携帯電話大手3社の2017年9月中間連結決算が6日、出そろった。スマート
フォンを中心に本業の通信事業が堅調で、3社とも増収を確保。KDDIは営業
利益、純利益を含め過去最高だった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171106-00000109-jij-bus_all
一方、ソフトバンクGは一時的なデリバティブ損失で、純利益は減益となった。
ソフトバンクGは、米携帯子会社スプリントの業績回復や、投資先の評価益が
営業利益を押し上げた。だが、前年同期に計上した中国電子商取引大手で
あるアリババ株式の売却益の反動や、関連する一時的なデリバティブ損失に
より、純利益は86.8%の大幅減だった。
KDDIは、インターネット接続大手ビッグローブの買収効果に加え、傘下の
格安スマホ事業も好調。NTTドコモは光回線とのセット割引などが堅調で、
増収を確保したが、携帯電話の割安な新プランが収益の下押し要因となった。
決算結果より、スプリントとT-Mobileの合併期待で上げてきただけに、白紙
に戻り、短期的に嫌気売りが明日も出る様な気がします。成長性はあるから
調整した所を拾う(明日以降)のも戦術でしょうか。
さて、日経平均は小幅続伸して、9円高の22548円大引けでした。
(出来高 概算19.3億株の商いでした。)
週末NY市場、底堅く上昇し終了。先物が22600円台で、これにサヤ寄せ
する格好からスタート。一時上げ幅を広げる場面も、ソフトバンク軟調推移で
相場の重石でジリジリ値を下げ、マイナス圏になるも、何とかプラス圏で終了。
日経平均は、続伸したが、膠着感の強い相場展開であった。ボリンジャーバンド
+1σ~+2σレンジで、切り上がる+2σに添って推移しています。過熱感が
意識される中、底堅い動きになりそうである。
注目のNY市場、新規の手掛かり材料に欠ける中、もみ合いスタートです。
ただ、企業業績への期待から底堅い終了を想定したい。
明日の日経平均は、下ひげ陽線を想定したいが、先物は、どう動くでしょうか。
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