11/6~週は、NY市場が週末にかけ、トランプ税制改革への期待が薄れて
法人減税の19年への先送りが盛り込まれた。前半に好調だった株式市場が
後半に、利益確定売りに押された。
その流れを受け、東京市場は、円安/ドル高の動きが一服し、調整ムードに。
それでも、日経平均は9週連続で上昇した。
結局、日経平均は、週間で142円上昇(↑0.63%)の22681円でした。
さて、11月第3週(11/13~11/17)主なイベントと予定は、下記1.の通り。
週末のNY市場は、小幅下落であったが、先物が軟調であったため、日経平均は
下落からスタートしそうである。ただ、国内決算がピークを過ぎましたが、国内の
好決算企業が続出して、EPSも上昇して、ここからの大きな下げは、業績を反映
すると、限定的と捉えたい。
日経平均は、11/9の乱高下によって、週明け方向感の掴みづらい相場展開に
なるも、業績相場と診ると、中・小型株の業績好調な出遅れ株がおもしろそう。
日経平均、11月第3週(11/13~11/17)レンジは22400円~23200円
程度を想定しています。
1.11月第3週(11/13~11/17)主なイベントと予定
11/13
日本 国内企業物価指数
日本 黒田日銀総裁、講演
日本 住友ベ、東和薬品、ホトニク、ソニーF、楽天、THK、みずほ、T&DHD 各決算
米 米財政収支
世 OPEC月報
11/14
日本 黒田日銀総裁、イエレンFRB議長、ドラギECB総裁、カーニー英中銀総裁、
他 シカゴ連銀総裁 パネル討論会出席
日本 鹿島、大塚HD、DIC、あいHD、昭電工、電通、日ペ、出光、郵政、サイバダイン
アマダHD、東京精、三住トラスト、住友不、三菱UFJ、三井住友 各決算
米 10月生産者物価指数
米 ホーム・デポ 決算
米 アトランタ連銀総裁、講演
米 セントルイス連銀総裁、講演
中国 10月小売売上高
中国 10月鉱工業生産指数
独 GDP速報値
独 11月ZEW景況感指数
EU ユーロ圏鉱工業生産指数
11/15
日本 第3四半期GDP速報値
日本 10月訪日外国人客数
日本 JRE、日賃貸、積ハウスレジ 各決算
日本 シー・エス・ランバー新規上場
米 10月小売売上高
米 10月消費者物価指数
米 11月NY連銀製造業景況指数
米 ターゲット、ネットアップ 各決算
米 国債償還 3年債(260億ドル)
10年債(276億ドル)
11/16
米 10月鉱工業生産
米 10月設備稼働率
米 ウォルマート・ストアーズ、シスコシステムズ、アプライド・マテリアルズ
ベストバイ、バイアコム 各決算
米 ブレイナードFRB理事、講演
米 アトランタ連銀総裁、講演
米 ダラス連銀総裁、講演
米 クリーブランド連銀総裁、講演
米 サンフランシスコ連銀総裁、講演
豪 10月雇用統計
英 10月小売売上高
11/17
日本 東京海上、SOMPOHD、MS&AD 各決算
米 10月住宅着工件数
米 ギャップ 各決算
米 サンフランシスコ連銀総裁、会見
EU ドラギECB総裁、講演
2.NY市場、為替/債券 各結果(11/10)
今日のNY為替市場は、113円22銭まで下落後、113円59銭まで上昇し、113円
55銭で引けた。
米国の11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に悪化したことに
失望しドル売りが優勢となった。しかし、指数の期待インフレ率の上昇や根強い
税制改革案への期待に、米債利回りが上昇したため下値は限定的となった。
ユーロ・ドルは、1.1640ドルから1.1678ドルまで上昇し、1.1660ドルで引けた。
ユーロ・円は、132円04銭から132円51銭へ上昇。ポンド・ドルは、1.3179ドル
から1.3230ドルまで上昇した。英国の欧州連合(EU)離脱協議の進展を好感した
ポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは、0.9932フランへ下落後、0.9968
フランへ上昇した。 https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20171111-00934004-fisf-market
債券市場が休場(ベテランズ・デーの振替休日)
3、NY株式市場 結果(11/10)
10日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は39.73ドル安の23422.21、ナス
ダック0.89ポイント高の6750.94で取引を終了した。
本日はベテランズ・デーの振替休日で債券市場が休場となり、株式相場も終日
閑散取引となった。さらに税制改革案を巡る上下院の違いから年内の同法案
成立に懐疑的な見方が広がっており、投資家心理の悪化が相場の上値を抑えた。
セクター別では、食品・生活必需品小売やメディアが上昇する一方でヘルスケア
機器・サービスや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
アマゾン(AMZN)による医療分野への進出に関するアナリストレポートを受けて、
バクスターインターナショナル(BAX)やメドトロニック(MDT)、医療保険のヒューマナ
(HUM)など医療関連銘柄が軒並み下落。一方で、百貨店のJCペニー(JCP)は売上
高が予想を上振れたほか、赤字幅の縮小が好感され、大幅上昇。半導体のエヌビ
ディア(NVDA)は1株利益が予想上限を上回り、堅調推移となった。
中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は中国の「独身の日(11月11日)」
セールでの売上が1時間で86億ドルに達した。複数のアナリストは昨年の過去最高
額を上回ると予想している。 https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20171111-00934004-fisf-market
4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(11/10)
NY原油先物12月限(WTI)
1バレル=56.74(-0.43 -0.76%)
NY原油は期近が反落。ベテランズデー(退役軍人の日)の振り替え休日にあたり、
見送りムードが強いなか、序盤から時間外取引で小安くなった流れを引き継いだ。
ドルは対ユーロで弱含みで推移したが、米株式市場が売り先行、石油製品相場も
売り先行、米ベーカーヒューズ社が発表した米国内の稼働中の原油のリグ(掘削
装置)が増加となるなど、弱材料が多く、利食い売りを含め、買い方の玉整理が
先行した。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=400544
NY金先物12月限(COMEX)
1オンス=1274.2(-13.3 -1.1%)
金12月限は反落。時間外取引では小安く推移。日中取引開始後も戻り鈍くジリ安
となった。この日はベテランズ―(退役軍人の日)の振り替え休日となり、見送り
姿勢をとる投資家が多いなか、中盤に下げ足を速めた。1280ドル割れとなり、
1273.6ドルまで下落。米長期金利の上昇で手じまい売り先行ムードとなり、
戻りは限定的となり、2ケタ安。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=400543
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