ合い。
午後に入って株式市場などがクローズすると動きを失ったが、調整は限定的。
NY原油が大きく上昇し、カナダ買いに。NY原油は来週のOPEC総会を前に、
ロシアとOPECが延長の枠組みで合意と報じられ、大きく上昇、終値ベース
で1.6%高まで上値を伸ばす展開となった。非公式会合の関係者が匿名を
条件にメディアに伝えたもの。
来週30日に行われるOPEC総会での延長決定に向けて月曜日から各国要人が
総会が開かれるウィーンに入り調整を行うとみられている。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=402700
米国債利回り
2年債 1.744(+0.018)
10年債 2.342(+0.023)
30年債 2.764(+0.025)
期待インフレ率 1.868(-0.004)
※期待インフレ率は10年債で算出
短縮取引となった25日のNY債券市場。10年債利回りは一時2.35%
まで回復。14日に2.4126%と2.4%をしっかり超えてから、一転して
2.31%台まで下落したあと、レンジ取引が続く中でのレンジの中程の
水準。感謝祭のお休み前にはレンジの下限である2.32%割れを再び
試していただけに、やや戻したという印象に。
もっとも、ロンドン市場で上昇し、NY朝もいったん上値を試した後、NY
市場ではやや調整という印象。取引が少なく、様子見ムードの中、勢いの
ある展開にはならず。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=402697
3.NY株式市場 結果(11/24)
NY株式24日
ダウ平均 23557.99(+31.81 +0.14%)
ナスダック 6889.16(+21.80 +0.32%)
CME日経平均 22655 (大証比:+75 +0.33%)
25日のNY株式市場は、アジア、欧州と株式市場が比較的堅調な推移を
見せたことを受けて、しっかりの展開となった。
感謝祭翌日ということで、短縮取引となり、参加者も少ない中で、買いが
優勢に。
感謝祭前にいったん調整が入ったことで、買われやすくなった面も。
来週のOPEC総会を前にNY原油が大きく上昇していることを好感し、
シェブロン、エクソンモービルといった石油メジャーが堅調。ジョンソン
アンドジョンソンやビザなども強い。
ナスダックも小反発。ブラックフライデーを迎えて小売に意識が強まる中で、
アマゾンが大きく上昇している。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=402694
4.NY市場、原油先物1月限/金先物12月限 各結果(11/24)
NY原油先物1月限(WTI)
1バレル=58.95(+0.93 +1.60%)
NY原油は続伸。引き続き月末の石油輸出国機構(OPEC)総会での産油国の
協調減産の期間延長期待や、米国のキーストーン・パイプラインの原油漏
えい事故後の操業停止による供給懸念が買い材料となり上値を追う展開。
直近高値の更新が続いていることで、テクニカル面からの買いも入りやす
くなった。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=402696
NY金先物12月限(COMEX)
1オンス=1287.30(-4.90 -0.38%)
金12月限は、反落。ドル安となったが、米税制改革法案の協議などを控えて
利食い売りが出たことを受けて上げ一服となった。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=402695
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